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アメリカの検索エンジンのシェアは?日本との違いと対策の優先順位を解説

アメリカの検索は、2026年8月時点でGoogleが約86%を占めます。ただしYahoo!の検索結果はBingが作り、DuckDuckGoも大部分をBingから得ているため、Googleに加えてBingへの登録を済ませれば主な検索エンジンのほぼすべてに届きます。パソコンで調べられる法人向けの商材ほど、Bingの割合が上がる点も押さえておいてください。

アメリカの地図を背景に、GoogleとBingの2つの検索窓が並び、Bingの検索窓からYahoo!とDuckDuckGoへ矢印が伸びている様子。

「アメリカ向けの検索対策は、Googleだけ見ておけばいい」。GoogleはアメリカのGoogle社が作った検索エンジンで、日本でも仕事の調べものはGoogleで済ませる人が多いため、本国のアメリカならなおさらGoogle一択だと考えるのは自然です。

しかし、検索からの集客を記事制作の側から支えてきた弊社の立場から言えるのは、アメリカの検索は「GoogleとBingの2系統」で捉えると対策の順番が決まるということです。Google以外の検索エンジンは名前こそ複数ありますが、検索結果の出どころをたどると大半がBingに行き着きます。

本記事では、アメリカの検索エンジンのシェアから、日本との違い、対策を進める順番、日本からアメリカの検索結果を確かめる方法まで、検索対策を支援する制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • アメリカの検索シェアは2026年8月時点でGoogleが86.1%、Bingが8.92%、Yahoo!が2.74%
  • アメリカのYahoo!の検索結果はBingが作っており、Googleの検索エンジンを使う日本のYahoo! JAPANとは出どころが違う
  • パソコンではBing・Yahoo!・DuckDuckGoを合わせたシェアが約18%あり、スマホの約6%より大きい
  • 対策はGoogleを軸にし、Bing Webmaster Toolsへの登録を足すとYahoo!とDuckDuckGoまで届く
  • 日本からアメリカの検索結果を見るには、Google検索の設定で地域を変える

アメリカの検索エンジンのシェアランキング

アメリカの検索エンジンのシェアは、2026年8月時点でGoogleが86.1%を占め、2位のBingが8.92%、3位のYahoo!が2.74%と続きます。アクセス解析サービスのStatCounterが公開している、パソコンとスマホなどをすべて合わせた数字です。

順位

検索エンジン

シェア

1位

Google

86.1%

2位

Bing

8.92%

3位

Yahoo!

2.74%

4位

DuckDuckGo

1.7%

5位

Yandex

0.34%

6位

Ecosia

0.12%

※ 出典:StatCounter「Search Engine Market Share United States Of America」2026年8月の値

Search Engine Market Share United States Of America | Statcounter Global Stats
This graph shows the market share of search engines in United States Of America based on over 3 billion monthly page views.
🌐 gs.statcounter.com
外部リンク

StatCounterの数字は、同社の計測タグを入れたサイトに検索エンジンから来た訪問の割合で、検索された回数そのものではありません。月ごとに1ポイント前後動くこともあるため、社内の資料に使うときは何年何月の値かを添えます。

アメリカで使われる主な検索エンジン4つ

アメリカで使われる主な検索エンジンは、Google・Bing・Yahoo!・DuckDuckGoの4つです。4つを合わせるとシェアは99%を超え、5位以下は1%に届きません。

Google

Googleは、アメリカの検索の約86%を占める最大の検索エンジンです。iPhoneのSafariとAndroidのスマホは、どちらも初期設定の検索エンジンがGoogleです。

Bing

BingはMicrosoftが運営する検索エンジンで、Windowsに入っているブラウザのMicrosoft Edgeが初期設定で使います。Bing単体のシェアは8.92%ですが、Yahoo!とDuckDuckGoにも検索結果を出しているため、実際に届く範囲はシェアの数字より広くなります。

Yahoo!

