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Googleの検索順位が動く3つの要因|平均掲載順位での切り分け方

Googleの検索順位が動いたときは、ページを直す前に、Search Consoleで順位が下がり始めた日と、下がったクエリやページの範囲を確かめることをおすすめします。下がり始めた日をGoogleの更新の時期と自サイトを変えた日に重ね、どちらにも重ならなければ競合のページの変化を疑います。2位から4位ほどの小さな下落なら、Googleも成果の出ているページを大きく書き換えないよう勧めています。

Search Consoleの平均掲載順位の折れ線グラフで順位が下がり始めた日に印が付き、その日付を「Googleの更新の時期」「競合のページ」「自サイトの変更の記録」の3枚のカードと見比べている担当者の図。

「検索順位が下がったのは、Googleのアップデートのせいだろう」。Googleが年に数回、検索のシステムに大規模な変更を加えると公表しているため、順位が下がるとまず更新を疑いがちです。

ところが、順位は、競合のページが自サイトより上に入ったときや、自サイトのURLやタグを変えたときにも動きます。原因は、順位が下がり始めた日と範囲で切り分けます。

本記事では、検索順位が決まる仕組みから、順位が動く3つの要因、平均掲載順位の見方、原因を調べる手順まで、SEO対策を請け負う会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • Googleの検索順位は、検索のたびに複数のシグナルで決まり、固定されない
  • 順位が動く要因は、Googleの更新、競合のページの変化、自サイトの変更の3つに分けられる
  • 3つの要因は、下がり始めた日と、下がったクエリやページの範囲で見分ける
  • 平均掲載順位は、表示されるクエリが増えたり減ったりするだけでも動く
  • 2位から4位ほどの小さな下落なら、成果の出ているページを大きく書き換えない

Googleの検索順位が決まる仕組み

Googleの検索順位は、検索のたびに、Googleのランキングシステムが多くのシグナルを使って決めています。Googleが主なシグナルとして挙げているのは、次の5つです。

  • 検索クエリの意味
  • コンテンツの関連性
  • コンテンツの質
  • コンテンツのユーザビリティ
  • コンテキストと設定

シグナルごとの重みは、検索クエリの性質で変わります。最新のニュースを探す検索では、辞書の定義を探す検索よりも、コンテンツの新しさが重く見られます。同じ言葉で検索しても、検索した人の場所や設定によって表示される結果は変わります。

Googleの検索順位は、一度決まっても固定されません。Webには新しいページや更新されたページが加わり続けるため、検索結果はもともと流動的だとGoogleは説明しています。シグナルごとの中身は、Googleアルゴリズムの仕組み|順位が決まる工程と下落時の切り分けで扱っています。

Google によるランキング結果の決定方法 - Google 検索
意味、関連性、品質などの主要な要素を使用して Google がウェブサイトをランク付けする仕組みを説明します。
🌐 www.google.com
外部リンク

※ 出典:Google 検索「Google によるランキング結果の決定方法」

Googleの検索順位が動く3つの要因

Googleの検索順位が動く要因は、次の3つに分けられます。

  • Googleのアルゴリズムの更新
  • 競合のページの変化
  • 自サイトの変更

3つの要因は、順位が下がり始めた日と、下がったクエリやページの範囲に違いが出ます。

このほか、Googleの手動による対策や、サイトの改ざんなどのセキュリティの問題でも、順位や検索からの訪問が下がることがあります。手動による対策とセキュリティの問題は、Search Consoleのそれぞれのレポートで確かめられます。

Googleの検索順位が動く3つの要因ごとに、下がり始めた日と下がった範囲の違いを並べた図

Googleのアルゴリズムの更新

Googleのアルゴリズムの更新は、Googleが検索のシステムに加える変更です。年に数回行う大規模な変更を、Googleはコアアップデートと呼び、特定のサイトやページを狙ったものではないと説明しています。

更新による変動は、更新の期間の中で始まります。変更が広い範囲に及ぶため、複数のページやクエリで同じ時期に順位が動くことが多いはずです。

更新の時期は、Google 検索ステータス ダッシュボードの履歴に、開始日と期間が載っています。2026年は3月27日と5月21日にコアアップデートが始まり、完了までに11日から12日かかりました。日時は米国太平洋時間で書かれているため、日本時間では日付が1日ずれることがあります。

