「タイトルは何度も書き直している。文字数も30文字に収めたし、キーワードも先頭に置いた。それなのに順位もクリック数も変わらない」。SEO記事の運用を任されている方から、私たちがよく受ける相談です。
タイトルは、検索結果でユーザーが最初に読む一文であり、書き換えるだけなら数分で終わります。手軽さのわりに効きそうに見えるため、うまくいかないときほど何度も触ってしまう場所でもあります。
先に結論を書きます。SEOタイトルは検索結果でページの中身を先に伝える一文であり、文字数やキーワードの位置は、その伝達を成立させるための条件にすぎません。伝えるべき中身が本文側で定まっていないタイトルは、何文字に整えても結果は変わらないのです。
この記事では、累計3000記事以上のSEO記事を制作してきた私たちWriters-hubが、SEOタイトルの役割から付け方の手順、クリック率を上げる言葉選び、そして既存記事のタイトルを変更すべきかどうかの判断基準までを、発注者・運用担当者の目線で整理します。
- SEOタイトル(titleタグ)とh1見出し・サイトタイトルの役割の違い
- 文字数は「30文字前後」より「切れても意味が通るか」で決めるという考え方
- 対策キーワードの置き方から仕上げまで、タイトルを決める5つの手順
- クリック率を上げる言葉と、誇張になってしまう境界線
- 記事が増えたときに起きるタイトルの重なりと、その防ぎ方
- 既存記事のタイトルを変更してよいケース、見送るべきケース
SEOタイトルとは、検索結果に表示されるページの見出し
SEOタイトルとは、HTMLのtitle要素に記述する文章で、検索結果の一覧にリンクとして表示される見出し部分を指します。「タイトルタグ」「titleタグ」という呼び方も見かけますが、指しているものは同じ。ブラウザのタブに出る文字列にも、この要素の値が使われています。
確認方法は難しくありません。対象ページをブラウザで開き、ページのソースを表示してtitleと書かれた行を探せば、実際に設定されている値が読めます。管理画面上の入力欄と食い違っているケースもあるため、疑わしいときは管理画面ではなくソースに書かれた値を優先するのが確実です。
記事タイトル・サイトタイトル・h1見出しは役割が違う
「タイトル」という言葉は、Webサイトの現場で3つの異なるものを指して使われます。混同したまま設定を触ると、意図しない表示になりやすい部分です。
呼び方 | 実体 | 表示される場所 | 主な役割 |
|---|---|---|---|
SEOタイトル(titleタグ) | title要素の値 | 検索結果・ブラウザのタブ・SNSのシェア | 検索した人にページの中身を伝える |
h1見出し | ページ内の最上位見出し | ページを開いた本文の先頭 | 訪問した人に記事の主題を伝える |
サイトタイトル | サイト全体の名称設定 | title要素の末尾に自動付与されることが多い | サイトの運営主体を示す |
多くのCMSでは、h1見出しに入れた文字がそのままtitle要素にも流用され、末尾にサイトタイトルが付く設定になっています。この初期状態のままでも大きな問題は起きませんが、検索結果で読ませたい言葉と、記事を開いた人に読ませたい言葉は同じとは限りません。前者は「これは自分の探している情報か」を判断させる文で、後者は「これから何を読むのか」を確認させる文だからです。両者を分けて書けることは覚えておいて損がありません。
なお、サイトタイトルそのものの付け方については、記事タイトルとは考え方が別になります。サイト名は毎回title要素の末尾に繰り返し出るため、長いと記事側の文字数を圧迫します。屋号やサービス名を短く置くのが基本で、ここに業種キーワードを詰め込む必要はありません。
WordPressでは記事タイトルと別にSEOタイトルを設定できる
WordPressを使っている場合、投稿画面のタイトル欄に入れた文字が、そのままh1見出しとtitle要素の両方に反映されるのが標準の挙動です。All in One SEOやYoast SEOといったSEO系プラグインを入れると、記事タイトルとは別に「SEOタイトル」の入力欄が追加され、検索結果に出す文だけを差し替えられるようになります。