アメリカのYahoo!は、検索画面はYahoo!のものですが、検索結果をBingが作っています。Yahoo!のヘルプページにも、Yahoo!検索の結果はMicrosoft Bingが動かすアルゴリズムで生成されると明記されています。

※ 出典:Yahoo Help「How your content is ranked」

DuckDuckGo

DuckDuckGoは、検索した人の行動を追跡しないことを売りにするアメリカの検索エンジンです。DuckDuckGoのヘルプページには、検索結果に並ぶリンクと画像の大部分をBingから得ていると書かれています。

※ 出典:DuckDuckGo「Where do DuckDuckGo search results come from?」

アメリカの検索結果の出どころが2系統に分かれる図

Bing・Yahoo!・DuckDuckGoのシェアを足すと、約13%になります。つまり、Google以外の検索の大半は、Bingの検索結果を別の画面で見ていることになります。

パソコンで大きくなるBing系のシェア

アメリカでBing・Yahoo!・DuckDuckGoのシェアを合わせると、パソコンでは約18%になり、スマホの約6%の約3倍です。パソコンとスマホに分けたStatCounterの2026年8月の値は、次のとおりです。

検索エンジン

パソコン

スマホ

Google

81.99%

93.51%

Bing

12.82%

1.81%

Yahoo!

3.36%

1.86%

DuckDuckGo

1.42%

2.08%

※ 出典:StatCounter「Desktop Search Engine Market Share United States Of America」「Mobile Search Engine Market Share United States Of America」2026年8月の値

パソコンでBingが伸びるのは、Windowsのパソコンに入っているEdgeの初期設定がBingだからです。スマホではiPhoneもAndroidも初期設定がGoogleなので、Bingを選び直す人はほとんどいません。

パソコンとスマホでBing系の検索エンジンのシェアを比べた図

とりわけ見落とされがちなのが、商材によってBing・Yahoo!・DuckDuckGoの比重が変わる点です。会社のWindowsパソコンで仕事中に調べられることが多い法人向けの商材では、検索の割合がパソコンの数字に近づき、6件に1件ほどがBing・Yahoo!・DuckDuckGoのいずれかから来ると見ています。反対に、スマホで調べられることが多い一般消費者向けの商材では、Google以外の割合はさらに小さくなります。

日本の検索エンジンとの違い

日本とアメリカの検索エンジンの違いは、同じYahoo!でも検索結果の出どころが違うことです。日本のYahoo! JAPANはGoogleの検索エンジンを使っているため、日本ではYahoo!で上位に出るかどうかもGoogleの評価で決まります。アメリカではYahoo!の結果をBingが作るので、Yahoo!に出るにはBingに評価される必要があります。

国

Google

Bing

Yahoo!

アメリカ

86.1%

8.92%

2.74%

日本

63.02%

28.29%

6.96%

※ 出典:StatCounter「Search Engine Market Share Japan」2026年8月の値(アメリカは前出)

StatCounterの2026年8月の値では、Bingのシェアは日本のほうがアメリカより高くなっています。

経営者経営者

アメリカでもYahoo!は使われていると聞きました。Yahoo!向けの対策も別に必要ですか?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

Yahoo!だけに向けた対策はいりません。アメリカのYahoo!の検索結果はBingが作っているので、Bingに登録してBingに評価されるページにすれば、Yahoo!にも同じように表示されます。

アメリカ向けの検索対策を進める順番

アメリカ向けの検索対策は、Googleで評価されるページを作ってから、Bingへの登録を足す順番で進めます。Googleがシェアの約86%を占めるので、Googleで評価されないページはどの検索エンジンでも集客の柱になりません。

1
STEP
Google Search Consoleで国別の表示回数を見る

Google Search Consoleの検索パフォーマンスのレポートで国をアメリカに絞ると、アメリカの検索でどのページが何回表示されたかを確かめられます。表示回数がほとんど無いページは、英語で検索される言葉とページの中身が合っていない可能性があります。

2
STEP
英語版と日本語版があるならhreflangを設定する

同じ内容の英語版と日本語版を持つサイトは、hreflang(ページの言語と対象の地域を検索エンジンに伝える記述)を入れます。設定しないと、アメリカの検索で日本語版が表示されることがあります。

3
STEP
Bing Webmaster Toolsにサイトを登録する

Bing Webmaster ToolsはBing版のSearch Consoleで、登録するとBingの検索での表示回数や、Bingが見つけたエラーを確かめられます。Search Consoleで確認済みのサイトは取り込むだけで登録でき、一度に100サイトまで取り込めます。

