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再検索キーワードとは?調べ方と、キーワード選定や見出しにどう反映するか

再検索キーワードは、見出しに並べる前に、その語で検索した上位10件が元のキーワードと重なるかを確かめることをおすすめします。重なる語は同じ記事のサブキーワードにして問いの形の見出しに書き換え、重ならない語は別の記事のメインキーワード候補に回します。

検索結果ページの下部に並んだ再検索キーワードを、担当者が同じ記事の見出しに入れる語と別の記事に回す語に振り分けている図。

「再検索キーワードを調べたら、出てきた語を全部見出しに入れればよさそう」。調査ツールに語を入力すると再検索キーワードが一覧で返ってくるため、一覧の語を見出しに並べれば作業が終わるように見えます。

ところが、再検索キーワードには、元のキーワードと同じ記事で答える語と、別の記事で答えたほうがよい語が混ざっています。同じ記事の見出しに入れるのは、上位10件が元のキーワードと重なる語です。

本記事では、再検索キーワードの意味と調べ方から、メインキーワードとサブキーワードへの振り分け、見出しへの反映まで、記事制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 再検索キーワードは、Googleが「関連検索」と呼ぶ、ほかの人が元のキーワードに関連して検索した語を指す
  • 調べるときは、読者に近い端末と言語で検索し、日付と一緒に書き出す
  • 上位10件が元のキーワードと重なる語はサブキーワードにし、重ならない語は別の記事のメインキーワード候補に回す
  • サブキーワードは、語をそのまま貼らず、検索した人の問いに書き換えて見出しにする

再検索キーワードとは

再検索キーワードとは、検索結果ページに並ぶ、ほかの人が元のキーワードに関連して検索した語のことです。SEOの実務での呼び方で、画面では「他の人はこちらも検索」などの見出しの下に並びます。

検索結果ページの下部に、元のキーワードに関連する再検索キーワードが並んでいる様子を示した図

Google検索セントラルの「Google 検索の視覚要素ギャラリー」は、検索結果ページに並ぶ再検索キーワードの集まりを「関連検索グループ」と呼んでいます。関連検索は、元のクエリと、ほかの人が検索した別の項目をもとに自動で作られます。

視覚要素ギャラリーでGoogleは、関連検索に何が表示されるかをサイト側で制御することはできないとしています。そのうえで、サイトでどんなトピックを作るかを考えるときは、関連検索クエリに注目するとよいと書いています。再検索キーワードは、記事で答える問いを決める材料です。

Google 検索の視覚要素ギャラリー | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
Google 検索の最も一般的な UI 要素に関するイラスト付きガイドをご確認ください。要素の外観と要素の名前を示し、各要素向けにウェブサイトを最適化できるかどうかについて説明します。
🌐 developers.google.com
外部リンク

※ 出典:Google 検索セントラル「Google 検索の視覚要素ギャラリー」

再検索キーワードは、検索窓に入力している途中で出るサジェストとは別のものです。サジェストや共起語との違いは、Google関連キーワードとは?仕組みと調べ方から記事での使い方まで解説で解説しています。

再検索キーワードの調べ方

再検索キーワードは、元のキーワードでGoogle検索し、結果のページに並んだ語を書き出して調べます。候補のキーワードが多く、1語ずつ検索すると時間がかかるときは、ツールでまとめて取得します。

検索結果ページでの確認

検索結果ページで確かめるときは、記事の読者が使う端末と言語に合わせて検索します。Googleは視覚要素ギャラリーで、検索結果に表示される内容は、パソコンとスマートフォンのどちらで検索したか、どの国にいるか、どの言語で検索したかなどによって変わると説明しています。

表計算ソフトには、次の4つの項目を書き出します。

  • 元のキーワード
  • 調べた日付
  • 検索に使った端末
  • 並んだ再検索キーワード

日付を残しておくと、リライトの前に調べ直したときに、並ぶ語が変わったかを見比べられます。

ツールでの一括取得

ツールで一括取得するときは、元のキーワードの次に調べられている語を一覧にする機能を使います。ラッコキーワードでは、「潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)」という機能で、再検索キーワードの一覧を出せます。

