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SEOブランディングとは?AIの答えに名前が出る回数で成果を測る方法

SEOブランディングの成果は、指名検索の数だけでは、名前を知らない人がおすすめを探したときに名前が挙がるかまで分かりません。お客様が聞きそうな質問30問をChatGPT・Gemini・Claudeに聞き、名前が出た回数と、覚えてほしい強みの言葉で紹介されたかを毎月記録すると、成果を前の月と比べられます。

お店の担当者が、看板に書いた強みの言葉と、3台の端末に映るAIの答えに書かれた紹介の言葉を、線で結んで見比べている様子。

「ブランディングの成果は数字に出ないから、SEOでは順位とアクセス数を追うしかない」。名前を覚えてもらえたかはお客様の頭の中のことで、管理画面のグラフには出てこないため、ブランディングの成果は測れないものと思われがちです。ところが、お客様が聞きそうな質問30問をChatGPT・Gemini・Claudeに聞けば、名前が出た回数と紹介のされ方を毎月記録して比べられます。

本記事では、SEOブランディングの意味から、30問の作り方、記録した答えの読み方まで、AI検索対策を手がける記事制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • SEOブランディングは、名前を強みと一緒に検索で知ってもらう取り組み
  • 指名検索の数では、名前を知らない人に名前が挙がったかは分からない
  • 30問を3つのAIに聞くと、名前が出た回数を90の答えで数えられる
  • 紹介のされ方は、覚えてほしい言葉が答えに入っているかで読む
  • 毎月の記録を続けられるかで、自分で計るか相談するかを決める

SEOブランディングの意味と通常のSEOとの違い

SEOブランディングは、検索をきっかけに、お店や会社の名前を、覚えてほしい強みと一緒に知ってもらう取り組みを指して使われる言葉です。使う会社によって指す範囲は異なりますが、通常のSEOとは、目指す状態と、書く記事と、成果として見る数字が違います。

比べること

通常のSEO

SEOブランディング

目指す状態

狙った検索語で上位に表示され、訪問が増える

名前が強みと一緒に知られ、選ぶときに思い出される

書く記事

悩みや商品の種類で探す人に答える記事

覚えてほしい強みに関わる悩みに答える記事

成果として見る数字

順位、クリック数、問い合わせ数

指名検索の数、AIの答えに名前が出た回数

記事が上位に表示されても、読者が答えだけを読み、書いた会社の名前は覚えずにページを閉じることがあります。SEOブランディングの成果は、名前が強みと一緒に知られたかで見ます。

SEOとブランド認知が互いにどう影響するかは、SEOでブランド認知は高まるか?双方向の関係と指名検索での測り方で扱っています。

指名検索で測れるSEOブランディングの成果

指名検索の数で測れるのは、名前を既に知っている人が、その名前で検索した回数です。指名検索は、お店や会社の名前、商品名を含む言葉での検索を指します。

Search Consoleには、名前や商品名を含む検索をブランドクエリとして、それ以外の検索と分けて見るフィルタがあります。Googleは、分析情報レポートに出るブランドとブランド以外のクリック数の内訳で、ブランドの認知度を測れると説明しています。

ブランドクエリのフィルタは、URLのパスやサブドメインの単位で登録したプロパティと、検索の量が少ないサイトでは使えません。フィルタの使い方は、指名検索の意味と調べ方・増やし方|AI検索で社名が出るかの確かめ方で扱っています。

※ 出典:Google 検索セントラル ブログ「Search Console にブランドクエリ フィルタを導入」

指名検索の数では、名前を知らない人が「〈地域〉でおすすめの〈業種〉は?」と探したときに名前が挙がったかと、どんな言葉で紹介されたかは分かりません。

指名検索とAIの答えで測れる範囲の違いを示した図

ChatGPTなどのAIは、おすすめを聞かれると、名前に短い紹介を付けて答えることがあります。AIの答えを記録すれば、名前を知らない人の質問で名前が挙がったかと、紹介に使われた言葉の両方を確かめられます。

