「まずは分析ツールを入れて、サイトの状態を見えるようにしよう」。SEOの相談で最初に出てくるのは、たいていこの一言です。無料の診断ツールの多くが「URLを入力するだけで課題がわかる」と案内しているため、数値が見えるようになれば次の一手も見えてくる、という順番で考えるのは無理のないことだと思います。
しかし弊社はこれまで、数多くの企業のオウンドメディアで記事を作り、公開したあとの掲載順位と流入を追いながら修正を重ねてきました。その経験から申し上げると、改善が止まる原因は数値が見えていないことではありません。見えている数値のどこを見ればいいかが決まっていないことのほうが、はるかに多いのです。サーチコンソールもアナリティクスも導入済みで、毎月きちんと開いている。それでも次に何を直すかが決まらない、という相談は繰り返し届きます。
本記事では、SEO分析を「順位が付かない原因を4つの段階に切り分ける作業」として捉え直し、段階ごとの見分け方と使うツール、無料と有料の線引き、そして分析が改善につながらないときの原因まで、記事を作り続ける側の視点で順を追ってお伝えします。
- SEO分析と順位チェックの違いと、分析がどこで終わるのかの定義
- 流入が伸びない原因を切り分ける4つの段階と、段階ごとの見分け方
- 対象の絞り込みから修正までを5つの工程に分けた進め方
- 無料ツールで足りる範囲と、有料ツールを契約する判断の分かれ目
- 分析しても改善につながらないときに疑う3つの原因
SEO分析とは何を見る作業か
SEO分析とは、検索からの流入が想定どおりに伸びていないサイトについて、原因がどこにあるのかを数値から特定し、次に手を入れる1か所を決めるところまでを指します。数値を並べた資料ができた時点では、まだ分析は終わっていません。
ここが実務では曖昧になりがちな部分です。月次レポートに順位の推移とアクセス数のグラフが並び、数値は正確で読みやすい。けれども、そのレポートを読んだ担当者が翌日から何の作業を始めるのかは、どこにも書かれていない。
分析と観測は、扱う数値が同じでも出口が違います。観測の出口は状態の報告であり、分析の出口は作業の指示です。レポートの最後が「引き続き様子を見ます」で終わっているなら、観測にとどまっていると判断してよいでしょう。

順位チェックとSEO分析の違い
検索順位チェックは、狙ったキーワードで自社ページが何位にいるかを定期的に記録する作業です。日々の変動を追うには欠かせませんが、順位という結果だけを見ていても、なぜその位置なのかは出てきません。
順位は、複数の要因が重なった末に出る最終的な数値です。検索エンジンに登録されているか、内容が検索の意図に合っているか、同じ話題を扱う他のページと比べてどうか。どれが足りていないのかを見分けるのがSEO分析であり、順位チェックはその入口にある計測作業だと整理しておくと混乱しません。
SEO分析が必要になるタイミング
記事を公開した直後に分析を始めても、判断材料になる数値がまだ溜まっていません。登録され、検索結果に表示され、クリックされるという流れが動き出すまでには一定の期間がかかります。
弊社では、公開からおおむね3か月を経過した記事を分析の対象に入れています。もっと早い段階で順位が動く記事もありますが、表示回数が数十回しかない時点でクリック率を計算しても、数値が偶然に振れているだけということが起こるためです。
※ 期間の目安はサイトの規模や更新頻度によって変わります。新規ドメインや記事数の少ないサイトでは、登録されるまでにさらに時間がかかることがあります。
もう1つ、踏み切るきっかけとして多いのが、記事数は増えているのに流入の伸びが止まった局面です。ここで本数を追加する手をいったん止め、既存記事のどこで止まっているかを見に行けるかどうかで、その後の半年が変わってきます。
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順位が付かない原因を切り分ける4つの段階
検索から人が来るまでには、越えなければならない関門が順番に並んでいます。どれか1つで止まっていれば、その先の数値はどれも0のまま動きません。だからこそ、上から順にどこで止まっているかを確かめる手順が要るのです。
弊社が使っているのは、次の4段階です。段階1で止まっているページの中身を書き直しても、順位はまったく動きません。逆に段階3のページで内部リンクを増やしても、クリック率は変わらないままでしょう。原因は必ず4段階のどこか1つで止まっています。