再検索キーワードを振り分ける4つの手順

再検索キーワードを使ったキーワード選定では、その語で検索した上位10件が元のキーワードと重なるかで、同じ記事のサブキーワードにするか、別の記事のメインキーワード候補にするかを決めます。

再検索キーワードを、上位10件の重なりでサブキーワードと別の記事のメインキーワード候補に振り分ける流れ図

語の見た目が似ていても、検索した人が同じ答えを求めているとは限りません。上位10件に同じページが多く並ぶ語どうしなら、1本の記事で両方の検索に答えられると判断できます。

1
STEP
再検索キーワードの書き出し

元のキーワードの検索結果に並んだ再検索キーワードを、表計算ソフトの1列に書き出します。この時点では語を見出しに当てはめず、すべてを候補として残します。

2
STEP
上位10件の比較

再検索キーワードを1つずつGoogleで検索し、広告を除いた上位10件のURLを、元のキーワードの上位10件と比べます。数えるのは、同じURLが何件あるかです。

3
STEP
別の記事のメインキーワード候補への振り分け

同じURLが多い語は、元のキーワードと同じ記事で答えるサブキーワードにします。ほとんど重ならない語は、別の記事のメインキーワード候補として記事の一覧に回します。自社にその語に答える記事がすでにあるなら、新しい記事は書かず、既存の記事に任せます。何件重なれば同じ記事にするかの目安は、キーワードをグループ化する方法|検索結果の重なりで1記事にまとめるで解説しています。

4
STEP
メインキーワードの決定

元のキーワードと、同じ記事にまとめた再検索キーワードのうち、検索ボリュームが最も大きい語をメインキーワードにして、タイトルに入れます。再検索キーワードのほうが元のキーワードより検索ボリュームが大きいときは、メインキーワードを再検索キーワードに替えます。

たとえば、2026年10月19日に「再検索キーワード」「再検索キーワード 調べ方」「再検索キーワード ツール」の日本語の検索結果を取得して比べると、後の2語はどちらも、上位10件のうち8件が「再検索キーワード」と同じページでした。調べ方とツールの2つの問いには、「再検索キーワード」の記事の中の見出しで答えられます。

Web担当者Web担当者

再検索キーワードを1つずつ検索して比べるのは手間がかかります。語の見た目が近ければ、同じ記事に入れてもよいのではないですか?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

語の見た目が近くても、上位に並ぶページが違う語はあります。上位が重ならない語を同じ記事に入れると、別の問いに答える見出しが増え、元のキーワードへの答えが記事の後ろへ下がります。比べる語は、元のキーワードの検索結果に並んだものに限られます。

別の記事に回した再検索キーワードは、元のキーワードで検索した人が、あわせて調べている疑問です。別の記事を公開したら、元の記事の中で、別の記事が答える疑問を読者が持つ段落から内部リンクを張ると、読者は検索し直さずに次の答えへ進めます。既存の記事に任せた語も、同じように、その既存の記事へ内部リンクを張ります。

サブキーワードを見出しに反映する4つのポイント

サブキーワードにした再検索キーワードは、語をそのまま見出しに貼らず、その語で検索した人の問いに答える見出しにして反映します。

サブキーワードにした再検索キーワードを、記事のH2、H3、よくある質問に配置した構成図

語を問いの形に書き換えること

再検索キーワードは「再検索キーワード ツール」のように語を並べただけの形なので、そのまま見出しにすると、何に答える節なのかが読者に伝わりにくくなります。その語で検索した人が知りたいことを考え、「再検索キーワードを一括で集めるツール」のように、問いに答える形へ書き換えます。

書き換えた見出しの直下の1文目には、見出しが立てた問いへの答えを書きます。目次から節へ飛んできた読者は、見出しのすぐ下の1文目で答えを探すためです。

同じ問いの語を1つにまとめること

「再検索キーワード 調べ方」と「再検索キーワード 確認方法」のように、表現が違うだけで同じ答えを求める語は、1つの見出しで答えます。1語に1つの見出しを立てると、同じ答えの節が2つ並び、読者は違いを探して読み返すことになります。

