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サジェストキーワードの調べ方|取得した候補を検索意図から絞り込む

サジェストキーワードは、取得した一覧を検索数の順に使うより、候補に付いた語から検索意図を読み、意図ごとに絞り込んでから使うキーワードを決めることをおすすめします。サジェストの並び順は検索数の順とは限らず、一覧には自社のページで答えない意図の候補も混ざるためです。

検索窓の下に並んだサジェストの候補が、付いた語ごとに4つの箱へ仕分けられ、担当者が記事で使うキーワードを選んでいる図。

「サジェストキーワードは、ツールで一覧を出したら、検索数の多い順に記事にしていけばよさそう」。ツールに語を1つ入れるだけで候補が一覧になり、ツールによっては月間検索数で並べ替えもできるため、調べる作業は一覧を出したところで終わりだと思われがちです。

ところが、サジェストの並び順は検索数の順とは限らず、一覧には答える内容の違う候補が混ざっています。取得したサジェストは、検索意図の確認から順に絞り込んで使います。

本記事では、サジェストキーワードの調べ方から、取得した候補を記事で使うキーワードに絞り込む手順まで、サジェストを記事の企画に使う制作側の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • サジェストは、ログインしていないブラウザの検索窓で確かめ、一覧が要るときはツールで取得する
  • 候補の並び順は検索数の順とは限らないため、絞り込みは検索意図の確認から始める
  • 意図が読めない候補は検索結果の上位10件で確かめ、自社で答えられない意図を外す
  • 上位10件がほぼ同じ候補は1本の記事にまとめ、検索数でメインキーワードを決める

サジェストキーワードを調べる2つの方法

サジェストキーワードは、Googleの検索窓に語を入れて候補を見る方法と、ツールで候補をまとめて取得する方法の2つで調べられます。数件の候補を見るなら検索窓、記事の企画のために候補を一覧にするならツールが向いています。

検索窓に語と空白を入れて候補を見る方法と、ツールで候補を一覧にする方法を並べた図

検索窓への手入力

検索窓への手入力では、ログインしていないブラウザのシークレットウィンドウでGoogleを開き、調べたい語の後ろに空白を入れます。空白を入れると、調べたい語に別の語が付いた候補が並びます。

シークレットウィンドウを使うのは、Googleにログインしたままだと、自分の過去の検索をもとにした候補が混ざるためです。ただし、検索する場所による候補の違いは、シークレットウィンドウでも残ります。候補が人や場所で変わる仕組みは、Googleサジェストが表示される仕組み|SEOでの使い方と限界で解説しています。

空白の後に1文字を足すと、最初の候補に無かった候補が出ることがあります。2026年10月17日に「キーワード選定」の後に空白を入れてGoogleのサジェストを取得すると10件が出て、空白の後に「ち」を足すと、10件に無かった「チャットgpt キーワード選定」が出ました。同じ日に「か」「さ」「と」を足したときは、候補が1件も出ませんでした。

ツールでの一括取得

ツールでの一括取得では、調べたい語を1つ入れると、Googleなどのサジェストが一覧で出ます。たとえばラッコキーワードは、Google・YouTube・楽天・Amazon・Bingなどのサジェストを取得できるツールで、無料で使えます。

無料で使う場合は使用回数に制限があり、メールアドレスでラッコIDに登録すると制限が緩和されます。候補ごとの月間検索数の表示は、有料プランの機能です。

※ 出典:ラッコキーワード公式サイトのよくある質問と料金プラン(2026年10月17日時点)

1つの語から取れる候補の数や、複数の語をまとめて調べられるかでツールを選ぶ方法は、グーグルサジェストキーワード一括DLツールは使える?代わりの選び方で紹介しています。

サジェストを検索数より先に検索意図で絞る理由

取得したサジェストの絞り込みを検索意図から始めるのは、一覧の上の候補ほど検索数が多いとは限らず、検索数を見ても、候補ごとに答える内容がどう違うかは分からないからです。

