「SEO対策の費用は、相場の表で月額を見比べれば決められそう」。リスティング広告のように、出稿した翌月には数字が返ってくる施策に慣れていると、SEOも月額の安さで選び、数か月で成否を決めてしまいがちです。しかし、SEO対策は効果が現れ始めるまでに一般に3〜6か月かかり、その間は費用が成果より先に出ていきます。費用は月額でなく、その期間を含めた総額で比べ、費用対効果を判断する時期も先に決めておくと、途中で順位が上下しても取り組みを止めずに済みます。
本記事では、施策別の費用相場と料金体系から、効果が出るまでの予算の組み方、費用対効果の計算式と測り方、自社で進めるか外注するかの判断まで、記事の制作とオウンドメディアの運用代行を手がける制作会社の視点で、順を追ってお伝えします。
- SEO対策を外注した場合の費用は、コンサルティングで月額10万〜100万円、記事の制作で1本1万〜10万円、サイトの改修で一括5万〜300万円が目安になる
- 成果報酬型を選ぶなら、どのキーワードで何位をいつ測って達成とみなすかを契約前に文書で決める
- 効果が現れ始めるまで一般に3〜6か月かかるため、予算は月額にその月数を掛け、初期費用を足した総額で組む
- 効果が出るまでは表示回数と掲載順位を見て、費用対効果は半年から1年の単位で計算する
- 自社で進める場合も担当者の人件費がかかるため、外注の見積もりと同じ月額に直して比べる
SEO対策の費用相場
SEO対策を外注したときの費用相場は、たとえば戦略を立てるコンサルティングで月額10万〜100万円、記事の制作で1本1万〜10万円、サイトの改修で一括5万〜300万円です。施策ごとに、月額か1本あたりか一括かという数え方も、金額の幅も違います。
同じ施策で金額に幅が出るのは、サイトのページ数、狙うキーワードの競合の強さ、依頼先の担当者がかける時間などによって、作業の量が変わるからです。見積もりを比べるときは、金額と一緒に、どの作業に月何時間かけるのかも出してもらうと、価格の中身を並べて見られます。
※ 施策別の表の金額は、SEO対策を外注した場合の一般的な目安です。サイトの規模、キーワードの競合の強さ、依頼する範囲などで上下します。
戦略設計・コンサルティング費用
SEO戦略の立案やコンサルティングサービスの費用相場は以下の通りです。
サービス内容 | 費用相場(月額) | 特徴 |
SEOコンサルティング(基本) | 10〜30万円 | 現状分析、戦略立案、施策提案が中心 |
SEOコンサルティング(総合) | 30〜100万円 | 戦略立案から実施サポート、効果測定まで一貫対応 |
スポット診断・分析 | 20〜50万円(一括) | 現状のサイト診断と改善提案を一回限り実施 |
コンサルティングサービスは、SEO対策の方向性を決定づける重要な要素です。専門的な知識と経験を持つコンサルタントからの適切なアドバイスは、その後の施策の効果を大きく左右するため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
Webサイト設計費用
SEOを考慮したWebサイトの設計・改修にかかる費用相場は以下の通りです。
サービス内容 | 費用相場 | 特徴 |
SEO対応サイトリニューアル | 50〜300万円 | 既存サイトをSEO観点で全面的に改修 |
技術的SEO対策 | 10〜50万円 | サイト速度改善、モバイル対応、構造化データ対応など |
CMS設定・最適化 | 5〜30万円 | WordPressなどのCMSをSEO最適化 |
サイト設計は内部SEOの土台となる重要な要素です。サイト構造やページ設計の最適化は一度しっかり行えば長期的な効果が見込めるため、初期投資として十分な予算を確保することが重要です。
コンテンツ制作費用
SEO対策におけるコンテンツ制作の費用相場は以下の通りです。
サービス内容 | 費用相場 | 特徴 |
SEO記事制作(基本) | 1〜3万円/記事 | 2,000〜3,000文字程度の基本的なSEO記事 |
SEO記事制作(専門) | 3〜10万円/記事 | 専門知識が必要な高品質コンテンツ |
