「SEO対策のランキングで上位にある施策から順に取り組めば、検索順位は上がっていくはず」。1位から10位まで番号が付き、多くのサイトで試した結果としてまとめられた一覧を見れば、どのサイトにも同じ順番が当てはまるように感じるのも無理はありません。
しかし、これまで多くの企業のSEO記事を制作し、公開後の書き直しまで支援してきた弊社の立場から言えるのは、施策の順位はサイトの状態によって入れ替わるということです。記事が数十本未満のサイトでは記事を増やすことが先に来ますが、数百本の記事を抱え、同じ検索語句で自社の記事どうしが入れ替わりに表示されるサイトでは、似た記事を1本にまとめる作業のほうが先に来ることもあります。
本記事では、「SEO対策 ランキング」で見つかる3種類のランキングの違いを整理し、施策のランキングを順位の基準とあわせて示します。そのうえで、Googleが重要でないとしている項目、サイトの段階ごとの順番、SEO会社とSEOツールのランキングを読むときの確認点までを、記事の制作と改善を請け負う側の視点で順に解説します。
- SEO対策のランキングにある3つの種類と、それぞれの順位の決まり方
- 3つの基準で並べたSEO施策のランキング10位まで
- Googleが公式に「重要でない」としている施策と誤解
- サイトの段階ごとに入れ替わる施策の順番
- SEO会社とSEOツールのランキングを読むときの確認点
SEO対策のランキングにある3つの種類
「SEO対策 ランキング」と検索すると、同じ「ランキング」でも並んでいる中身は1種類ではありません。弊社が2026年7月にGoogleの検索結果の上位10件について、ページのタイトルと見出しから何を並べているかを分けたところ、施策を並べたページが2件、SEO会社を並べたページが4件、SEOツールを並べたページが4件でした。並べている対象が違えば、順位を決める基準も違ってきます。
効果の高い施策を並べたランキング
タイトルの見直しや内部リンク、表示速度の改善といったSEOの施策を、効果の大きい順に並べたものです。上位にあった2ページは、どちらもSEOの支援やツールを提供している会社のものでした。順位の根拠を読むときは、作った会社がどんな種類や規模のサイトで試した結果なのかを確かめてください。
SEO会社を並べたランキング
SEO対策を請け負う会社を並べたものです。運営者は、一括見積もりの窓口を持つ比較サイト、制作会社の紹介サービス、SEO会社自身のメディアとさまざまでした。SEO会社自身のメディアでは、運営会社が一覧の最初に紹介されている例も見られます。
SEOツールを並べたランキング
キーワード調査や順位チェックに使うツールを並べたものです。IT製品の比較サイトやレビューサイト、SEO会社のブログが、利用者のレビューや比較サイト上の人気、担当者の選定をもとに順位を付けています。

3種類のどれを読む場合も、最初に確かめるのは誰が、何の基準で並べたランキングなのかという点です。
SEO対策の施策ランキングと順位の基準
ここからは、施策のランキングを弊社の基準で示します。弊社もSEO記事の制作と改善で対価をいただいている会社であるため、順位の付け方を先に明かしておきます。
順位は3つの基準を重ねて決めました。1つ目はGoogleの公式ドキュメントで重要とされているか、2つ目は記事の制作と改善を支援するなかで表示回数や順位の変化につながりやすいと見ているか、3つ目は社内の作業だけで着手でき、結果を確かめるまでの期間が短いか、です。表の「効く」は、Search Consoleの表示回数、クリック数、平均掲載順位のいずれかが良くなることを指します。
3つの基準で並べた10位までを表にまとめました。「効く条件」に当てはまらない施策は、順位が高くても後回しにして構いません。
| 施策 | 効く条件 | 作業量 | |
|---|---|---|---|
| 1位 | 検索結果に載っているかの確認 | 公開したのに検索で見つからないページがある | 小 |
| 2位 | 狙う検索語句に合わせた記事の中身 | 記事はあるが、検索した人の疑問に答えきれていない | 大 |
| 3位 | タイトルの見直し | 表示回数はあるのにクリックが少ない | 小 |
| 4位 | 2ページ目にある記事の書き直し | 11〜30位あたりに記事が集まっている | 中 |
