「構成案のテンプレートは、欄が揃ったものを見つけて上から順に埋めれば形になるはずだ」。そう考えてテンプレートを探すのは、それが表の形で配られていて、左上から順に処理していくのが自然な進め方に見えるからです。ところが実際に開くと、欄の名前は書かれていても、その欄が何のためにあるのかまでは書かれておらず、途中で何を書けばよいか分からなくなります。
しかし、構成案の欄の設計とレビューを重ねてきた弊社の立場から言えるのは、10個ほど並ぶ欄には、記事全体について一度だけ書くものと、見出しの数だけ繰り返すものの2種類が混ざっているということです。そしてどの欄も、書く前に記事の答えを固めるために並んでいます。この2つが分かれば、手元のテンプレートのどの欄を埋めるべきで、どの欄は削ってよいかを、記事ごとに決められます。
本記事では、記事の構成案に並ぶ10項目がそれぞれ何を書く欄なのかから、上から順に埋めない手順と埋め終わった記入例、テンプレートを配っても構成案が機能しなくなる原因まで、記事制作の現場の視点で順を追ってお伝えします。
- 記事・提案書・サイト構成図で、構成案テンプレートの中身がどう違うか
- 記事の構成案に必要な10項目と、それぞれ何を書く欄なのか
- 欄を上から順に埋めないほうが速い理由と、埋める手順
- 埋め終わった構成案の記入例と、レビューで見るべき欄
- テンプレートを配っても構成案が機能しなくなる原因
構成案のテンプレートは、記事・提案書・サイト構成図で中身が変わる
構成案という言葉は、少なくとも3つの場面で使われています。Web記事の設計図、提案書の骨子、そしてサイト構成図(サイトマップ)です。検索して見つけたテンプレートがどうも噛み合わないと感じるなら、探しているものとは別の系統を開いている可能性があります。
| 記事の構成案 | 提案書の構成案 | サイト構成図 | |
|---|---|---|---|
| 設計する対象 | 1本の記事の中身と順番 | 提案の論理の流れ | サイト全体のページ階層 |
| 中心になる欄 | 見出しと、各見出しで書くこと | 課題・解決策・根拠・費用 | ページ名・URL・階層 |
| 主に作る人 | 編集者・ライター | 営業・企画 | Web担当・制作会社 |
| よく使う道具 | 表計算ソフト・文書ツール | スライド | 表計算ソフト・作図ツール |
設計する対象が1記事か提案かサイト全体かで、必要な欄は変わります。本記事が扱うのは1つ目、記事の構成案テンプレートです。ただし、答えを先に決めてから順番を組み立てるという考え方そのものは3つに共通しているため、提案書を作る方にも後半の手順は流用していただけます。
構成案を作る目的は、書く前に答えを確定させること
構成案は設計図だと説明されることが多く、その説明自体は間違っていません。ただ実務では、もう少し限定した役割で使われています。書き始める前に、この記事が答える疑問と、その答えを関係者のあいだで固定してしまうという役割です。
制作現場で差し戻しが起きる原因を並べていくと、文章の巧拙より前に、答えが決まらないまま執筆に入ったケースが目立ちます。ライターは自分の解釈で答えを補って書き、確認する側は自分の想定と違うと指摘する。どちらも仕事をしているのに、確認と修正の往復だけが増えていきます。
社内で「構成案を作って」と依頼するとき、見出しの一覧を指しているのか、書く内容まで含めた設計を指しているのかは、人によって食い違います。依頼を受けた段階で、見出しだけでよいのか、各見出しで書くことまで必要なのかを一言確認しておくと、作り直しを避けられます。
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記事の構成案テンプレートに並ぶ10項目は、2層に分かれる
欄が多くて手が止まるテンプレートには、共通した特徴があります。記事全体について一度だけ書く欄と、見出しの数だけ繰り返す欄が、同じ列に混ざっているという特徴です。この2つを分けて考えるだけで、テンプレートは急に扱いやすくなります。

記事全体について、一度だけ書く5つの欄