コンテンツ企画・設計 | 10〜30万円 | キーワード分析からコンテンツ設計まで一貫対応 |
既存コンテンツのリライト | 5,000〜2万円/記事 | 既存記事のSEO観点での改善 |
コンテンツ制作は継続的に発生するコストですが、質の高いコンテンツはSEOの成否を左右する最も重要な要素の一つです。安価な外注先に依頼して低品質なコンテンツを大量生産するよりも、専門性の高い良質なコンテンツを適切なペースで制作する方が、長期的には費用対効果が高くなる傾向があります。
運用費用(分析・改善)
SEO対策の運用・分析・改善にかかる費用相場は以下の通りです。
サービス内容 | 費用相場(月額) | 特徴 |
SEO運用代行(基本) | 5〜15万円 | 定期的な分析・レポーティングと簡易的な改善提案 |
SEO運用代行(総合) | 15〜50万円 | 分析から改善施策の実施まで一貫対応 |
SEOツール導入・運用 | 1〜10万円 | アナリティクスや専門SEOツールの導入・運用支援 |
SEOは一度対策すれば終わりではなく、継続的な分析と改善が必要です。競合状況やアルゴリズムの変化に合わせて戦略を調整することで、長期的な効果が維持されます。
内部SEO対策費用
内部SEO対策にかかる費用相場は以下の通りです。
サービス内容 | 費用相場 | 特徴 |
内部SEO診断・改善 | 10〜50万円 | サイト内部の問題点を特定し改善策を実施 |
内部リンク最適化 | 5〜20万円 | サイト内の回遊性・評価向上のためのリンク構造改善 |
URL・ディレクトリ設計 | 5〜30万円 | SEOに最適化されたURL体系の設計・実装 |
内部SEO対策は、自社サイトの基礎体力を高める施策です。適切に実施することで、外部SEOやコンテンツSEOの効果も最大化されます。比較的コストパフォーマンスが高い施策でもあるため、最優先で取り組むべき項目といえるでしょう。
外部SEO対策費用
外部SEO対策にかかる費用相場は以下の通りです。
サービス内容 | 費用相場(月額) | 特徴 |
リンクビルディング | 10〜50万円 | 質の高い被リンクを獲得するための施策 |
ブランドメンション拡大 | 5〜30万円 | 自社ブランドの認知拡大とWeb上での言及増加施策 |
ソーシャルシグナル強化 | 5〜20万円 | SNSでの存在感を高め間接的にSEOを強化 |
外部SEO対策に費用を払う前に確かめたいのは、被リンクをどう集めるかです。Googleのスパムに関するポリシーは、検索ランキングを操作することを主な目的としてリンクを作成する行為を、リンクスパムとしています。その例の1つに、ランキングを上げることを目的としたリンクの売買が挙げられています。
Googleのポリシーに違反したサイトは、検索結果での掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあります。提案された外部SEO対策にリンクの購入が含まれていないかは、契約の前に確かめておきましょう。

SEO対策の料金体系
SEO対策の料金体系は、払い方の違いで次の3つに分かれます。
月額固定型
月額固定型は、毎月一定額を支払い、継続的にSEO対策を行う契約形態です。
- 費用相場:5〜100万円/月(規模や内容による)
- メリット:予算計画が立てやすい、長期的な視点での施策が可能
- デメリット:成果に関わらず一定のコストがかかる
- 適している企業:長期的にSEOに取り組みたい中〜大規模企業
成果報酬型・成功報酬型
成果報酬型は、順位上昇や問い合わせ増加などの成果に応じて報酬が発生する契約形態です。
- 費用相場:
- 順位連動型:特定キーワードが1位になった場合に10〜30万円/キーワード
- 問い合わせ連動型:1件あたり5,000〜3万円
- 売上連動型:売上の10〜30%
- メリット:成果が出なければコストがかからない、リスクが低い
- デメリット:単価が高くなりがち、短期的な成果に偏る可能性
- 適している企業:初めてSEOに取り組む企業、予算に制約がある小規模企業