Googleは、候補を選ぶときに、入力された語句と一致する一般的なクエリを探したうえで、次の4つも考慮すると説明しています。

  • クエリの言語
  • クエリが実行される場所
  • クエリで注目を集めている関心事
  • ユーザーの過去の検索

同じページの「予測入力とGoogleトレンドの違い」の項には、予測入力は単純に特定のトピックで最もよく使われるクエリを表示するものではない、とも書かれています。

Google の予測入力候補の仕組み - Google 検索 ヘルプ
予測入力は、検索キーワードの入力を高速化する Google 検索の機能です。Google の自動システムが生成する候補により、ユーザーは検索キーワードをすばやく入力して有用な結果を得られ、時間を節約できます。 予測入力候補のソース 入力を開始すると、予測入力候補に Google でこれまでに行われた実際の検索が反映されます。Google のシステムは、表示する候補を決定するために、ユーザー
🌐 support.google.com
外部リンク

※ 出典:Google 検索ヘルプ「Google の予測入力候補の仕組み」

検索数で並べ替えても、答える内容の違う候補は1つの一覧に残ります。2026年10月17日に「キーワード選定」で取得したサジェスト10件には、進め方を知りたい人の「キーワード選定 やり方」と、無料のツールを探す人の「キーワード選定 ツール 無料」が並んでいました。

サジェストを検索数の順に並べた一覧と、付いた語で検索意図ごとに分けた一覧を並べた図

付いた語で意図を先に分ければ、答えない候補をまとめて外せます。検索数を調べる候補も、外した分だけ減ります。

Web担当者Web担当者

検索数の多い候補から記事にしたほうが、早く訪問者を集められるのではないですか?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

検索数も使いますが、比べるのは絞り込みの最後です。検索数の多い候補でも、自社のページで答えられない意図なら、来た人が探している答えはページにありません。検索数は、同じ意図の候補からメインキーワードを1つ選ぶときに比べます。

取得したサジェストを絞り込む5つの手順

取得したサジェストは、付いた語での検索意図の仕分けから、検索数でのメインキーワードの決定まで、5つの手順で絞り込みます。

取得したサジェストを5つの手順で絞り込み、記事で使うキーワードを決める流れ図

付いた語での検索意図の仕分け

検索意図の仕分けでは、調べた語の後ろに付いた語から検索した人が知りたいことを読み取り、同じ意図の候補をまとめます。「キーワード選定」のサジェスト10件と、空白の後に「ち」を足して出た1件を、付いた語で分けると次のとおりです。

付いた語

読み取れる検索意図

やり方、方法、初心者

選定の進め方を知りたい

ツール 無料

無料のツールを探したい

ai、プロンプト、チャットgpt

AIを使って選定したい

リスティング広告

広告のキーワードを選びたい

seo、ブログ、無料

付いた語だけでは読み取れない

※ 2026年10月17日に取得したGoogleのサジェストです。サジェストは日によって入れ替わります。

「seo」「ブログ」は選定する場面を示すだけで、進め方とツールのどちらを探しているかは分かりません。「無料」も、無料でできる進め方なのか、無料のツールなのかが読み取れません。

検索結果での意図の確認

付いた語だけでは意図が読み取れない候補は、Googleで検索し、上位10件に並ぶページの種類で意図を確かめます。2026年10月17日に検索した上位10件では、「キーワード選定 無料」の10件はすべてツールのページかツールを紹介する記事で、「キーワード選定 ツール 無料」と10件とも同じページでした。

「キーワード選定 seo」は、10件のうち8件が「キーワード選定 やり方」と同じページでした。「無料」はツールを探す意図、「seo」は進め方を知りたい意図に入れます。

※ Googleの日本向けの検索結果から、広告を除いた上位10件を比べました。検索結果は、検索した日や場所によって入れ替わります。

答えられない意図の除外

意図ごとにまとめた候補のうち、自社のページで答えられない意図の候補は、まとめて外します。SEOの記事を書くサイトなら、「リスティング広告 キーワード選定」は外す候補です。同じ日の上位10件は、どれもリスティング広告のキーワードの選び方を説明するページで、「キーワード選定 やり方」と同じページは1件もありませんでした。

答えられるかは、その意図の上位10件と同じ問いに、自社の知識と経験で答えを書けるかで判断します。AIを使って選定したい意図も、自社でAIを使った選定を試していなければ答えを書けないため、試すまでは外しておきます。

同じ記事で答える候補のまとめ

残った候補のうち、上位10件に同じページが多く並ぶ候補どうしは、1本の記事で答えます。同じ日に検索した「キーワード選定 やり方」と「キーワード選定 方法」は、10件中9件が同じページでした。「やり方」「方法」「seo」の3つは、1本の記事で答える候補です。