使い分けの目安はこうです。記事の中身を素直に表した見出しをh1に置き、検索結果で必要な補足(対象読者の条件や、キーワードの言い換え)はSEOタイトル側に寄せる。テーマによってはサイトタイトルの自動付与を外す設定もあるため、公開後にソースで実際の値を確認しておくと安全です。
設定したタイトルがそのまま表示されるとは限らない
もうひとつ押さえておきたいのが、Googleは検索結果に出すタイトルリンクを、必ずしもtitle要素そのままでは表示しないという点です。Googleの公式ドキュメントでは、タイトルリンクの生成にtitle要素を主な情報源としつつ、ページ内の見出しや強調されたテキストなど、他の情報も参照する場合があると説明されています。

※ 出典:Google 検索セントラル「Google 検索結果のタイトルリンクを管理する」
書き換えが起きるのは、title要素が長すぎる、内容と合っていない、サイト内で使い回されている、といった条件に当てはまるときが多いとされています。裏を返せば、書き換えられたタイトルは、そのページの説明として不十分だと判断されたサインとも読めるでしょう。表示を強制する方法を探すより、書き換えを招いた条件のほうを直すのが筋の良い対処です。
関連記事:SEO記事の書き方完全ガイド|上位表示を実現する18のテクニックと対策
タイトルが順位とクリック率の両方を動かす理由
タイトルに手を入れる価値があるのは、検索順位と、その順位から実際に流入する割合(クリック率)という、性質の違う2つの数値に同時に触れられるからです。
順位の側から見ると、title要素はページの主題を最も短く宣言している場所にあたります。Googleの検索エンジン最適化スターターガイドでも、ページごとに固有で内容を的確に表したタイトルを付けることが推奨されています。本文をすべて読まなくても主題が判別できるという意味で、タイトルは検索エンジンにとって扱いやすい手がかりと言えるでしょう。ただし、タイトルを整えれば順位が動くという単純な関係ではありません。あくまで本文がその主題を満たしていることが前提で、タイトルは中身を正しく申告する役割を担っています。
クリック率の側は、もっと直接的です。検索結果に並んだ十数件のうち、ユーザーが読むのはタイトルと説明文だけ。同じ順位でも、タイトル次第で流入数は変わります。順位が上がらない期間でも、クリック率の改善であればタイトルの書き換えだけで狙えるため、成果を出すまでの時間が短い施策になります。
順位への効き方とクリック率への効き方は、確かめ方が違います。順位は本文が主題を満たしているかで決まり、クリック率は検索結果での見え方で決まると切り分けて考えると、「タイトルを直すべきか、本文を直すべきか」の判断が付きやすくなります。
Search Consoleを使っている場合、この切り分けは数値でも確認できます。掲載順位が上位に入っているのに、そのキーワードのクリック率だけが同サイトの他ページより明らかに低い。この状態は、本文ではなくタイトルと説明文に手を入れる合図です。逆に、順位そのものが2ページ目以降にとどまっているなら、タイトルを何度書き直しても状況は動きにくいと考えたほうが現実的でしょう。
順位が15位あたりで止まっている記事があるのですが、まずタイトルから直すべきでしょうか。手をつけやすいので、そこから着手しようと思っていました。
編集部
その順位帯だと、タイトルの書き換えで大きく動く可能性は高くありません。クリック率の改善は、そもそも検索結果で見られている記事にしか効かないためです。15位の記事は、上位のページが答えている論点のどれかが本文で抜けている可能性が高いので、まず本文側を確認してみてください。タイトルは、順位が上がってきてから仕上げても遅くありません。
関連記事:SEOのタイトル文字数は何文字が適切?30文字の目安と切れない書き方
文字数の目安は30文字前後、判断軸は「切れても意味が通るか」
SEOタイトルの文字数については、全角30文字前後を目安とする説明が一般的です。この数字自体は参考になりますが、Googleが「30文字まで」と定めているわけではありません。実際に起きているのは、表示できる幅を超えた部分が省略されるという、単純な仕組みです。
ここが重要なところで、省略の基準は文字数ではなく表示幅。同じ30文字でも、全角の漢字とひらがなだけで構成された文と、英数字や記号が混ざった文とでは、切れる位置が変わります。「ちょうど32文字に収まった」と安心していても、英字が多ければもっと手前で途切れますし、逆に平仮名主体なら意外と最後まで表示されることもあります。