成果報酬型の費用が見合うかどうかは、課金の対象にするキーワードと、達成とみなす条件で決まります。検索数が少なく上位に上げやすいキーワードで契約すると、順位は上がっても問い合わせや売上につながらないまま、報酬だけを払うことになります。
成果報酬型を検討するなら、「どのキーワードで・何位を・いつ測定して達成とみなすか」を契約前に文書で確認しましょう。達成の条件が曖昧なまま契約すると、事業に貢献しない順位に対して費用を払い続けることになりかねません。
スポット型・一括型
スポット型は、サイト診断やキーワード選定など、特定の施策を一回限りで行う契約形態です。
- 費用相場:5〜100万円(内容による)
- メリット:必要な施策だけを選んで実施できる、予算管理がしやすい
- デメリット:継続的な改善が難しい、効果が限定的になる可能性
- 適している企業:特定の課題に対応したい企業、自社でSEOを行いつつ部分的に外注したい企業
どの料金体系が最適かは、自社の目的や予算、リソース状況によって異なります。複数の業者から見積もりを取得し、契約内容や実績を比較検討することをおすすめします。
SEO対策とオウンドメディア運用代行の料金例
弊社の料金は、滋賀のSEO対策が月額20万円から(税別・6か月から)、オウンドメディアの運用代行のIKKI-Plusが月額10万円から(税別・3か月から)です。どちらも月額固定型で、任せる範囲と報告の中身が違います。
| 滋賀のSEO対策 | IKKI-Plus | |
|---|---|---|
| 月額 | 20万円から(税別) | 10万円から(税別) |
| 契約の期間 | 6か月から | 3か月から |
| 任せる範囲 | 1か月目に現状の分析と設計、2か月目から実行 | ブログの設計から毎日の公開まで |
| 報告 | 毎月の報告と見直し | 毎月、検索からのアクセスの数字で報告 |
サイトの現状の分析と設計から実行までを任せたいなら滋賀のSEO対策、ブログの設計と毎日の記事の公開を任せたいならIKKI-Plusです。滋賀のSEO対策はオンラインで全国に対応しており、彦根市とその周辺は訪問もできます。
相場の表に当てはめると、滋賀のSEO対策は分析から改善の実施までを一貫して任せる「SEO運用代行(総合)」、IKKI-Plusは記事を作り続ける「コンテンツ制作費用」の項目に当たります。表の金額は1本あたり、IKKI-Plusの金額は月額で、数え方が違います。
効果が出るまでの3〜6か月の費用の見方
SEO対策の効果が現れ始めるまでには一般に3〜6か月かかるため、その間の費用は、成果が出る前に払うものとして予算に入れておきます。期間の長さを左右するのは、サイトの状態と、狙うキーワードの競合の強さです。
効果が出るまでの総額の組み方
効果が出るまでの総額は、月額に効果が出るまでの月数を掛け、初期費用を足して組みます。たとえば月額15万円なら、初期費用を除いても、3〜6か月で45万〜90万円を、売上で回収する前に払う計算です。

初期費用は、現状のサイトの分析、キーワードの選定と戦略の立案、アクセス解析の設定などに充てられます。初期費用を無料や格安とうたう契約は、その分が月額に上乗せされていたり、作業の範囲が狭かったりすることがあります。見積もりは、月額に月数を掛け、初期費用を足した総額にそろえて比べてください。
効果が出るまでに見る数字
効果が現れ始めるまでは問い合わせや売上がまだ増えないため、費用に見合う作業が進んでいるかを、別の数字で確かめます。時期ごとに見る数字は、次の3つです。
何を調べ、どのページをどう直したかを、毎月の報告で確かめます。作業の中身が報告に書かれていなければ、払った費用でどこまで進んだかを判断できません。
Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスレポートで、狙ったキーワードの表示回数と掲載順位が上がり始めたかを見ます。検索からの訪問や問い合わせが増えるのは、表示回数と掲載順位が上がった後です。