更新で大きく落ちたページの見直し方は、コアアップデートの仕組みと影響|順位が落ちたときの確かめ方と直し方で扱っています。

競合のページの変化

競合のページの変化は、ほかのサイトのページが新しく公開されたり書き直されたりして、自サイトより上に入ることで順位が動く要因です。自サイトが何も変えていなくても、上に入るページが増えれば順位は下がります。

競合の変化による下落は、多くは特定のクエリで起き、更新の期間にも自サイトを変えた日にも重なりません。2位から4位のような小さな下落では、表示回数はほとんど変わらないまま、クリック数だけが大きく減ることがあります。

どのページが上に入ったかは、Search Consoleには表示されません。下がったクエリで実際に検索して確かめます。

自サイトの変更

自サイトの変更は、URLの変更やnoindexタグ(検索結果に出さないための指示)の付け間違いなど、自分で加えた変更で順位が動く要因です。順位は変更した日より後に下がり始め、変えたページや同じテンプレートを使うページに絞られて動きます。

変更から日をおいて、ゆるやかに下がるケースは見落とされがちです。noindexタグの付け間違いは、Googleがページをクロールした順に反映されるため、急ではなくゆるやかに表示が減ります。URLを変えた場合も、Googleがページをクロールし直してインデックスに登録し直すまで、順位が動くことがあります。

自サイトを変えた日の記録が無いと、変更による下落は見分けられません。ページの公開や書き直し、設定の変更をした日を、表計算ソフトなどに残しておきます。

平均掲載順位を読むときの3つの注意点

Search Consoleの平均掲載順位は、検索結果に自サイトが表示されたときの最上位の順位を、表示されたすべての検索で平均した数字です。ある検索で自サイトのページが2位と4位と6位に出たら2位、別の検索で3位と5位と9位に出たら3位と数え、2つの平均は2.5位になります。

Search Consoleの平均掲載順位の計算方法を、2つの検索の例で示した図

Googleは、掲載順位の数字だけで判断せず、時間を追った変動、特に突然の変動を見るよう勧めています。読むときの注意点は3つです。

クエリの増減による平均の変化

サイト全体の平均掲載順位は、どのクエリの順位も下がっていなくても動きます。20位台など低い順位で表示されるクエリが新しく増えると、平均の数字が大きくなるからです。反対に、低い順位で表示されていたクエリが表示されなくなると、平均の数字は小さくなります。

Web担当者Web担当者

サイト全体の平均掲載順位が、先月の12位から15位に下がりました。記事を直したほうがいいですか?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

直す前に、クエリのタブで先月と比べてください。主なクエリの順位が変わらず、表示回数が増えているなら、新しく低い順位で表示され始めたクエリの分だけ、平均の数字が大きくなっています。その場合、直す記事はありません。

自分で検索した順位とのずれ

平均掲載順位と、自分で検索して見た順位は、一致しないことがあります。平均掲載順位はすべての検索の平均で、1回ごとの順位は検索履歴や場所によって平均と違ってくるためです。順位を調べるほかの方法は、Google検索で順位を調べる方法|表示の仕組みと数字の読み方で扱っています。

表示されなかった検索の扱い

平均掲載順位には、表示されなかった検索の順位は入りません。検索結果が3ページあって利用者が1ページ目しか見なかった場合、2ページ目以降に出たページの順位はその検索では記録されないと、Googleは説明しています。

そのため、見られない位置まで順位が下がった検索が増えると、平均掲載順位があまり動かないまま、表示回数が減ることがあります。検索する人が減ったときも、表示回数は減ります。順位が下がったのか、検索する人が減ったのかは、Googleトレンドで同じクエリの検索の増減を見ると見分けられます。

表示回数、掲載順位、クリック数とは - Search Console ヘルプ
このページでは、Search Console(特にパフォーマンス レポート)で使用される表示回数、掲載順位値、クリック数のデータについて説明します。 ここで説明するヒューリスティクス(カルーセル内の項目の表示要件、掲載順位の番号付けなど)は将来変更される可能性があります。
🌐 support.google.com
外部リンク

※ 出典:Search Console ヘルプ「表示回数、掲載順位、クリック数とは」

順位が動いた原因を調べる5つの手順

順位が動いた原因は、下がった時期と範囲を決めてから、自サイトの変更、Googleの更新、競合のページの順に見比べて調べます。自サイトの変更から見るのは、変更の記録が手元にあり、原因であれば自分で元に戻せるからです。