PCとスマートフォンで読める長さは違う
表示幅は閲覧環境によっても変わります。一般にスマートフォンの検索結果はPCより表示できる幅が狭く、その代わり2行に折り返して表示されることがあるため、単純にどちらが長く出るとは言い切れません。判断のよりどころにするなら、自社サイトの流入がどちらのデバイスに寄っているかを見て、そちらの表示を実機で確かめるのが確実です。
そのうえで、文字数を守ること自体を目的にしないでください。狙うべきは「途中で切れても、そこまでで意味が通る」という状態です。
前半に結論、後半に補足という並べ方
切れても意味が通る形にする最短の方法は、情報の並べ方を決めておくことです。
- 前半(およそ20文字まで)に、対策キーワードとページの結論を置く
- 後半に、対象読者の条件・補足情報・サイト名など、切れても損失の小さい要素を回す
- 「〜について解説します」のような、内容を持たない語尾は最初から入れない
たとえば「初心者にもわかるように基礎から解説するSEOタイトルの付け方」という並びは、途中で切られると肝心の主題が消えてしまいます。「SEOタイトルの付け方|文字数の目安と書き方の手順」であれば、前半だけが表示されてもページの中身は伝わります。前者と後者で情報量は変わっていません。変えたのは順番だけです。

関連記事:SEOのタイトル文字数は何字が目安か|表示が切れる仕組みと決め方
SEOタイトルを決める5つの手順
ここからは実際の作り方です。順番に意味があり、上の工程を飛ばすと、下の工程で必ず書き直しが発生します。私たちが記事制作の現場でたどっている流れを、5つに整理しました。
その記事で狙うキーワードを1つ決めます。複数のキーワードを1本の記事で欲張ると、タイトルの主語がぼやけ、どの検索にも中途半端に当たる文になります。関連するキーワードを同じ記事に含めるかどうかは、実際に検索して上位ページの顔ぶれを比べ、同じ意図の記事が並んでいるかどうかで判断してください。顔ぶれが入れ替わるなら、別記事にしたほうが結果的に両方取れます。
狙うキーワードで検索し、上位10件のタイトルを書き出します。目的は真似ることではなく、共通して使われている言葉(外せない要素)と、どこも触れていない論点(差別化できる要素)を切り分けることです。全ページが「付け方」を掲げているなら、それは外せない要素。誰も「変更の判断基準」に触れていないなら、そこが空いている枠になります。
タイトルを考える前に、本文で最終的に何を主張するのかを一文で書きます。この一文がぼやけている記事は、どれだけ言葉を工夫してもタイトルが決まりません。逆に結論が定まっていれば、タイトルはその要約を短くするだけの作業になります。順番を逆にしないでください。
結論の一文から、対策キーワードを前半に含む形へ組み替えます。この時点では文字数を気にせず、伝えたい要素をすべて入れておいてください。仮タイトルは構成作成の指針にもなるため、本文を書き始める前に置いておくと、記事全体が主題からずれにくくなります。
本文を書き終えたら、仮タイトルと本文の中身がずれていないかを照合し、確定版に整えます。ここで文字数を調整し、実際の検索結果での見え方を確認し、自社の既存記事と似すぎていないかも確かめてください。タイトルは書き始めと書き終わりの2回決める、と考えておくと、内容と食い違ったまま公開する事故を防げます。
5つのうち、多くの人が省略しがちなのが3番目の「結論を一文で書き出す」工程です。タイトルが決まらないと感じるとき、原因はたいてい言葉選びではなく、記事で何を言い切るのかが定まっていないことにあります。言葉を探す前に、主張を決める。この順番だけでも、タイトルにかける時間はかなり短くなるはずです。
やってしまいがちなのが、構成を作る前に「クリックされそうなタイトル」から発想する進め方です。この順番で作ると、タイトルで示した内容を本文が回収できず、読者は冒頭で離脱しかねません。滞在時間が落ちれば、クリック率を上げた効果も相殺されてしまいます。
記事単位ではなく、サイト全体でどのキーワードをどの記事に割り当てるかから整理したい場合は、タイトルより前の段階に課題があります。手順1の「対策キーワードを1つに絞る」でいつも迷うなら、キーワードの設計そのものを見直したほうが早く進みます。
どのキーワードをどの記事に割り当てるかで迷っていませんか?