SEO経由の問い合わせや売上を数え、費用対効果を計算します。取り組みを続けるか、狙うキーワードを見直すかは、この数字で判断します。
とりわけ判断を誤りやすいのが、費用だけが積み上がって問い合わせがまだ増えない、3か月目前後です。
毎月費用を払って3か月が過ぎたのに、問い合わせが増えていません。この投資は失敗だったと判断してよいのでしょうか。
編集部
3か月目は、効果が現れ始めるかどうかの時期です。問い合わせの数より先に、狙ったキーワードの表示回数と掲載順位が上がり始めているかを見てください。上がり始めていれば続け、半年たっても動かなければ狙うキーワードから見直す、という条件を先に決めておくと、途中の上下で迷わずに済みます。
表示回数と掲載順位を毎月の報告に入れてもらうかどうかは、契約の前に依頼先と決めておきましょう。
効果が出るまでの数か月に、何が報告されるか確かめませんか
滋賀のSEO対策は、オンラインで全国に対応しています。1か月目に現状の分析と設計を行い、2か月目から実行に移り、毎月の報告と見直しを続けるため、効果が現れ始めるまでの月も進み具合を報告で追えるはずです。
SEO費用対効果とは
SEOの費用対効果(ROI: Return On Investment)とは、SEO対策に投資した費用に対して、どれだけのリターン(効果・収益)が得られたかを表す指標です。一般的には以下の式で計算されます。
SEOのROI(%) = (SEOによる収益 – SEO対策費用)÷ SEO対策費用 × 100
例えば、SEO対策に100万円投資して、それによって300万円の売上が生まれた場合、ROIは200%となります。つまり、投資額の2倍のリターンが得られたことになります。

SEOの費用対効果を正確に把握することは、限られた予算の中でマーケティング施策の優先順位を決定する上で非常に重要です。費用対効果が高ければ、さらに投資を増やす判断ができますし、低ければ改善策を検討するきっかけになります。
SEOの費用対効果算出が難しい理由
他のマーケティング施策と比較して、SEOの費用対効果の測定が難しいとされる理由は主に以下の3つです。
- 効果が表れるまでに時間がかかる:SEO対策は即効性がなく、効果が表れるまでに数ヶ月から1年程度かかることがあります。
- 複数の要因が影響する:検索順位は、自社のSEO対策だけでなく、競合の動向やGoogleのアルゴリズム変更などの外部要因にも影響されます。
- 直接的な因果関係の証明が難しい:「どの施策がどれだけ効果をもたらしたか」を正確に分離して測定することが困難です。
しかし、難しいからといって測定を諦めるべきではありません。次章で紹介するように、適切な計算方法とツールを活用すれば、ある程度正確にSEOの費用対効果を把握することが可能です。
関連記事:【2025年最新版】初心者でもできるSEOのやり方完全ガイド | 上位表示するための具体的な方法を徹底解説
SEO費用対効果の計算方法
SEOの費用対効果を正確に計算するためには、リターン(収益)と費用の両面を正確に把握する必要があります。ここでは、その具体的な計算方法を解説します。
SEOでのリターン(収益)を計算する
SEOによるリターンを計算する方法はいくつかあり、代表的なものは次のとおりです。
1. CV(コンバージョン)を金額換算する方法
最も一般的な方法は、SEO経由のコンバージョン(問い合わせ、資料請求、購入など)を金額に換算する方法です。
SEOによる収益 = SEO経由のCV数 × CVあたりの平均価値
例えば、SEO経由で月間100件の問い合わせがあり、問い合わせからの成約率が20%、平均契約金額が10万円の場合、以下のように計算できます。
月間収益 = 100件 × 20% × 10万円 = 200万円
2. 広告費換算する方法
SEOによって獲得した自然検索トラフィックを、リスティング広告(PPC広告)で同等のトラフィックを獲得した場合のコストで換算する方法です。
SEOによる広告費換算価値 = SEOによるクリック数 × 同等キーワードの平均CPC(クリック単価)
例えば、SEOで月間10,000クリックを獲得し、同等のキーワードのリスティング広告の平均CPCが300円の場合、以下のように計算できます。