上段にあたるのが、記事1本につき1回だけ書く欄です。ここが埋まっていない構成案は、見出しがどれだけ整っていても、書き手ごとに解釈が割れます。
欄 | 何を書くか | 埋まっていないと起きること |
|---|---|---|
対策キーワード | メインの1語と、あわせて拾う関連語 | 記事の対象範囲が広がり、何度も脱線する |
想定読者の状況 | 検索する直前に何をしていて、何に詰まっているか | 読者の前提知識が読めず、説明の粒度が揺れる |
読者の疑問 | この記事が答える問いを1文で | 見出しごとに別の問いに答え始める |
記事の答え | その問いへの結論を1文で | 書きながら結論が動き、順番の入れ替えが起きる |
読んだあとの行動 | 読了後に見てほしいページや取ってほしい行動 | 内部リンクやCTAの置き場所が執筆後の後付けになる |
とくに埋まりにくいのが「記事の答え」の欄でしょう。ここに話題を書いてしまう例が非常に多い。「記事構成の作り方について解説する」は話題であって、答えではありません。答えとは「構成は見出しから作らず、答えを1文決めてから作る」のように、読者がその場で受け取れる結論のことです。
見出しの数だけ繰り返す5つの欄
下段は、H2やH3の1つひとつに対して書く欄です。見出しが8つある記事なら、この5欄が8回繰り返されます。
欄 | 何を書くか | 補足 |
|---|---|---|
見出しの文言 | 実際に記事に出るH2・H3の文字列 | 階層が分かるよう記号や字下げで区別する |
その見出しで答えること | 見出し1つにつき1文から3文 | 構成案の心臓部にあたる欄 |
根拠・参照する情報 | 公的資料、自社データ、一次情報の所在 | 上位記事のURLを並べる欄ではない |
図表・画像の要否 | 必要なら、何を描くかまで | 執筆後に思いつくと差し込む場所がなくなる |
目安文字数 | 見出しごとの配分 | 全体の合計だけでは配分を管理できない |
この10項目が土台になります。テンプレートによってはタイトル案やディスクリプション案の欄が付いていますが、こちらは構成が固まらないと決められないため、必須の欄というより最後に埋める欄と考えたほうが実態に近いでしょう。
記事の型によって、増える欄と減る欄がある
10項目はどの記事にも共通する土台であって、記事の型が変われば足すべき欄も変わります。ここを一律にしていると、特定の型だけ毎回レビューで揉めることになります。
比較記事やおすすめ記事では、比較の観点と評価の基準を書く欄が要ります。この欄がないまま作られた構成案は、並べる順番の根拠が書き手の印象だけになり、読者から見て恣意的な並びに映ります。手順を解説する記事なら、前提条件の欄と、うまくいかなかったときの対処を書く欄。用語を解説する記事なら、定義の出典と、混同されやすい語を整理する欄です。
逆に減らせる欄もあります。取材記事やインタビュー記事では、答えの中身が取材前に確定しないため、記事の答えの欄は「取材で確かめたい問い」に置き換えたほうが現実的でしょう。欄の名前を型ごとに変えるのは管理が煩雑になりますが、必須と任意の区別だけ型ごとに決めておくなら、運用は重くなりません。
欄を足したくなったときは、その欄が空欄でも記事が書けるかを確かめてください。空欄でも書けるなら、それは管理用の項目であって構成案の項目ではありません。進行管理の欄は別シートに分けたほうが、構成案そのものは読みやすくなります。
社内でテンプレートを配ったのですが、見出しの欄だけ埋まって返ってくることがほとんどです。書き方の説明が足りないのでしょうか。
編集部
説明よりも、欄の順番を疑ってみてください。見出しの欄が先頭にあると、そこから埋めたくなるのが自然なんです。記事の答えを書く欄を一番上に置いて、そこが空欄だと下の行に進めない作りにするだけでも、返ってくる構成案は変わりますよ。
関連記事:Webライティングのテンプレート|構成・リード文・本文の型と例文
上から順に埋めない。構成案づくりが速くなる6つの手順
