「コラムは、何文字で書くかを先に決めないと書き始められない」。記事の発注書や社内の依頼では文字数で分量を伝えるのが慣れたやり方なので、まず目安の数字を探したくなります。ところが、Googleには優先する文字数の設定が無く、コラムの文字数は、検索した読者の疑問に答え切れたかで決まります。
本記事では、文字数を決める基準から、多すぎ・少なすぎの見分け方、決めたあとの1本の制作時間まで、記事の制作会社の視点で順を追ってお伝えします。
- コラムの文字数は、目安の数字でなく、検索した読者の疑問に答え切れる量で決める
- 紙のコラムは紙面の枠で、メールやSNSで届けるコラムは1本で扱う話題で長さが決まる
- 文字数は、読者の疑問を書き出し、それぞれの答えに要る文を積み上げて決める
- 4,000字1本を書く時間は、Edicoの公式の参考モデルで自力なら約180分、Edicoなら約30分かかる
- 自分で書くか仕組みを使うかは、毎月の本数と、書く中身が誰の頭にあるかで決める
コラムの文字数を決める基準
コラムの文字数は、目安の数字ではなく、検索してきた読者の疑問にすべて答えたかで決めます。Googleの有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成には、Googleが優先する文字数の設定は存在しないと書かれています。
Googleは同じページで、読み終えた人が目的を果たすのに十分な情報を得たと感じるかを、自己診断の問いに挙げています。読み終えた人が、より良い情報を求めて再び検索する必要を感じるか、という問いもあります。文字数の基準は、読者がもう一度検索しなくて済むかどうかです。
検索した言葉が同じでも、読者が誰かで答えに要る情報の量は変わるため、数字の目安は1つに決まりません。「コラム 文字数」で検索する人にも、新聞のコラムの長さを知りたい人と、会社のWebサイトに載せるコラムの長さを決めたい人がいます。

紙のコラムとWebのコラムの文字数の違い
紙のコラムとWebのコラムでは、文字数を決めるものが違います。新聞や社内報のコラムは紙面に決まった枠があり、文字数は枠に合わせて先に決まります。Webのページには枠が無いため、読者がなぜ読むのかで長さの決め方が変わります。
| 紙のコラム | 検索から読まれるコラム | メールやSNSで届けるコラム | |
|---|---|---|---|
| 読者が読む理由 | 紙面を開いたから | 疑問の答えを探しに来たから | 届いたから |
| 文字数を決めるもの | 紙面の枠 | 読者の疑問の数と、答えに要る説明の量 | 1本で扱う話題 |
| 長さの確かめ方 | 枠に収まるか | 疑問ごとに答えの文を指せるか | 話題が1つに収まっているか |
メールマガジンやSNSで届けるコラムの読者は、答えを探しに来たのではなく、届いたから読んでいます。1本で扱う話題を1つに絞り、その話題を言い終えたところで終えます。

コラムの文字数を決める4つの手順
検索から読まれるコラムの文字数は、次の4つの手順で、読者の疑問への答えを積み上げて決めます。
読者と検索した言葉を決めるには、誰が、どんな状況で、どの言葉で検索したかを1行で書きます。「コラム 文字数」なら「会社のWebサイトにコラムを載せることになり、1本の長さを決めたい担当者」のように書きます。読者が決まらないと、何を説明して何を省くかが決まりません。
読者がその言葉で知りたいことを、「何字か」「どう決めるか」「書くのにどれだけかかるか」のように疑問の形で書き出します。何か、どうやるか、どこで確かめるか、何に気をつけるかの4方向から考えると、書き漏れが減ります。
上位ページと見比べるには、同じ言葉で検索し、上位10ページの見出しを読んで、書き出しに無い疑問を足します。上位ページが扱っていても、自分の読者が持たない疑問は足しません。上位ページの文字数の測り方はSEOで文字数はどこまで必要?にまとめました。
答えに要る文を積み上げるには、疑問ごとに、答えの1文と、答えが成り立つ条件と、読者が自分に当てはめるための例を書きます。書き終えたら1文ずつ、消したら読者が何を失うかを確かめ、何も失わない文を消します。残った文の合計が、そのコラムの文字数です。
手順を逆にして、先に文字数を決めてから書くと、目標に届かないときは言い換えや一般論で埋め、超えるときは条件や例外から削りがちです。どちらの場合も、読者が失うのは答えの部分です。