月間広告費換算価値 = 10,000クリック × 300円 = 300万円
SEOにかかる費用を算出する
SEOにかかる費用を算出するときは、直接的なコストと間接的なコストの両方を考慮する必要があります。
1. 直接的なコスト
- SEO業者への支払い(月額費用、成功報酬など)
- コンテンツ制作費(ライター、デザイナーへの外注費など)
- SEOツール導入費用(月額または年額)
- サイト改修・開発費用(SEO対応のためのシステム改修など)
2. 間接的なコスト
- 社内担当者の人件費(SEO業務に費やした時間×時給)
- 社内研修・教育費用(SEOスキル向上のための研修など)
- ミーティング・レビュー時間のコスト
これらのコストを合計することで、SEO対策にかかる総費用を算出できます。
費用対効果の計算式と具体例
前述の計算式を使って、SEOの費用対効果(ROI)を計算します。
SEOのROI(%) = (SEOによる収益 – SEO対策費用)÷ SEO対策費用 × 100
以下に具体例で示します。
【具体例①:ECサイトの場合】
- SEO対策費用:月額50万円(外注費40万円+社内工数10万円)
- SEO経由の売上:月間300万円(アナリティクスで計測)
- 粗利率:50%
SEOによる利益 = 300万円 × 50% = 150万円
SEOのROI = (150万円 – 50万円) ÷ 50万円 × 100 = 200%
【具体例②:BtoBサービスの場合】
- SEO対策費用:月額30万円
- SEO経由の問い合わせ:月間20件
- 問い合わせからの成約率:15%
- 顧客生涯価値(LTV):100万円/件
SEOによる収益 = 20件 × 15% × 100万円 = 300万円
SEOのROI = (300万円 – 30万円) ÷ 30万円 × 100 = 900%
このように、SEOの費用対効果は適切に計算すれば数値化することが可能です。ただし、SEOの効果は時間をかけて発現するため、最低でも半年〜1年単位での評価が望ましいといえるでしょう。
SEO費用対効果を測定するツール
SEOの費用対効果を測るには、SEO経由の成果を数えるGoogleアナリティクス(GA4)と、検索結果での表示回数やクリック数を見るGoogleサーチコンソールの2つを使います。
1. Googleアナリティクス(GA4)
Googleアナリティクスは、SEOの効果測定に必須のツールです。特に以下の機能が有用です。
- 獲得レポート:オーガニック検索からの流入数や流入割合を確認
- キーイベント:問い合わせやダウンロードなどの成果を測定
- セグメント機能:オーガニック検索ユーザーの行動を詳細に分析
- イベント測定:ユーザーのサイト内での具体的な行動を追跡
- eコマーストラッキング:SEO経由の売上や注文数を直接計測
GA4ではAI予測やサマリーレポートなどの機能も充実しており、より効率的に分析できるようになりました。セッション単位ではなくイベント単位の計測になったため、より詳細なユーザー行動の把握が可能です。
成果として数える「キーイベント」は、2024年3月に「コンバージョン」から名称が変わりました。
2. Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、Google検索からの流入に特化した分析ツールです。以下の機能が特に重要です。
- 検索パフォーマンスレポート:キーワードごとの表示回数・クリック数・CTRを確認
- ページのインデックス登録レポート:サイトのインデックス状況を把握
- Core Web Vitalsレポート:表示速度などのページの使いやすさの指標を確認
- URL検査:特定のページのインデックス状況や問題点を確認
特に検索パフォーマンスレポートは、SEO対策の効果を直接確認できる貴重なデータソースです。キーワードごとの順位変動や流入状況を継続的に観察することで、施策の効果を測定できます。
関連記事:SEOとは?初心者でもわかる基本からツール、対策のポイントも