AIに名前が出るかを30問で測る手順

AIの答えに名前が出るかは、質問30問をChatGPT・Gemini・Claudeに聞き、答えを記録して測ります。手順は次の5つです。

1
STEP
覚えてほしい言葉の書き出し

名前と一緒に覚えてほしい強みを、1〜3個の短い言葉で書きます。「駐車場が広い」「予約なしで入れる」のように、お客様がお店を探すときの条件になる言葉にします。

2
STEP
質問30問の書き出し

お客様が聞きそうな質問を、話し言葉の文で30問書きます。質問は、探し方の違う3種類に分けて作ります。

3
STEP
3つのAIへの質問

ChatGPT・Gemini・Claudeに、書き出した文のまま聞きます。質問ごとに新しい会話を開き、毎月同じアカウントと同じ設定で聞きます。

4
STEP
答えの記録

答えごとに1行で、名前が出たか、紹介に使われた言葉、一緒に挙がった同業者の名前を書きます。

5
STEP
前の月との比較

月に1回同じ質問を聞き直し、名前が出た回数と、覚えてほしい言葉で紹介された回数を前の月と比べます。

30問を3つのAIに聞くと、答えは毎月90になります。同じ質問でも聞くたびに答えが変わることがあるため、1つの答えで判断せず、90の答えのうち名前が出た回数で比べます。

質問を30問にするのは、1つの答えの変化で結果が大きく動かないようにするためです。5問を3つのAIに聞くと答えは15で、1つ変わると割合は約7ポイント動きます。30問なら、動くのは約1ポイントです。

覚えてほしい言葉を決めてから、30問を3つのAIに聞き、記録して比べる流れの図

30問に入れる3種類の質問

30問に入れる質問は3種類で、最も多くするのは、覚えてほしい強みで探す質問です。

質問の種類

質問の例

答えで見ること

業種と地域で探す質問

〈市町〉でおすすめの〈業種〉は?

名前が挙がるか

覚えてほしい強みで探す質問

〈市町〉で予約なしで入れる〈業種〉は?

名前が挙がるか、強みが選ぶ理由として書かれるか

名前を入れた質問

〈名前〉はどんなお店?

紹介に覚えてほしい言葉が入るか、説明に誤りがないか

強みで探す質問を最も多くするのは、強みを条件に探した人への答えに名前が挙がれば、AIの答えの中で強みと名前が結び付いていると分かるからです。たとえば、強みで探す質問を15問、業種と地域で探す質問を10問、名前を入れた質問を5問のように分けます。

Web担当者Web担当者

覚えてほしい強みを、名前と一緒に質問に入れて聞いたほうが早くないでしょうか?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

名前と強みを同じ質問に入れると、AIはその前提で答えるので、強みと名前が結び付いているかは測れません。名前を入れた質問では名前だけを入れて「どんなお店?」と聞き、答えに強みの言葉が出てくるかを見ます。

質問の材料は、お客様が実際に口にした言葉から集めます。電話や来店のときに聞かれたことや、口コミに書かれた選んだ理由、Search Consoleでブランド以外に絞った検索語などが使えます。

検索語は語を並べた形なので、人に話しかける文に直します。「彦根 歯医者 土曜」なら、「彦根で土曜日も診てもらえる歯医者を教えて」と書き直します。

紹介のされ方の読み方と直す場所

紹介のされ方は、AIが名前に添えた言葉に、覚えてほしい言葉が入っているかで読みます。記録した結果ごとの直す場所は、次の表の3つです。

記録した結果

直す場所

強みで探す質問で名前が出ず、同業者が挙がる

強みに当たる条件への答えを、サイトの本文に書く

名前は出るが、覚えてほしい言葉と違う言葉で紹介される

トップページやサービスの説明で、強みを同じ言葉で書く

名前を入れた質問で、定休日や料金、場所の説明が違う

サイトとGoogleビジネスプロフィールの記載を今の情報にそろえる

違う言葉で紹介されるときは、AIがどのページから紹介の言葉を取ったかを先に確かめます。答えに出典のリンクが付いていれば、リンク先のページに書かれた言葉と見比べます。