検索エンジンに登録されていないケース
サーチコンソールのURL検査に対象ページのURLを入れたとき、登録されていない旨が表示されるなら、ここが出発点です。パフォーマンスレポートを見ても、そのページの表示回数は0のまま動きません。
原因として多いのは、公開したページがどこからもリンクされていない状態、サイトマップに含まれていない状態、noindexやrobots.txtの設定が意図せず残っている状態の3つです。公開前のテスト環境の設定がそのまま本番に持ち込まれていた例にも、実際に何度か行き当たりました。
打つ手ははっきりしています。サイトマップを送信し、記事同士を本文中のリンクでつなぎ、URL検査からインデックス登録をリクエストする。設定ミスが原因だった場合は、修正後の反映が数日で確認できることもあるでしょう。
登録済みでも順位が20位より下のケース
表示回数は発生しているのに、平均掲載順位が20位より下で止まっている。検索エンジンがページを認識したうえで、上位のページより優先度が低いと判断している状態です。
ここで多くの担当者が手を伸ばすのが、見出しタグの調整や共起語の追加といった記述面の修正です。ただ、20位より下のページの大半は、記述の細かさではなく扱っている中身そのものが検索の意図とずれています。
※ 20位という区切りは弊社の実務上の目安であり、検索エンジンが公表している基準ではありません。競合の少ないキーワードでは、この線がもっと下にずれます。
では、ずれをどう見つけるか。実際に対象のキーワードで検索し、上位5件のページが読者のどの疑問に答えているかを書き出してみてください。自社の記事が答えていない疑問が2つ以上見つかるようなら、部分的な修正ではなく作り直しの判断になります。
上位のページに書かれている内容を、自社の記事にも足していけば順位は上がるものなのでしょうか。
編集部
足りない話題を補うこと自体は有効です。ただ、上位5件のすべてに載っている内容を全部足すと、記事の中心がぼやけて逆効果になりかねません。弊社では、上位ページに共通していて自社の記事にないものを2つまで選び、それ以外は入れない形で進めています。追加したあとは、その記事が何のキーワードで評価されているかをサーチコンソールで確認し、狙いから外れていないかを見てください。
順位はあるのにクリックされないケース
平均掲載順位が10位以内に入っているのに、クリック数がほとんど伸びていない。この段階で見るのは、タイトルと説明文が検索結果の一覧の中で選ばれているかどうかです。
ここで注意したいのが、業界平均のクリック率の表を持ち出して比較する進め方です。業種やキーワードの性質によって水準が大きく変わるため、外部の平均値と自社の数値を並べても判断材料になりません。比較するなら、同じサイト内で同じ順位帯にある他のページの数値を使ってください。自社の他ページが10位前後で一定のクリックを取れているのに、対象ページだけ極端に低いのであれば、タイトルに原因がある可能性が高いと見ています。
修正の対象は、タイトルタグ、meta description、検索結果に表示される日付の3つです。とりわけ見落とされがちなのが、タイトルの後半に置いた重要な情報が、検索結果の表示幅で切れているという単純な事象でしょう。
検索結果に表示されるタイトルは、設定したタイトルタグがそのまま出るとは限りません。Googleが本文の見出しなどから別の文言に書き換える場合があります。サーチコンソールで表示回数の多いキーワードを確認し、実際にそのキーワードで検索して、どう表示されているかを目視で確かめてください。
流入はあるのに成果につながらないケース
クリック数は伸びている。滞在時間も悪くない。それでも問い合わせや資料請求につながらない。ここまで来ると、原因はSEOの外側にあることが増えてきます。
まず疑うのは、キーワードと商材の距離です。検索した人がその時点で知りたいことと、自社が売っているものとの間が遠すぎると、記事がどれだけ読まれても成果には変わりません。情報を集めている段階の人ばかりが集まるキーワードで流入を取り、成果が0のまま半年が過ぎる。こうした行き違いは、相談の中でたびたび出てきます。
次に見るのが、記事の中に次の行動が置かれているかどうかです。関連記事へのリンク、資料の案内、問い合わせ先。どれを置くかは記事の役割によって変わりますが、何も置かれていない記事が大半のサイトは実際に多く見かけます。