SEO費用対効果を高めるためのポイント
SEOの費用対効果を高めるポイントは、次の5つです。
1. 中長期的な視点で取り組む
SEOは短期間で劇的な効果を期待できる施策ではありません。中長期的な視点で継続的に取り組むことが、最終的には費用対効果を高めることにつながります。
- 最低でも6ヶ月〜1年の期間を想定して計画を立てる
- 短期的な順位変動に一喜一憂せず、トレンドを重視する
- 一貫した戦略のもとで施策を継続する
- 短期的なテクニックよりも、長期的に有効な施策に投資する
3ヶ月程度でSEOの効果が見えないと判断して止めてしまうのは、早すぎる判断です。継続的な取り組みこそがSEOの費用対効果を高める鍵なのです。
2. 質の高いコンテンツを作成する
Googleのアルゴリズムはますますコンテンツの質を重視するようになっています。質の高いコンテンツは長期的にトラフィックを集め続け、高い費用対効果をもたらします。
- ユーザーの検索意図を正確に理解し、それに応えるコンテンツを作成する
- 経験・専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)を意識したコンテンツ制作
- 独自の視点や情報を盛り込み、差別化を図る
- データや事例に基づいた具体的で価値のある情報を提供する
低品質なコンテンツを大量生産するよりも、高品質なコンテンツを適切なペースで制作する方が、長期的には費用対効果が高いことが多いです。
3. ターゲットキーワードを適切に選定する
効果的なキーワード選定は、SEOの費用対効果を大きく左右します。自社にとって最適なキーワードを選ぶことが重要です。
- 検索ボリュームと競合性のバランスを考慮する
- コンバージョン可能性の高いキーワードを優先する
- ユーザーの検索意図を理解し、適切なコンテンツタイプを選択する
- 自社の強みを活かせるニッチなキーワードも活用する
検索ボリュームだけでなく、ビジネス価値の高いキーワードを優先することで、効率的にROIを高めることができます。たとえば、「無料」や「方法」といった情報収集段階のキーワードよりも、「比較」や「おすすめ」など購買意欲の高いキーワードを優先するのも一つの戦略です。
4. 継続的なリライトと改善を行う
一度公開したコンテンツを放置せず、定期的に見直しとリライトを行うことで、長期的な効果を維持・向上させることができます。
- データに基づいてパフォーマンスが低いページを特定し改善する
- 検索トレンドの変化に合わせてコンテンツを更新する
- 最新情報や統計データを追加して鮮度を維持する
- ユーザーからのフィードバックを反映して改善する
既存コンテンツのリライトは、新規コンテンツの作成よりも効率的にSEO効果を高められる場合が多いです。特に一定のトラフィックがあるものの、コンバージョン率が低いページは優先的に改善すべきでしょう。
5. 包括的なSEO戦略を実行する
内部SEO、コンテンツSEO、外部SEOなど、様々な側面を総合的に改善することで、相乗効果を生み出すことができます。

SEOのある一面だけに注力するのではなく、以下のようにバランスよく施策を展開することが重要です。
- 内部SEO:サイト構造の最適化、内部リンクの改善、URL設計の見直しなど
- コンテンツSEO:質の高いコンテンツの制作、既存コンテンツの改善、コンテンツの網羅性向上
- 外部SEO:自然な被リンク獲得、ブランドメンションの増加、SNSでの存在感向上
- 技術的SEO:サイト速度の改善、モバイルフレンドリー対応、構造化データの実装
- ユーザー体験(UX):使いやすさの向上、コンバージョン経路の最適化
これらの要素を総合的に強化することで、費用対効果の高いSEO施策を実現することができます。どれか一つに偏りすぎないバランスのとれたアプローチが重要です。
自社対策と外注の費用対効果比較
SEO対策を行う上で、自社で行うか外注するかという選択は、費用対効果に大きく影響します。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社にとって最適な選択をすることが重要です。