| 5位 | 内部リンクの整備 | 関連する記事同士がリンクでつながっていない | 小 |
| 6位 | 抜けている検索語句の記事追加 | 見込み客が調べる語句に対応する記事がない | 大 |
| 7位 | 似た内容の記事の統合 | 同じ語句を狙う記事が複数ある | 中 |
| 8位 | Core Web Vitalsの改善 | Search Consoleで「不良」と判定されたURLがある | 中 |
| 9位 | メタディスクリプションの見直し | 検索結果の説明文が記事の内容と合っていない | 小 |
| 10位 | 被リンクにつながる情報発信 | 引用される独自の資料や調査を出せる | 大 |
※ 作業量は、社内に記事を書く人とサイトを修正できる人がいる場合の目安です。使っているCMSやサイトの作りによって大きく変わります。
作業量が小さい1位・3位・5位・9位は、書き手を増やさなくても社内で先に試せます。作業量が大きい2位・6位・10位は、書く人や予算の手当てを決めてから着手するのが現実的です。

上位3つは検索結果に載り、選ばれるための施策
1位を検索結果に載っているかの確認にしたのは、検索結果に載っていないページには、他のどの施策も効かないからです。Googleも「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」で、見つけてもらうための作業をする前に、すでにGoogleに発見されているかを確かめるよう勧めています。Search ConsoleのURL検査ツールを使えば、ページがGoogleに登録されているかを1ページずつ確かめられます。
2位の記事の中身については、同じガイドに、魅力的で役に立つコンテンツを作ることは、ガイドで説明している他のどの方法よりも有効と考えられると書かれています。ここでいう中身とは、狙う検索語句で調べた人が知りたいことに答えているか、他の記事の焼き直しでない情報があるか、情報が最新か、の3点です。Googleも、読みやすく整理された文章、独自性、最新であること、信頼できることを、役に立つコンテンツの共通点に挙げています。
3位のタイトルは、作業量が小さいわりに、変化をクリック率で確かめやすい施策です。Search Consoleで表示回数が多いのにクリック率が低いページは、タイトルが検索した人の知りたいことと合っていない可能性があります。書き換えるときは、Googleがガイドで示す、そのページに固有で、明確かつ簡潔に内容を正確に説明するタイトルを目安にしましょう。書き換えた日を控えておき、数週間後に同じ長さの期間でクリック率を比べると、効果を判断できます。
4位から7位は記事を直し、増やし、まとめる施策
4位・5位・7位は公開済みの記事を直す施策、6位は記事を増やす施策です。4位から7位のうち、作業量のわりに順位の変化を確かめやすいのが、4位の2ページ目にある記事の書き直しです。11位から30位あたりにいる記事は、検索語句に対して表示される対象には入っているものの、1ページ目の記事に比べて足りない点がある状態といえます。1ページ目の記事と見出しを並べて比べ、自社の記事が答えていない疑問や、古くなった数字や制度の説明がないかを確かめてください。情報が古くなった記事の更新は、Googleもスターター ガイドで勧めています。
5位の内部リンクは、関連する記事どうしをつなぐことで、Googleがページを見つけやすくなり、リンクの文字列(アンカーテキスト)からリンク先の内容も伝えられる施策です。Googleはガイドで、新たなページの発見のほとんどはリンクを通じて行われていると説明しています。
6位の記事追加を5位より下にしたのは、効果が小さいからではありません。1本を書き上げてから評価が固まるまでに時間がかかるため、すでにある記事を直す施策の後に回しました。7位の統合を6位より下にしたのは、同じ語句を狙う記事が重なる状態は記事が増えたサイトで起きやすく、記事の少ないサイトでは対象がないためです。
8位から10位は1位から7位の後に取り組む施策