| 段階1 未登録 | 段階2 順位が低い | 段階3 クリックなし | 段階4 成果なし | |
|---|---|---|---|---|
| 0になる数値 | 表示回数 | クリック数 | セッション数 | 問い合わせ数 |
| 主に使うツール | サーチコンソール | 検索結果と上位ページ | サーチコンソール | アナリティクス |
| 最初に打つ手 | 登録リクエストと内部リンク | 記事の中身の見直し | タイトルの書き直し | キーワードと商材の確認 |
| 変化が見えるまで | 数日から2週間 | 1か月から3か月 | 2週間から1か月 | 3か月以上 |
| 記事の作り直しが要るか | 不要 | 必要な場合が多い | 不要 | 企画から見直す |
関連記事:SEOのページ分析|順位が上がらない原因を5つの層で切り分ける
SEO分析の進め方5つの工程
4つの段階がわかっても、サイト全体を一度に見ようとすると手が止まります。実際の分析は、対象を1つに絞るところから始めてください。
分析の単位は、サイトでもカテゴリでもなく「このページのこのキーワード」です。サーチコンソールのパフォーマンスレポートでページを1つ選び、そのページが表示回数を得ているキーワードのうち、事業と関係が深く表示回数の多いものを1つ選びます。ここで複数を同時に追いかけると、あとの判断がすべて曖昧になりかねません。
選んだ組み合わせについて、直近3か月の表示回数、クリック数、平均掲載順位を記録します。サーチコンソールのパフォーマンスレポートで扱えるのは直近16か月分のため、それより前と比べたいなら月次で控えを残しておいてください。
表示回数が0なら段階1、表示回数はあって順位が20位より下なら段階2、10位以内でクリックが伸びないなら段階3、クリックはあるのに成果が0なら段階4です。段階が決まれば、打つ手も自動的に絞られます。
段階2と判定された場合だけ、この工程に入ります。実際に検索して上位5件を開き、各ページが答えている読者の疑問を書き出してください。自社の記事に無いものから、事業と関係が深いものを1つか2つ選びます。
修正した日付と内容を記録し、次に数値を見る日をあらかじめ決めておきます。段階1なら2週間後、段階2なら2か月後というように、確認日も段階に合わせて置いてください。
5つを並べてみると、手間がかかるのは最初と最後だけだとわかります。中間の判定そのものは、数値さえ揃っていれば数分で終わるのです。裏を返せば、対象を絞る工程と確認日を決める工程を省いた分析は、いくら数値を細かく見ても作業につながりません。
毎月レポートは出ているのに、翌日からの作業が決まらないままになっていませんか
どのページのどのキーワードが4つの段階のどこで止まっているかを整理し、手を付ける順番を決めるところまでをご一緒します。ツールの追加契約を検討する前に、いま取れている数値だけで判断できる範囲を確かめる段階からご相談いただけます。
関連記事:Google検索で上位にこない原因|3つの層で切り分ける手順
無料ツールと有料ツールを分ける一本の線
SEO分析のツールは数が多く、比較記事を読むほど選べなくなります。判断を早めるために、弊社が使っている線引きを1つお伝えします。
無料で取れるのは自社の数値、有料で買うのは他社の数値です。サーチコンソールもアナリティクスも、所有権を証明したうえで自社のデータを見る道具であるため、料金はかかりません。一方、他社サイトがどのキーワードで流入を得ているかは、推計する独自の仕組みが要るぶん有料になります。

この線がわかると、選ぶ順番が決まります。段階1から段階4の判定は、すべて自社の数値だけで完結するため、分析を始める時点で有料ツールは要りません。有料ツールが効いてくるのは、段階2で上位ページと比べる工程と、新しく狙うキーワードを探す工程に入ってからです。
ツール | 主に見えるもの | 費用 |
|---|---|---|
Googleサーチコンソール | 自社の表示回数、クリック数、平均掲載順位、登録状況 | 無料 |
Googleアナリティクス | 自社サイト内での閲覧経路と成果への到達 | 無料 |
PageSpeed Insights | 自社ページの表示速度と改善候補 | 無料 |
Microsoft Clarity | 自社ページ上での読者の動き | 無料 |