自社でSEO対策を行うメリット・デメリット
自社でSEO対策を行う場合のメリットとデメリットを整理します。
メリット | デメリット |
・外注費用の削減ができる | ・専門知識の習得に時間がかかる |
自社対策が向いているケース:
- 中長期的にSEOに取り組む予定がある
- 社内にSEOに興味・適性のある人材がいる
- 予算に制約があり外注コストを抑えたい
- 業界や商材の専門性が高く、外部に説明するコストが大きい
外注でSEO対策を行うメリット・デメリット
外部の専門業者にSEO対策を依頼する場合のメリットとデメリットを整理します。
メリット | デメリット |
・専門的なノウハウをすぐに活用できる | ・コストが高くなりがち |
外注が向いているケース:
- 迅速に成果を出す必要がある
- 社内にSEOの知識やリソースが不足している
- 専門的なツールや分析が必要
- 競合が激しく高度な戦略が必要な業界
自社でSEO対策を行う場合の費用
自社でSEO対策を行う場合も、費用はかかります。内製でかかる費用の中心は、担当者の人件費です。仮に月給30万円の社員が業務時間の3割をSEOに割けば、月およそ9万円分の人件費をSEOに充てている計算になります。
人件費のほかにも、担当者がSEOを学ぶ時間、SEOツールの利用料、担当者が本来の業務に使えたはずの時間などがかかります。外注の見積もりと比べるときは、人件費とツールの利用料を同じ月額に直して並べてください。内製が外注より安いとは限りません。
どのような場合に外注すべきか
費用対効果を最大化するためには、自社の状況に応じて自社対策と外注を適切に組み合わせることが理想的です。以下のような観点から判断すると良いでしょう。
- 専門性の要件:高度な技術的SEOや難易度の高いキーワード対策は外注し、基本的なコンテンツ制作は自社で行うなど、専門性に応じた分担
- リソースの有無:社内リソースが不足している場合は外注、余裕がある場合は内製化を検討
- 時間的制約:早急に結果を出す必要がある場合は外注、じっくり取り組める場合は自社対応も選択肢
- 予算規模:予算に制約がある場合は、重要な部分のみ外注し、残りを自社対応
- 長期的な戦略:将来的に自社でのSEO対応を目指す場合は、段階的に外注から自社へ移行するプランを立てる
また、SEO業者を選定する際には、実績や提案内容だけでなく、自社の目標や状況を理解してくれるかどうかが重要です。費用対効果を高めるためには、単なる作業の外注ではなく、パートナーとして協力関係を築くことが望ましいでしょう。
関連記事:SEOって何から始めればいいの?
まとめ|SEO対策の費用は期間を含めた総額で判断
SEO対策の費用は、施策ごとの相場と料金体系で月額の目安をつかんだうえで、効果が現れ始めるまでの3〜6か月分を含めた総額で判断します。費用を判断するときに押さえておきたいのは、次の4つです。
- 相場は施策ごとに月額・1本あたり・一括と数え方が違うため、同じ数え方にそろえて比べる
- 予算は、月額に効果が出るまでの月数を掛け、初期費用を足した総額で組む
- 効果が現れ始めるまでは表示回数と掲載順位を見て、費用対効果は半年から1年の単位で計算する
- 自社で進める場合も担当者の人件費を月額に直し、外注の見積もりと並べる
私たち合同会社Writers-hubは、滋賀のSEO対策と、オウンドメディアの運用代行のIKKI-Plusを提供しています。
関連記事:E-E-A-TとYMYLとは?関係と影響の大きさで決める対策の手順
関連記事:BtoB SEOコンサルの選び方|支援範囲と費用の決まり方を解説
関連記事:ブラックハットSEOとは?ホワイトハットSEOとの違いと、今も残る手法の見分け方
月額だけでなく、効果が出るまでの総額で比べてみませんか
滋賀のSEO対策は月額20万円から(税別・6か月から)です。1か月目に現状の分析と設計、2か月目から実行、毎月の報告と見直しの順に進めます。オンラインで全国に対応し、彦根市とその周辺は訪問もできます。