答えの量で見出しの階層を決めること

再検索キーワードを見出しのどの階層に置くかは、その問いへの答えの量で決めます。たとえば「再検索キーワード」の記事で、次の3つの語をサブキーワードにしたとします。

再検索キーワードの例

答えの量

反映する場所

再検索キーワード とは

定義と表示される場所の説明に、複数の段落が要る

H2「再検索キーワードとは」

再検索キーワード ツール

調べ方の一部として、1〜2段落で答えられる

調べ方のH2の下のH3

再検索キーワード 表示されない

2〜3文で答えられる

よくある質問の1問

答えるのにH2を2つ以上使う語は、同じ記事に入れると元のキーワードへの答えが記事の後ろへ下がるため、別の記事のメインキーワード候補に戻します。

読者が疑問を持つ順に並べること

見出しの並びは、検索ボリュームの順ではなく、読者が疑問を持つ順にします。読者は元のキーワードの答えを求めて記事に来るため、元のキーワードへの答えを冒頭のH2に置き、サブキーワードの見出しはその後に並べます。

サブキーワードどうしは、「とは」「調べ方」「使い方」のように、前の見出しの答えを知った読者が次に持つ疑問の順に並べます。

振り分けた再検索キーワードを、記事を書くたびに見出しへ落とし込めていますか

再検索キーワードの振り分けと見出しづくりは、記事を1本書くたびに必要になります。合同会社Writers-hubは、累計8,000記事以上を制作してきました。社内で続けるのが難しいときは、記事コンテンツの制作支援のページをご覧ください。

再検索キーワードでよくある質問

再検索キーワードについて出やすい質問は、次の3つです。

再検索キーワードが表示されないときは?

再検索キーワードが表示されないときは、元のキーワードが2語以上なら語を1つ減らして検索し、並んだ語を確かめます。関連検索はほかの人が検索した項目をもとに自動で作られるため、検索する人の少ない語では並ばないことがあると見ています。

再検索キーワードはいつ調べ直す?

再検索キーワードは、記事をリライトする前に調べ直します。関連検索はほかの人が検索した項目をもとに自動で作られるため、公開前に書き出した語が今も並んでいるとは限りません。新しく並んだ語は、上位10件を元のキーワードと比べてから、見出しに加えるかを決めます。

反映できたかはどう確かめる?

反映できたかは、Search Consoleの検索パフォーマンスで確かめます。ページのタブで記事のURLを選んでからクエリのタブに切り替えると、その記事が表示された検索クエリと、それぞれの表示回数が分かります。平均掲載順位は、グラフの上にある「平均掲載順位」を選ぶと表に加わります。

表示回数があるのに平均掲載順位が低いサブキーワードは、その語に答える見出しの本文に、上位10件のページが答えている内容が足りているかを見直します。

※ 出典:Search Console ヘルプ「検索パフォーマンス レポート(検索結果): 概要と基本設定」

まとめ|再検索キーワードは見出しに並べる前に振り分ける

再検索キーワードは、検索結果ページに並ぶ、ほかの人が元のキーワードに関連して検索した語で、Googleは「関連検索」と呼んでいます。読者に近い端末と言語で検索し、日付と一緒に書き出して調べます。

書き出した語は、上位10件が元のキーワードと重なるかで、サブキーワードと別の記事のメインキーワード候補に振り分けます。同じ記事にまとめた語の中で、検索ボリュームが最も大きい語がメインキーワードです。

サブキーワードは、次の4つのポイントを押さえて見出しに反映します。

  • 語を問いの形に書き換える
  • 同じ問いの語を1つの見出しにまとめる
  • 答えの量で見出しの階層を決める
  • 読者が疑問を持つ順に並べる

私たち合同会社Writers-hubは、累計8,000記事以上を制作してきました。代表がこれまでに育てたライターは200人以上です。

再検索キーワードから見つけた別の記事の候補を、書き進める人手はありますか

別の記事に回した再検索キーワードは、そのまま次に書く記事の一覧になります。一覧はあっても書く人手が足りないときは、記事コンテンツの制作支援のページからご相談ください。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

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