8位のCore Web Vitalsは、読み込みの速さ、操作への反応の速さ、表示中のレイアウトのずれを測る指標です。Googleは、Core Web Vitalsがランキングシステムで使われているとして改善を勧める一方、SEO上の理由だけで満点を目指すのは有効な時間の使い方とは言えないとも書いています。検索語句に合う役に立つ記事が多数並ぶ場合には表示の良し悪しも順位に関わりますが、2位の記事の中身より先に取り組む理由にはなりません。
9位のメタディスクリプションは、検索結果でタイトルの下に出る説明文に使われることがある文章です。検索した人がクリックするかどうかの判断材料になるため、表示回数のわりにクリック率が低いページで見直します。
10位の被リンクは、効果が小さいから最下位にしたのではなく、他のサイトがリンクするかどうかを自社では決められないため最下位に置きました。自社でできるのは、業界の調査結果や自社で集計したデータなど、他のサイトが引用したくなる資料を公開し、関心のある人に知らせるところまでです。Googleはスターター ガイドで、宣伝すれば同じテーマに関心を持つ人に早く見つけてもらえるとする一方、過度な宣伝は検索結果の人為的な操作と受け取られるおそれがあるとも注意しています。
※ 出典:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」「ページ エクスペリエンスが Google 検索の検索結果に与える影響について」
Googleが重要でないとしている施策と誤解
他社が公開している施策のランキングを読むときは、上位の項目だけでなく、載っている項目がGoogleの公式情報と食い違っていないかも確かめておきたいところです。Googleはスターター ガイドの中に「Google が重要でないと考えること」という項目を設け、よく見かける誤解を挙げています。主なものは次のとおりです。
- キーワードのメタタグを設定して順位を上げようとする
- 同じキーワードを本文で何度も繰り返す(スパムに関するポリシー違反にもなる)
- ドメイン名やURLにキーワードを入れて順位を上げようとする
- 文字数を増やすことで上位を狙う
- 見出しの数や順序を検索のために整える
- 重複コンテンツがあるとペナルティを受けると考える
- E-E-A-Tを1つのランキング要因として扱う
たとえばメタタグについては、Google検索はキーワードのメタタグを利用しないと明記されています。文字数も、上位に表示させる目的で長さだけを調節しても無意味で、最小や最大の文字数は存在しないとされています。

E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)については、誤解が生まれやすいので補足します。Googleは「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」というページで、E-E-A-T自体はランキングに直接影響する要因ではないとしたうえで、E-E-A-Tが優れているコンテンツを見分ける要素の組み合わせを使っていると説明しており、著者の情報が求められるコンテンツには、署名などで正確な著者の情報を加えることも強く勧めています。記事には書き手の名前と、そのテーマに関わった経験を明記しておきましょう。
重複コンテンツも、ランキング7位の統合と矛盾するわけではありません。Googleのいう重複コンテンツは、同じ内容のページが別々のURLで表示される状態で、スパムポリシーの違反にはならず、Googleが代わりに正規のURLを選ぼうとします。一方で7位の統合が扱うのは、別々に書いた似た記事が同じ検索語句を狙っている状態です。統合を勧めるのは、読者が同じ疑問の答えを複数の記事で読み比べずに済むよう、1本にまとめるためです。
他社のランキングの上位にここで挙げた項目が入っていたら、そのランキングの他の順位も、根拠を確かめてから使うほうが安全でしょう。
サイトの段階で入れ替わる施策の順位
ここまでのランキングは、施策どうしを比べるための基準の順番です。実際に取り組む順番は、サイトの段階によって入れ替わります。検索結果の上位にあった施策のランキングは、どちらも1つの順番を示す形でした。しかし記事の制作と改善を支援していると、同じ10項目でも、サイトの段階によって最初に取り組む施策が変わる場面に何度も出会います。

段階ごとの違いを表にまとめると、次のようになります。自社がどの列に当てはまるかは、記事の本数とSearch Consoleの数字で判断できます。