反対に「キーワード選定 無料」と「キーワード選定 やり方」で同じだったページは、10件中1件もありませんでした。ツールを探す候補は、進め方の記事とは別の記事で答えます。

上位の重なりを何件から同じ記事とみなすかの目安と、表計算ソフトでの数え方は、キーワードをグループ化する方法|検索結果の重なりで1記事にまとめるで解説しています。

検索数でのメインキーワードの決定

まとめた候補ごとに、Googleキーワードプランナーで月間検索数を確かめ、最も検索数の多い候補をその記事のメインキーワードにします。キーワードプランナーはGoogle広告の中にある無料のツールで、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選ぶと、候補の一覧を読み込ませて検索数を調べられます。

キーワード候補の取得などの基本機能を使うには、Google広告のアカウントにお支払い情報を入力し、アカウントの設定を済ませておく必要があります。

キーワード プランナーを使う - Google 広告 ヘルプ
Google キーワード プランナーでは、検索キャンペーンのキーワードを調査できます。 Google キーワード プランナー ツールを使用すると、ビジネスとの関連性が高い新しいキーワードを見つけて、予測されるそのキーワードの検索数や、そのキーワード
🌐 support.google.com
外部リンク

※ 出典:Google 広告 ヘルプ「キーワード プランナーを使う」、Google「キーワード プランナー」

ℹ

キーワードプランナーのヘルプには、検索ボリュームが非常に少ないキーワードは検出と予測の対象にならないと書かれています。一方で、Googleはサジェストに実際の検索が反映されると説明しています。数字が出ない候補も、検索されていないとは限らないので外しません。

メインキーワードは記事のタイトルに入れ、同じ記事にまとめたほかの候補には、見出しや本文で答えます。

サジェストの絞り込みを、サイト全体のキーワードで回せていますか

調べる語が増えるほど、記事を書く前の、候補ごとの検索と上位10件の見比べに時間がかかります。Writers-hubの滋賀のSEO対策は、1か月目に現状の分析と設計を行い、2か月目から実行に移ります。オンラインで全国に対応しています。

サジェストキーワードの調べ方でよくある質問

サジェストキーワードを調べるときに出やすい質問は、次の3つです。

サジェストに出ない語は検索されていない?

サジェストに出ない語も、検索されていないとは限りません。Googleは、暴力やヘイトなどポリシーに反する候補を表示しない仕組みを設けていて、この仕組みによって表示されない候補もあると説明しています。サジェストに出ない語の検索数は、キーワードプランナーで確かめます。

サジェストと関連キーワードの違いは?

サジェストは、検索窓に語を入力している途中で、検索窓の下に出る候補です。関連キーワードは、検索した後の検索結果ページに、ほかの検索の候補として出る語です。関連キーワードの調べ方と記事での使い方は、Google関連キーワードとは?仕組みと調べ方から記事での使い方まで解説で紹介しています。

サジェストはいつ調べ直す?

サジェストは、新しい記事を企画するときと、公開した記事を書き直す前に調べ直します。Googleは、注目を集めている関心事も候補を選ぶときに考慮すると説明していて、同じ語でも時期によって候補が変わるためです。取得した日付を一覧に残しておくと、前回の候補と見比べられます。

まとめ|サジェストは検索意図から絞って使う

サジェストキーワードは、ログインしていないブラウザの検索窓で確かめ、候補を一覧にしたいときはツールで取得します。取得した候補は検索数の順に使わず、付いた語で検索意図を仕分け、読み取れない候補は検索結果の上位10件で確かめます。

自社のページで答えられない意図を外し、上位10件が重なる候補を1本の記事にまとめてから、検索数でメインキーワードを決めます。

私たち合同会社Writers-hubは、滋賀のSEO対策として、現状の分析と設計から実行、毎月の報告と見直しまでを行っています。

絞り込んだキーワードを、設計と実行まで進めたいときは

滋賀のSEO対策は、月額20万円〜(税別・6か月〜)です。1か月目に現状の分析と設計を行い、2か月目から実行し、毎月の報告と見直しを続けます。オンラインで全国に対応し、彦根市とその周辺は訪問もできます。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

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