順位が動いた原因を、時期と範囲の特定から対応の判断まで5つの手順で調べる流れ図

5つの手順は、次のとおりです。

1
STEP
下がった時期と範囲の特定

Search Consoleの検索パフォーマンス レポートで、日付のフィルタを「過去16か月」にし、前の年の同じ時期にも同じ下がり方をしていないかを見ます。グラフの上の「平均掲載順位」を押すと、順位の推移も線で表示されます。続いて「比較」のタブで直近の3か月を前の期間と比べ、クエリやページ、デバイスなどのタブで、変化が出ている場所を確かめます。

2
STEP
自サイトを変えた日の確認

下がり始めた日の前に、URLやテンプレート、タグを変えていないかを、変更の記録で確かめます。サイト全体が下がっているならページのインデックス登録レポートを開き、一部のページだけならURL検査ツールで下がったページを調べます。

3
STEP
Googleの更新の時期の確認

Google 検索ステータス ダッシュボードで、下がり始めた日が更新の期間に入っているかを見ます。入っていたら、更新が完了してから1週間以上待ち、更新が始まる前の1週間と直近の1週間を比べます。

4
STEP
上に入ったページの確認

自サイトを変えた日にも更新の期間にも重ならないクエリは、Googleで実際に検索し、自サイトのページより上に入ったページを見ます。上のページだけが答えている問いを、自サイトのページに書き足す候補にします。

5
STEP
下がった幅による対応の判断

2位から4位のような小さな下落なら、成果の出ているページを大きく書き換えません。4位から29位のような大きな下落が続くなら、個々のページだけでなく、サイト全体が利用者の役に立つ内容になっているかを見直します。

サイト全体の順位が急に下がり、自サイトを変えた日にも更新の期間にも重ならないときは、Search Consoleの手動による対策レポートと、セキュリティの問題レポートを開きます。直すか待つかの目安は、SEOの順位変動が起きる原因|動くべき変動と待つ変動の見分け方で扱っています。

Google 検索トラフィックの減少をデバッグする | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
検索トラフィックが減少する原因はいくつかあります。トラフィックが減少する原因を調査し、解決する方法をご覧ください。
🌐 developers.google.com
外部リンク

※ 出典:Google検索セントラル「Google 検索トラフィックの減少をデバッグする」

下がり始めた日と範囲を見ても、要因を絞り込めないときは

Writers-hubの滋賀のSEO対策では、1か月目にサイトの現状を分析して設計し、2か月目から実行に移ります。オンラインで全国に対応しており、彦根市とその周辺は訪問もできます。

Googleの検索順位のよくある質問

Googleの検索順位について、よくある2つの質問に答えます。

広告を出すと検索順位は上がる?

広告を出しても、Googleの検索順位は上がりません。Googleは、検索結果は広告の購入に左右されず、お金を払った広告主のランキングを特別に扱うこともないと説明しています。広告には「スポンサー」などのラベルが付き、検索結果とは別に表示されます。

直した後、順位はいつ戻る?

直した効果が順位に出るまでには、数日から数か月かかります。Googleは、数週間待ってからSearch Consoleで分析し直すよう勧めています。URLを変えた場合は、Googleが変更に気づくまでに、中規模のサイトで数週間、大規模なサイトではさらに長くかかることがあります。

数か月たっても戻らないときは、次のコアアップデートまで待つ必要があるかもしれないと、Googleは書いています。直しても順位が戻る保証は無いことも、Googleは明記しています。

Google 検索のコア アップデート | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
コア アップデートの仕組みと、コンテンツの評価および改善の方法について説明します。
🌐 developers.google.com
外部リンク

※ 出典:Google検索セントラル「Google 検索のコア アップデートとウェブサイト」

まとめ|順位の変動は下がり始めた日と範囲で切り分ける

Googleの検索順位は、Googleのアルゴリズムの更新、競合のページの変化、自サイトの変更の3つで動きます。Search Consoleで下がり始めた日と範囲を確かめ、下がり始めた日を、自サイトを変えた日とGoogleの更新の期間に重ねると、要因を切り分けられます。

平均掲載順位は、表示された検索ごとの最上位の順位の平均です。サイト全体の数字が動いたら、クエリとページに分けて見ます。小さな下落では成果の出ているページを書き換えず、大きな下落が続くときにサイト全体を見直します。

私たち合同会社Writers-hubは、「滋賀のSEO対策」として、オンラインで全国の会社のSEO対策を請け負っています。

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滋賀のSEO対策は、月額20万円〜(税別・6か月〜)です。1か月目に現状の分析と設計を行い、2か月目から実行に移り、毎月の報告と見直しを行います。オンラインで全国に対応し、彦根市とその周辺は訪問もできます。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。