| 立ち上げ期 | 伸び悩み期 | 記事が多い成熟期 | |
|---|---|---|---|
| サイトの状態 | 記事が数十本未満で、表示回数がほとんどない | 記事は数十本以上あるが、11〜30位にとどまる語句が多い | 記事が数百本以上あり、似た記事や古い記事が増えている |
| 最優先の施策 | 検索結果に載っているかの確認と、狙う語句の記事追加 | 2ページ目の記事の書き直しとタイトルの見直し | 似た記事の統合と、古い記事の更新や削除 |
| 後回しでよい施策 | 被リンクの獲得、Core Web Vitalsの細かな調整 | 新しい語句への手広い記事追加 | 記事の本数を増やすこと |
| Search Consoleで見る数字 | 登録されたページ数と表示回数 | 平均掲載順位が11〜30位の語句とクリック率 | 同じ語句で表示される自社の複数のURL |
立ち上げ期は記事の追加が1位
記事が少ないうちは、書き直す対象も、つなぐ記事もほとんどありません。ランキング4位の書き直しや5位の内部リンクは、直す記事やつなぐ記事がそろってから効果が大きくなる施策です。立ち上げ期に限っては、1位の確認を済ませたあと、6位の記事追加が最優先に上がり、狙う語句を決めて記事を増やすことが最初の仕事になります。語句を選ぶときは、「SEOとは」のような検索数の大きい語句より、「SEO記事 外注 費用」のように依頼先を比べる段階の人が調べる語句を先に書くほうが、少ない本数でも問い合わせにつながりやすいと見ています。
伸び悩み期は書き直しが1位
記事は数十本以上あり、Search Consoleで平均掲載順位が11〜30位の語句が多い段階では、その語句と表示されている記事を探すところから始めます。1ページ目に近い記事ほど、答えていない疑問への回答や古い情報の更新で順位が動く余地があるからです。伸び悩み期に記事の追加だけを続けると、2ページ目の記事が直されないまま残り、あと少しで1ページ目に届く記事から得られたはずのクリックを取りこぼします。
記事が多いサイトは統合が1位
数百本以上の記事を抱えたサイトでは、同じ検索語句で自社の複数の記事が入れ替わりに表示されることがあります。Search Consoleで語句ごとに表示されているURLを確かめ、2本以上のURLが出ている語句があれば、内容の近い記事を1本にまとめてください。Googleもスターター ガイドで、同じ情報のページが複数ある場合は、使用しないURLから最もふさわしいURLへリダイレクトを設定するよう説明しています。
どの段階でも、判断の材料になるのは記事の本数と、順位がどのあたりに集まっているかの2つです。
自社のサイトがどの段階にあり、どの施策から始めるべきか迷っていませんか
同じ10項目でも、記事の本数と順位の分布によって、最初に手を付ける施策は変わります。弊社のSEO・AI検索対策のサービスでは、サイトの構造と検索順位を診断したうえで、今の段階に合わせて施策に優先順位を付け、実行の順番を決めるところからお手伝いしています。記事の本数と、今いちばん伸ばしたいページを教えてください。
SEO会社ランキングの見方と選び方
施策を社内で進める人手が足りない場合、SEO会社のランキングを見て依頼先を探すことになるでしょう。ここで押さえておきたいのは、会社のランキングの順位は、自社に合う順番とは限らないという点です。
ランキングを読む前に確かめる4つのこと
SEO会社のランキングを候補探しに使うなら、会社の名前を見る前に、ページそのものについて次の4つを確かめてください。
- 運営者は誰か(比較サイト、紹介サービス、SEO会社自身のどれか)
- 順位の基準が書かれているか(実績の数、口コミ、編集部の選定など)
- 広告やPRの表記があるか
- 最終更新日が新しく、掲載された会社の情報が今も正しいか
比較サイトや紹介サービスには、読者が掲載企業に問い合わせることで収益が生まれる仕組みのものもあります。仕組みそのものに問題があるわけではありませんが、順位が掲載の条件と関係していないかは、基準の説明から読み取るしかありません。SEO会社自身のメディアで運営会社が先頭にある場合も、それだけで内容が不正確とは言えない一方、中立の比較として読むのは避けたほうがよいでしょう。