狙うキーワードの選定から、記事ごとの役割分担、公開する順番までを、事業内容とターゲットのヒアリングから一緒に設計します。手順の1つ目でつまずいている方はご相談ください。
クリック率を上げる言葉と、誇張になる境界線
同じ順位でも流入が変わる以上、言葉選びには意味があります。ただし、効かせすぎると信頼を落とす領域でもあるため、効く要素と、越えてはいけない線をセットで押さえておきましょう。
まず効きやすい要素から。数字を入れると、読む前に分量や具体性が想像できるため、判断が速くなります。「手順」「方法」「原因」といった、答えの形を示す語も同様です。読者の条件を絞る言葉(初めて担当する方向け、社内に専任がいない場合、など)は、対象を狭めるぶんクリック率が下がりそうに思えるかもしれません。実際には該当する人の反応が強くなり、読了率も上がります。
記号については、【】や|で区切ると視認性が上がる一方、多用すると内容の薄い印象を与えます。1つのタイトルに1種類までにとどめるのが無難でしょう。
誇張は、短期のクリックと引き換えに信頼を失う
一方で、次のような書き方は避けてください。
- 本文に書かれていない効果や実績をタイトルで約束する
- 「必ず」「絶対」など、例外があるのに断定する語を使う
- 同じキーワードをタイトル内で2回以上繰り返す
- 内容の主題とずれた話題を、話題性だけの理由で入れる
- 他社の記事タイトルをほぼそのまま流用する
これらが良くないのは、規約に触れるからというより、タイトルで作った期待を本文が裏切ると、読者は戻ってこなくなるからです。検索から一度失望させた読者は、次に同じサイト名を見かけても選びません。クリック率という数値だけを見て言葉を強めていくと、この損失が数値に表れないまま蓄積していきます。
判断に迷ったときの基準はひとつです。そのタイトルを読んで期待したことが、本文を最後まで読めば必ず得られるか。得られるなら強い言葉を使ってかまいませんし、得られないなら、言葉ではなく本文のほうを足すべき場面だと考えてください。
この基準は、数字を使うときにも当てはまります。件数を掲げたタイトルは具体性が伝わる反面、本文の中身が数に追いついていないと、読者はすぐに気づきます。
数字を入れるとよいと聞いて「7つのコツ」のような形にしているのですが、内容に合わせて無理やり7個に増やしている気もしています。これは問題でしょうか。
編集部
数を先に決めて中身を埋める作り方は、水増しされた項目が混ざりやすく、読者にも伝わってしまいます。順序を逆にして、本文で言い切れる論点を数えた結果が5つなら「5つ」と書けば十分です。数字は具体性を伝えるための手段であって、多いほど良いわけではありません。
記事が増えるほど起きる、タイトルの重なりを防ぐ
ここからは、1本ずつ記事を書いているうちは見えにくく、本数が積み上がってから効いてくる話です。オウンドメディアの運用を続けていると、自社の記事同士が同じ検索意図を取り合う状態が必ず発生します。
きっかけは些細です。たとえば「SEOタイトルの付け方」と「SEOタイトルの書き方」という2本を、別の時期に別の担当者が書いたとしましょう。書き手にとっては別テーマのつもりでも、検索する側から見れば同じ質問です。結果として、Googleはどちらを出すべきか判断しかね、両方の評価が伸び悩みます。片方が上がるともう片方が落ちる、という不安定な動きになる場合もあるでしょう。

防ぐ方法は、記事を作る前の管理側にあります。公開済み記事のタイトルと対策キーワードを一覧にした台帳を持ち、新しい記事を企画する段階で必ず突き合わせる。これだけで、重なりのほとんどは着手前に潰せます。すでに重なってしまっている記事については、片方を取り下げるのではなく、内容を1本に統合して、もう一方から転送をかけるのが基本の対処になります。
タイトルだけを見て判断せず、本文で答えている論点まで確認してください。タイトルの言い回しが違っていても中身がほぼ同じ、という組み合わせのほうが実際には多いためです。
記事本数が50本を超えたあたりから、この重なりは担当者の記憶だけでは管理しきれなくなります。台帳を作るのは、本数が増えてからではなく、増える前。後から作ろうとすると、既存記事の棚卸しという別作業が先に必要になります。
本数がある程度積み上がった段階では、タイトル単体を書き直しても数値が動きにくくなります。記事を1本増やすたびに既存記事との関係が変わるため、企画の時点で全体を見ておく必要が出てくるからです。
タイトルを整えても成果が伸びないと感じているなら
キーワードの設計から構成・執筆・タイトルの確定までを一貫して担当し、既存記事との重なりも確認したうえで制作します。運用が積み上がってきた段階の記事づくりをご相談いただけます。
タイトルを変更してよいケース、見送るべきケース
最後に、既存記事のタイトル変更についてです。変更は数分で終わる作業ですが、上位表示されている記事のタイトルを触るのは、順位を落とす側にも動きうる操作だという前提を持ってください。