Googleキーワードプランナー | キーワードの検索規模の目安 | 無料(広告アカウントが必要) |
ラッコキーワード | 検索窓に入力される関連語 | 無料の範囲あり |
Ahrefs、Semrush、Keywordmap等 | 他社サイトの推定流入と獲得キーワード、被リンク | 有料 |
※ 無料の範囲や必要な登録条件は、各サービスの提供元が変更する場合があります。契約前に公式サイトで現在の条件をご確認ください。
まず押さえておきたいのが、サーチコンソールが未導入のまま有料ツールを契約してしまう事故です。有料ツールが示す自社の順位は推計値、サーチコンソールが返す平均掲載順位は実測に基づく値という違いがあります。両者を混同すると、数値が合わないという理由だけで分析が止まってしまいかねません。

有料ツールを入れるかどうかは、契約後にそのデータを読む時間が社内にあるかどうかで決めてください。月額の費用より、毎月データを開いて判断する担当者の時間のほうが先に不足します。
| 無料ツールだけで回す | 有料ツールを契約する | 分析込みで外部に任せる | |
|---|---|---|---|
| 毎月の費用 | ◎ | △ | △ |
| 他社の数値が見えるか | × | ◎ | ◎ |
| 社内に判断できる人が要るか | 必要 | 必要 | 不要 |
| 毎月かかる社内の作業時間 | 中 | 大 | 小 |
| 担当者の異動で止まるか | 止まりやすい | 止まりやすい | 止まりにくい |
| 社内にやり方が残るか | 残る | 残る | 引き継ぎ方次第 |
3つのうちどれが正解ということはありません。社内に分析の時間を確保できる担当者がいるなら、無料ツールだけで段階4まで判定できます。逆に制作と分析を1人が兼任している体制では、ツールを増やしても開かれないまま契約だけが続くことになりがちです。
分析が改善につながらない3つの理由
ここからは、ツールも揃っていて数値も毎月見ているのに順位が変わらない、という相談で実際に見つかった原因をお話しします。比較記事ではほとんど語られない部分ですが、つまずきの大半はここに集まっています。
サイト全体の平均という見方の限界
月次レポートでよく見るのが、サイト全体の表示回数、クリック数、平均掲載順位を並べた表です。経営層への報告には要りますが、改善の判断材料としてはほとんど使えません。
理由は単純で、サイト全体の平均は個別ページの動きを打ち消してしまうからです。10本の記事が順位を上げ、10本が下げていれば、平均は動きません。大きく改善した記事も、致命的に落ちた記事も、同じ数値の中に埋もれます。
弊社では、全体の数値は推移の確認だけに使い、判断はページ単位の表で行っています。表示回数の多い順に20ページほど並べ、前の期間との差が大きい行だけを見る。この形にすると、手を付けるべきページは毎月2つか3つに絞られてきます。
比較対象が過去の自社だけという問題
もう1つ多いのが、前月比と前年同月比だけで良し悪しを判断している状態です。自社の推移を追うことは必要ですが、順位は他のページとの相対評価で決まります。自社だけを見ていると、市場全体で検索数が減っているのか、自社のページだけが評価を下げたのかを区別できません。
判断を分けるには、同じキーワードの上位ページが入れ替わっているかどうかを見てください。顔ぶれがほぼ変わっていないのに自社だけ順位を落としているなら、原因は自社のページ側にあります。上位が大きく入れ替わっているなら、検索エンジンがそのキーワードで求める内容の解釈を変えた可能性を先に疑います。
順位が落ちたときに、思い当たる修正を一度に複数入れてしまうと、どれが効いたのかがわからなくなります。原因の切り分けが済むまでは、変更を1つずつ入れて、それぞれの反映を待ってください。まとめて直した記事は、次に落ちたときの手がかりが残りません。
気づきのまま作業に変わらない分析
3つ目が、分析の出力が「気づき」で止まっている状態です。「このページは検索意図とのずれがありそう」「タイトルが弱いかもしれない」。こうした記述は読んだ人によって解釈が変わるため、次の担当者が同じ作業を再現できません。
出力は、担当者と期限と作業内容が特定できる文に落としてください。「このページのタイトルを検索結果で切れない範囲に収め、価格の記載を前半に移す。今週中に修正し、2週間後に平均掲載順位を再確認する」。ここまで書けて、ようやく分析が終わります。