この記事を書いている弊社も、SEOの支援を請け負う会社のひとつです。そのため、会社名を並べた順位は作らず、選び方の基準だけをお伝えしています。
SEO会社の種類と向いている会社
SEO会社は、引き受ける仕事の範囲でおおむね4つに分かれます。ランキングの上位にある会社がどの種類かを確かめると、自社の課題と合うかを判断しやすくなります。
| 戦略や助言が中心の会社 | 記事の企画と制作まで担う会社 | サイトの技術改善が中心の会社 | 順位の成果報酬型の会社 | |
|---|---|---|---|---|
| 主な仕事 | 現状分析と施策の優先順位づけ、定例会での助言 | キーワード設計、記事の構成と執筆、公開後の書き直し | サイト構造、表示速度、重複ページなどの修正 | 指定した語句の順位に応じて料金が決まる契約での対策 |
| 向いている状況 | 社内に記事を書く人とサイトを直す人がいる | 立ち上げ期や伸び悩み期で、記事の本数や中身が足りず、社内で書く時間がない | 記事は十分にあるが、技術的な問題で評価されていない | 順位を上げたい語句がはっきり決まっている |
| 確かめたいこと | 提案を実行する人を社内で確保できるか | 記事の品質を誰がどう確認するか | 修正を反映できる開発の体制があるか | 対象の語句が問い合わせにつながるか、順位の保証をうたっていないか |
表では、記事の本数や中身が足りない立ち上げ期や伸び悩み期のサイトに向く、記事の企画と制作まで担う会社に印を付けました。施策ランキング2位の記事の中身と6位の記事追加を外部に任せたい場合の候補になり、弊社もこの種類に入ります。一方、記事が多い成熟期のサイトや、社内に書き手がいる会社であれば、技術改善や助言が中心の会社のほうが合う場合もあります。
ランキングで1位の会社に頼めば、少なくとも大きな失敗はしないと思うのですが、違うのでしょうか。
編集部
ランキングの順位は、掲載の条件や運営者の選び方で決まっている場合もあるため、1位だから失敗しにくいとは言い切れません。順位の基準が書かれているランキングなら、候補を絞る目安にはなります。Googleも、同じ業種での実績や、期待できる結果とその時期、成果の測り方を面談で聞くよう勧めています。あわせて、自社と同じくらいの記事数や順位のサイトを支援した例があるかも確かめてください。
Googleは「SEO 業者の利用を検討する」というページで、面談での質問例に加えて、注意すべき業者の特徴も挙げています。Googleで一番上に掲載されることは誰にも保証できないと明記し、掲載順位の保証やGoogleとの「特別な関係」を宣伝する業者に注意するよう呼びかけています。

依頼先の比べ方と費用の目安はSEO会社の選び方と費用相場で、避けたい業者の特徴は悪質なSEO業者の特徴と見分け方で詳しく解説しています。
記事の中身と本数が足りないのに、社内で書く時間を取れていませんか
記事の本数や中身がまだ足りない段階では、施策ランキング2位の記事の中身と6位の記事追加が最優先になりますが、兼任の担当者が進めるには作業量の重い施策です。弊社の記事コンテンツの制作支援では、キーワードの設計から記事の制作、公開後の効果測定と書き直しの提案までを引き受け、執筆のルールづくりや品質を確かめる手順の整備など、社内で書ける体制づくりもお手伝いしています。今ある記事の一覧と、狙いたい検索語句をお知らせください。
SEOツールランキングの見方と選び方
SEOツールのランキングは、利用者のレビューや比較サイト上の人気、運営者の選定で順位が付くため、自社に必要な機能を持つツールが上位にあるとは限りません。先に知っておきたいのは、Googleがサードパーティ製のSEOツールを評価も推奨もしておらず、SEOツールはGoogleの内部のランキングデータにアクセスできないという点です。先に紹介した「SEO 業者の利用を検討する」にも明記されている内容であり、ランキングで上位のツールであっても、示される順位や検索数はGoogleの数字そのものではありません。
ツールが示す検索数や競合サイトの流入は、各社が独自に集めたデータからの推計です。自社サイトの実際の表示回数と掲載順位は、GoogleのSearch Consoleで確かめられます。ツールのランキングを読むときも、運営者が誰か、順位の基準が書かれているか、広告やアフィリエイトの表記があるか、料金や機能の情報がいつ時点のものかを確かめてください。