検討してよいのは、次のような状態です。
- 検索結果の1ページ目に入っているのに、クリック率が同サイトの他記事より明らかに低い
- 当初狙ったキーワードとは別のキーワードで流入しており、タイトルがその意図に合っていない
- 本文を大幅に加筆・修正し、現在のタイトルが中身を表さなくなった
- 検索結果で表示されているタイトルが、設定した値と違う形に書き換えられている
逆に、見送ったほうがよいのは、狙ったキーワードで安定して上位に入っており、クリック率にも問題がない場合です。この状態の記事は、変更によって得られる上積みより、失う可能性のほうが大きくなります。「もっと良い言い回しを思いついた」という理由だけで触るのは避けてください。
公開から日が浅い記事も同様です。評価が定まる前に何度もタイトルを変えると、どの変更が何に効いたのかが判別できなくなります。変更したら最低でも数週間は据え置き、掲載順位とクリック率の推移を確認してから次の手を考える。1回の変更につき1つの仮説、という進め方が結局は近道になります。

なお、変更後の効果を測るときは、順位とクリック率を分けて見てください。クリック率だけが上がったならタイトルの言葉が効いたということですし、順位まで動いたなら、変更によってページの主題がGoogleに伝わりやすくなったと解釈できます。両方とも動かないなら、原因はタイトルの外にあります。
よくある質問
SEOタイトルについて、制作の現場で繰り返し聞かれる質問をまとめました。
指しているものは同じです。HTMLのtitle要素に設定する文章を、SEOの文脈で「SEOタイトル」「タイトルタグ」と呼び分けているだけで、実体に違いはありません。ただしWordPressのSEOプラグインでは、記事タイトル(h1見出し)とは別に「SEOタイトル」という入力欄が用意されていることがあり、その場合は両者を別の文にできます。
全角30文字前後が一般的な目安ですが、検索結果で省略されるかどうかは文字数ではなく表示幅で決まります。英数字が混ざれば同じ文字数でももっと表示できますし、逆に全角主体なら手前で切れる場合もあるでしょう。文字数を守ること自体を目的にせず、前半20文字ほどで主題が伝わる並びにしておくのが確実です。
Googleがページの内容に対してより適切と判断した文言に置き換えているためです。title要素が長すぎる、内容と合っていない、サイト内の他ページと重複している、といった条件で起きやすくなります。表示を強制する方法はないため、書き換えを招いた条件のほうを直してください。
問題ありません。多くのCMSは初期状態でそうなっています。ただし、検索結果で読ませたい補足と、記事を開いた人に見せたい見出しは必ずしも一致しないため、分けて設定できる環境であれば使い分ける余地があります。
すぐには上がりませんし、タイトルの変更だけで順位が大きく動く場面は限られます。順位は本文が検索意図を満たしているかで決まる部分が大きく、タイトルはその主題を正しく申告する役割です。変更後は数週間、掲載順位とクリック率の推移を見てから判断してください。
考え方が異なります。記事タイトルは記事ごとの検索意図に合わせて個別に設計しますが、サイトタイトルは全ページのtitle要素の末尾に繰り返し表示されるため、短く簡潔にするのが基本です。サイト名に業種キーワードを詰め込む必要はありません。
まとめ
SEOタイトルの付け方を、役割の整理から手順、言葉選び、変更の判断基準まで見てきました。要点を振り返ります。
- タイトルはページの中身を検索結果で先に伝える一文であり、文字数やキーワードの位置はその条件にすぎない
- 文字数は30文字前後を目安にしつつ、前半20文字で意味が通る並びにする
- 言葉を探す前に、記事で言い切る結論を一文で決める
- 強い言葉は、本文が回収できる範囲でだけ使う
- 記事が増えたら、自社内でタイトルと検索意図が重なっていないかを台帳で確認する
- 上位で安定している記事のタイトルは、理由なく触らない
タイトルの改善が難しいのは、作業そのものではなく、本文・キーワード設計・既存記事との関係という3つを同時に見なければ判断できないところにあります。1本ずつ書き直しているのに成果が変わらないなら、原因はタイトルの外にある可能性が高いと考えてください。
私たちWriters-hubは、キーワードの設計から記事の制作、公開後の改善までを通して支援しています。既存記事の棚卸しからの相談も受け付けていますので、手が止まっている記事があればお声がけください。
関連記事:Webライティングのタイトルの付け方|クリックされる型と決め方
関連記事:titleとdescriptionの書き方|SEOに効く文字数とキーワードの入れ方
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