文字数の多すぎと少なすぎの見分け方
文字数が多すぎるかは、消しても読者が何も失わない文が残っているかで見分けます。次の4種類の文は、消しても読者が得る答えが変わりません。
- 見出しを言い直すだけの書き出し
- 前の段落の要約と、次の段落の予告
- 「状況によって異なります」で終わる一般論
- 読者が既に知っている用語の説明
少なすぎるかは、読み終えた読者に、もう一度検索する疑問が残るかで見分けます。手順に順番や所要時間が無い、答えが成り立つ条件や例外が抜けている、といった抜けがあれば、そこに答えを足します。字数を満たすための言い換えは、足す文に入りません。
社内の決まりで「コラムは3,000字以上」と言われています。2,000字で答え切れたときは、どうすればいいでしょうか。
編集部
3,000字に届かせるために言い換えを足すと、読者が答えに着くまでの文が増えるだけです。まず、読者が次に持つ疑問を1つ選び、その答えを足してください。それでも届かないなら、字数の決まりを「読者の疑問に答え切ること」に変える相談の材料になります。
コラム1本を書く制作時間の目安
コラム1本を書く時間は、書き方で大きく変わります。Writers-hubが提供するEdicoの自社公式の目安(参考モデル)は、4,000字の記事1本について、3つの書き方の制作時間を次のように示しています。
書き方 | 4,000字1本の制作時間 |
|---|---|
自力で執筆 | 約180分 |
ChatGPT・Claudeを活用 | 約70分 |
Edicoを使う | 約30分 |
※ 制作時間は、記事テーマや文字数、使い方により異なります。
4,000字は時間の見積もりに使う長さで、コラムに勧める文字数ではありません。自分で1本を書いた時間を測り、公開する本数を掛けると、毎月コラムに使う時間が見積もれます。
Edicoでは、AI編集者のEddyが質問し、書き手が話した内容を、その人の過去記事の文体のまま記事にします。書き手は文章を組み立てる代わりに、質問に答えて自分の経験や判断を話します。

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自分で書くか仕組みを使うかの判断基準
自分で書くか仕組みを使うかは、毎月の本数を書く時間が取れるかと、書く中身が誰の頭にあるかで決めます。
| 自分で書く | Edicoで話して書く | 記事コンテンツの制作支援を使う | |
|---|---|---|---|
| 向いている状況 | 月の本数が少なく、書く時間を取れる | 書く中身は頭にあるが、書く時間が取れない | 何を書くかと、誰が書くかから決めたい |
| 文体 | 自分の文体 | 自分の過去記事の文体 | レギュレーションで決める |
| 最初にすること | 1本を書いて時間を測る | フリープランで1本試す | 無料相談で見積もりを取る |
迷うのは、コラムの中身を持つ人と、書く時間を持つ人が別のときです。社長や現場の担当者の経験を載せるときは、文章にする作業をその人から切り離します。
コラムの文字数でよくある質問
コラムの文字数について、よく出る質問は3つです。
1,000字ほどの短いコラムでも読まれる?
短いコラムでも、読者の疑問が1つで、答えが短く済む言葉なら読まれます。同じ言葉の上位ページがどれも長いときは、書き出していない疑問が無いかを見比べてから決めます。
長くなりすぎたら記事を分けてもいい?
記事を分けるかは、分けた後半が別の言葉で検索されるかで決めます。後半が別の読者の疑問に答えているなら別の記事にし、前半から内部リンクでつなぎます。同じ読者が続けて知りたいことなら、1本のまま見出しで区切ります。
タイトルは何文字にすればいい?
タイトルが長すぎると、検索結果には一部しか表示されないと、Googleのタイトルリンクの説明に書かれています。読者が探す言葉を前半に置けば、後ろが切れても意味が通ります。決め方はブログのタイトル文字数は何文字が適切?にまとめました。
まとめ|コラムの文字数は目安でなく検索意図で決める
コラムの文字数は、目安の数字ではなく、検索した読者の疑問に答え切れたかで決めます。今日から始めることは、次の3つです。
- コラムの読者と、検索した言葉を1行で書く
- 読者の疑問を書き出し、答えに要る文を書いてから、消しても困らない文を消す
- 1本を書いた時間を測り、公開する本数を掛けて、自分で書くか仕組みを使うかを決める
私たち合同会社Writers-hubは、自社と取引先のサイトで毎日記事を公開しています。記事コンテンツの制作支援では、毎日の公開で使っている記事の指示文を作るツールも、お客様が回せる形で渡します。その場合、公開前の確認はお客様が行います。
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