覚えてほしい言葉とAIの紹介の言葉を見比べる図

Googleは、AIによる概要とAIモードでも引き続き重要なSEOの基本として、重要なコンテンツをテキスト形式で示すことと、ビジネスプロフィールの情報を最新に保つことを挙げています。ChatGPTなどほかのAIでも、ページの本文に書かれていない強みは、紹介の言葉に使われにくいと見ています。

とりわけ見落とされがちなのが、強みを写真やチラシの画像の中の文字だけで伝えているページです。強みは、画像に加えて本文の文字でも書きます。

AI 機能とウェブサイト | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
Google 検索の AI 機能により、ユーザーがウェブサイトを見つけやすくなります。検索での AI 機能の仕組みと、コンテンツを AI エクスペリエンスに反映させる方法について説明します。
🌐 developers.google.com
外部リンク

※ 出典:Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」

自分で計測するか相談するかの分かれ目

自分で計測するか相談するかは、毎月90の答えを同じ条件で記録する時間を取れるかと、結果から直す場所を決めて直せるかで分かれます。次の3つに当てはまれば、自分で計測できます。

  • 毎月、30問を3つのAIに聞き、90の答えを記録する時間を取れる
  • 紹介に使われた言葉を、覚えてほしい言葉と見比べて数えられる
  • サイトの本文とGoogleビジネスプロフィールを自分で書き換えられる

当てはまらないものがあるときは、計測から外部に頼めます。Writers-hubの「滋賀のLLMO対策・AI検索対策」では、1か月目に計測と設計をし、2か月目から実行して、質問30問で名前が出た回数と紹介のされ方を毎月報告します。

料金は月額20万円〜(税別)で、契約は6か月からです。AIの回答に名前が出ることは、お約束していません。オンラインのほか、彦根市とその周辺は訪問もできます。県外はオンラインで対応します。

毎月90の答えを、同じ条件で記録し続けられますか

記録を続ける時間が取れないときは、30問の計測と毎月の報告から任せられます。「滋賀のLLMO対策・AI検索対策」は、県外のお店や会社にもオンラインで対応しています。

SEOブランディングの計測でよくある質問

SEOブランディングの計測について、よくある質問に3つ答えます。

AIによる概要も調べたほうがいい?

お客様がGoogle検索で探すなら、同じ30問をGoogle検索でも調べ、AIによる概要に名前が出るかを記録します。AIによる概要は、通常の検索結果に付け加える価値があるとGoogleのシステムが判断したときだけ表示されます。30問のうち表示されない質問があっても、記録の誤りではありません。

Googleは、AIによる概要とAIモードでは使うモデルや手法が異なる場合があり、答えやリンクにも違いが出ると説明しています。AIによる概要が表示されない質問は、AIモードで聞いて記録します。

名前が出るまでどのくらいかかる?

AIの答えに名前が出るまでの期間は、決まっていません。Googleは、ページを再びクロールする頻度をシステムがページごとに判断し、数日から数か月かかる場合があると説明しています。直した月から記録を続け、名前が出た回数の推移で効果を見ます。

商品名で覚えてほしいときは何を数える?

商品名やサービス名で覚えてほしいときは、会社名とは別に、商品名が出た回数も数えます。AIは、会社名だけを挙げることも、商品名だけを挙げることもあるためです。名前を入れた質問にも商品名を使い、「〈商品名〉はどんな商品?」と聞きます。

まとめ|ブランディングの成果はAIの答えで測れる

SEOブランディングの成果は、指名検索の数だけでは、名前を知らない人の質問で名前が挙がったかまで分かりません。お客様が聞きそうな質問30問をChatGPT・Gemini・Claudeに聞けば、名前が出た回数と紹介のされ方を記録できます。

記録は覚えてほしい言葉を先に決めてから始め、毎月同じ条件で聞き直して、前の月と比べます。

私たち合同会社Writers-hubは、「滋賀のLLMO対策・AI検索対策」として、質問30問でAIの答えに名前が出た回数と紹介のされ方を毎月報告しています。

覚えてほしい言葉は、もう書き出せていますか

覚えてほしい言葉が決まっていれば、30問の計測を始められます。「滋賀のLLMO対策・AI検索対策」では、1か月目に計測と設計をし、2か月目から実行します。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

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