4
STEP
広告を出すならMicrosoft広告も検討する

検索広告を出すなら、Google広告に加えてMicrosoft広告を検討します。Microsoft広告の検索広告は、BingのほかにYahoo!、AOL、DuckDuckGo、Ecosiaなどの提携先にも表示されます。

※ 出典:Google 検索セントラル「ページのローカライズ版について Google に知らせる」/Bing Webmaster Blog「Import sites from Search Console to Bing Webmaster Tools」/Microsoft Advertising「Microsoft Search ads」

Bingのページの評価基準はBing Webmaster Guidelinesにまとめられており、読んだ人の役に立つ内容かを重く見る点はGoogleと大きく変わりません。Bingのためにページを作り分ける必要はなく、Googleに向けて作ったページをBingにも登録する形で足ります。

日本のサイトでも、Bingからの検索流入を取りこぼしていませんか

Bingのシェアは、日本ではアメリカより高い28.29%です(StatCounter・2026年8月)。Search Consoleだけを見ている場合、Bingからの流入は計測の外に置かれたままになります。Googleで評価される記事づくりとBingへの登録を合わせて、検索からの集客を見直すお手伝いをしています。

日本からアメリカの検索結果を確かめる方法

日本からアメリカのGoogleの検索結果を確かめるには、Google検索の設定で検索結果の地域をアメリカに変えます。Googleは2017年に、国ごとのドメインでなく利用者のいる場所で検索結果の国を決める方式に変えたため、google.comを開くだけではアメリカの検索結果になりません。

1
STEP
ブラウザのシークレットウィンドウを開く

自分の検索履歴が検索結果に混ざらないよう、シークレットウィンドウ(履歴を残さない画面)で確かめます。

2
STEP
Google検索の設定で地域をアメリカにする

Google検索の設定画面を開き、検索結果の地域の項目でアメリカ合衆国を選んで保存します。表示言語も英語にすると、アメリカの利用者が見る画面に近づきます。

3
STEP
Bingでも同じ言葉で検索する

Bingの設定で国と地域をアメリカに変え、同じ言葉で検索します。Bingの結果はYahoo!とDuckDuckGoの結果にもおおむね重なるため、Bing・Yahoo!・DuckDuckGoでの見え方をまとめて確かめられます。

※ 出典:Google「Making search results more local and relevant」(2017年10月27日)

⚠

地域を変えても、日本からの接続であることまでは消えないため、アメリカにいる人が見る結果と完全には一致しません。地図や店舗が並ぶ地域の検索は特にずれやすく、正確に確かめたいときはアメリカの順位を計測できるSEOツールを使います。

よくある質問

アメリカでYahoo!はまだ使われていますか?

アメリカのYahoo!のシェアは2026年8月時点で2.74%、パソコンに限ると3.36%あります(StatCounter)。検索結果はBingが作っているので、Bingへの登録と対策がそのままYahoo!にも効きます。

DuckDuckGo向けの対策は別に必要ですか?

DuckDuckGoだけに向けた対策は必要ありません。DuckDuckGoは検索結果のリンクの大部分をBingから得ているため、Bingに登録して評価されるページにすることが、DuckDuckGoに表示されるための近道です。

まとめ|アメリカの検索はGoogleとBingの2系統

アメリカの検索エンジンのシェアはGoogleが86.1%を占め、残りの大半はBing・Yahoo!・DuckDuckGoです。Yahoo!とDuckDuckGoの検索結果はBingがもとになっているため、Googleを軸に、Bingへの登録を足せば主な検索エンジンのほぼすべてに届きます。パソコンではBing・Yahoo!・DuckDuckGoを合わせたシェアが約18%まで上がるので、パソコンで調べられる法人向けの商材では、この点も対策の順番に入れておきましょう。

私たち合同会社Writers-hubは、Googleで評価される記事の制作と、検索からの流入を伸ばす対策を支援しています。

アメリカ向けも日本向けも、どの記事から手を付けるか決まっていますか

GoogleとBingのどちらで、どのページが表示されているかを確かめると、次に書く記事と直す記事の順番が決まります。Search ConsoleとBing Webmaster Toolsの数字を持ち寄っていただければ、優先順位の付け方から一緒に整理します。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

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