有料ツールは、無料のSearch ConsoleとGA4では足りない作業が出てきた時点で選ぶと、使わない機能に費用を払わずに済みます。順位の定点観測ならGRCなどの順位チェックツール、競合サイトの被リンクや流入語句の調査ならAhrefsやSemrushといった分析ツールというように、足りない作業から逆算して選んでください。
無料と有料のツールを種類ごとに比べたい方は、SEOツール比較27選もあわせてご覧ください。
SEO対策のランキングに関するよくある質問
施策や依頼先を決める前に確かめておきたい点を、質問の形でまとめました。
上がるとは限りません。ランキングの1位は、作った人の基準で最初に置かれた施策です。弊社のランキングでも、1位は効果の大きさではなく、他の施策の前提になるという理由で置いています。自社のページが検索結果に載っているか、何位にいるかをSearch Consoleで確かめ、サイトの段階に合う施策から始めてください。
数週間から数か月の単位で見ておくのが現実的です。Googleは、変更が反映されるまでに数時間で済むものも数か月かかるものもあるとし、一般的には数週間待ってから影響を確かめるよう勧めています。ただし、変更すれば必ず目に見える変化が出るわけではないとも書いています。
基準と運営者を確かめれば、候補を絞る材料になります。順位の基準が書かれていない、広告の表記がない、更新日が古いといったランキングは、候補の会社名を集める用途にとどめ、順位は判断材料にしないでください。
自社サイトの改善なら、Search Consoleで始められます。Googleの公式ツールであり、表示回数、クリック数、掲載順位はGoogleが集計した数字です。競合サイトの調査が必要になった段階で、有料ツールを検討すれば足ります。
Googleのスパムに関するポリシーに反する施策です。キーワードの乱用はポリシー違反にあたり、ポリシーに反する手法を使ったサイトは、検索結果から外されることさえあります。順位の保証や、短期間での上位表示をうたう提案には注意してください。
※ 出典:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」「SEO 業者の利用を検討する」「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
施策や依頼先を決めるときは、ランキングよりも先に、自社のサイトの今の数字を確かめてください。
ランキングを見比べても、最初に手を付ける施策が決まらないままですか
施策、依頼先、ツールのどれを先に決めるかは、記事の本数、社内で使える時間、SEOにかけられる予算で変わります。弊社では、今のサイトのURLと検索順位をうかがい、社内で進める施策と外部に任せる施策の分け方からご提案しています。検討を始めたばかりの段階なら、今のサイトを一緒に見るところからで十分です。
まとめ|ランキングは基準を読んで並べ替える
SEO対策のランキングには、施策、SEO会社、SEOツールの3種類があり、どれも作った人の基準で順位が決まっています。弊社の施策ランキングでは、Googleの公式情報で重要とされる、検索結果に載っているかの確認、記事の中身、タイトルの見直しを上位に置きました。一方で、メタタグや文字数のように、Googleが重要でないとしている項目が上位に入っているランキングには注意が必要でしょう。
そして同じ10項目でも、立ち上げ期なら記事の追加、伸び悩み期なら2ページ目の記事の書き直し、記事が多いサイトなら統合を先に進めるのが、弊社が支援のなかで取っている順番です。施策の1位を決めるのは、ランキングではなく自社のサイトの状態です。SEO会社のランキングは自社にとって1位の施策を任せられるか、ツールのランキングはその施策の作業に必要な機能があるか、という目で読み直すと、候補を絞り込めます。
私たち合同会社Writers-hubは、SEO記事の制作と、キーワード設計から公開後の書き直しまでの改善を支援しています。記事の本数が足りない段階でも、順位が2ページ目で止まっている段階でも、Search Consoleの数字をもとに、社内で進める作業と外部に任せる作業の分け方を一緒に考えます。