- 対象のページとキーワードが1つに特定されている
- 4つの段階のどこで止まっているかが書かれている
- 直す箇所が具体的な要素(タイトル、見出し、本文の特定の節)で指定されている
- 誰がいつまでに直すのかが書かれている
- 次に数値を確認する日が決まっている
5項目のうち埋まらないものが出たなら、そこが次に決めるべき箇所です。多くの場合、詰まるのは3つ目と4つ目、つまり直す箇所の特定と担当者の割り当てでしょう。
原因まではわかったものの、記事を直す手が社内で空かないという段階でしょうか
どのキーワードで何が足りないかが整理できているなら、そこから先の記事の作り直しは工程として切り出せます。上位ページとの比較、構成の組み直し、本文の執筆までを制作側で引き取り、社内の作業を公開前の確認だけに寄せる形をとっています。
競合分析で見るものと見なくていいもの
段階2の判定が出たページでは、上位ページとの比較が必要になります。ただ、競合分析という言葉で連想される作業のうち、実際に順位の判断へ効くものは限られています。
見るべきは3つです。上位ページが答えている読者の疑問、その疑問に答えるために使っている情報の種類、そして記事の役割(調べ物に答えるものか、比較を助けるものか、申し込みを受けるものか)。この3つが揃えば、自社の記事に何が足りないかは十分に判断できます。
- 上位ページの文字数を数えて、それより長く書こうとする
- 上位ページに出てくる単語を機械的に抽出して本文に散りばめる
- 見出しの数や階層の深さを上位ページに合わせる
- 事業上の競合であるという理由だけで、検索結果に出てこない会社のサイトを分析対象にする
とりわけ誤解が多いのが、最後の1つです。営業の場で名前が挙がる競合と、検索結果で並ぶ相手は一致しないことのほうが多くあります。同じ商材を扱っていない情報サイトが上位を占めているケースもあり、その場合に取るべき手は、事業上の競合を追いかけることではありません。
SEO分析のよくある質問
ページ単位の判定は月1回で足ります。それより短い間隔で見ても、順位の日々の変動を追うだけになり、判断は変わりません。ただし公開直後や大きな修正の直後は、登録状況だけ1週間程度で確認しておくと設定ミスに早く気づけます。
成り立ちます。4つの段階の判定は、サーチコンソールとアナリティクスがあれば完結します。有料ツールが要るのは、他社サイトの流入状況を推計したい場合と、新しく狙うキーワードを広く探したい場合です。
段階の判定が合っているかを先に見直してください。多いのは、段階2だと思って中身を直していたものの、そもそも検索エンジンに登録されていなかったという行き違いです。URL検査で登録状況を確認するところから確かめ直してみてください。
毎月データを開いて判断する時間が社内にあるかどうかで決めてください。分析そのものは無料ツールで可能ですが、続けられなければ意味がありません。制作と分析を1人が兼任している体制なら、判定と修正を外に出す形も選べます。
まとめ|SEO分析は直す1か所を決めるまでの作業
SEO分析は、数値を見えるようにする作業ではなく、順位が付かない原因がどの段階にあるかを切り分け、次に直す1か所を決めるまでの作業です。登録されていないのか、登録済みで順位が低いのか、順位はあるのにクリックされないのか、流入はあるのに成果にならないのか。段階が決まれば、見る数値も使うツールも打つ手も自動的に絞られます。
分析が止まるのは、ツールが足りないからではありません。対象を絞らないまま全体の平均を眺め、出力が気づきのまま作業に変わらないことのほうが、はるかに多い原因です。今月見るページを2つか3つに絞り、段階を判定し、直した日と次の確認日を記録する。この形を3か月続ければ、どのページに手を入れると数値が動くのかが自社の実感として溜まってきます。
私たち合同会社Writers-hubは、数多くの企業のオウンドメディアで記事を制作し、公開後の順位と流入を追いながら修正を重ねてきました。分析の判定だけをお手伝いすることも、記事の作り直しまでを工程として引き受けることもできます。
どのページから手を付けるかを、今月中に決めてしまいたい段階ですか
いま取れているサーチコンソールの数値をもとに、どのページがどの段階で止まっているかを整理し、手を付ける順番と修正の内容までを一覧にしてお渡しします。有料ツールの契約や体制の変更を決める前の段階から、ご相談いただけます。