テンプレートは表の形をしているため、つい左上から順に埋めたくなります。ところが実際の思考は、その並びどおりには進みません。とくに見出しの欄を先に埋めようとすると、材料がないまま器だけを作ることになります。
メインの1語と、あわせて拾いたい語をまとめます。ここで語を欲張ると、記事が答える疑問が2つにも3つにも割れ、構成が散らかる原因になります。
検索する直前に何をしていて、何に詰まっているのかを書きます。年齢や職種といった属性ではなく、置かれている状況で書くのが要点です。
疑問に対する結論を1文で置きます。ここが決まらないまま先へ進むと、書いている途中で結論が動き、見出しの並べ替えが発生します。
根拠、前提、手順、例外、失敗しやすい点など、その答えに納得してもらうために要るものを書き出します。この段階では順番を考えません。
洗い出した材料を並べ替えてから、見出しの文言を付けます。順序が逆になると、中身の薄い見出しが残ってしまいます。
各見出しの下に、書く内容を1文から3文で置きます。ここまで埋まった時点で構成案は完成です。
構成案は上から順に埋めず、記事の答えを先に決めます。この順番にすると、見出しは「決めるもの」ではなく「並べ替えの結果として出てくるもの」に変わります。

見出しから作り始める進め方が広まっているのには理由があります。検索上位の記事を開けば見出しが並んでいて、すぐ着手できるからです。ただ、そこから始めると出来上がるのは競合の見出しを並べ替えたものになりやすく、読者が新しく得るものが残りません。同じ問いに同じ答えが並ぶ記事が増えれば、選ばれる理由も薄くなっていきます。
Googleは、検索エンジンのために作られたものではなく、人の役に立つ独自性のあるコンテンツを評価する方針を繰り返し示しています。構成の段階で競合の並べ替えになっていれば、執筆でどれだけ言い回しを工夫しても、独自性の差は埋まりません。
※ 評価の考え方については、Google 検索セントラルの解説ページに記載があります。

構成案の型はできたのに、書ける人が増えないままではありませんか
テンプレートを配るところまでは進んでも、答えを決める工程は経験に左右されます。Writers-hubでは、構成案の欄の設計からレビューの観点、承認の進め方までを整えて、社内で構成案を回せる状態づくりをご支援しています。
関連記事:SEOテンプレートの作り方|記事構成・原稿・管理の3種類と導入手順
埋め終わった構成案の記入例
言葉で説明するより、埋まった状態を見るほうが早いでしょう。対策キーワードを「オウンドメディア 更新 頻度」と仮定した構成案の、上段部分と最初の2見出しを抜き出します。
- 対策キーワード:オウンドメディア 更新 頻度/関連語:更新頻度 SEO、記事 本数、投稿頻度
- 想定読者の状況:月4本で運用しているが問い合わせが増えず、本数を増やすべきか社内で問われている運用担当者
- 読者の疑問:更新頻度を上げれば検索からの評価は上がるのか
- 記事の答え:頻度そのものが評価されるのではなく、狙うキーワードを扱い終える速さが結果に効く。増やすなら本数ではなく対象範囲で決める
- 読んだあとの行動:自社のキーワード一覧と公開済み記事を突き合わせる手順の記事へ誘導する
上段が固まると、下段の見出しは驚くほど短時間で並びます。答えが決まっているため、その答えに納得してもらうために要るものだけを置けばよくなるからです。
- H2:更新頻度そのものが順位を決めているわけではない/答えること:頻度と評価の関係を整理し、頻度が効いて見える場面の正体を説明/根拠:検索エンジン側の公開資料/図表:なし/目安700字
- H2:本数ではなく、扱い終える範囲で決める/答えること:キーワード一覧に対する消化率という見方と、月間本数の決め方/根拠:自社運用での運用ルール/図表:キーワード一覧と公開記事の対応図を1枚/目安1,200字
注目していただきたいのは、見出しの文言よりも「答えること」の欄です。ここが埋まっていれば、書き手が変わっても記事の中身は大きくはぶれません。逆にこの欄が空のまま見出しだけを渡すと、同じ見出しから何通りもの記事が生まれます。
提出された構成案を、どの欄から見るか
レビューする側にも順番があります。上から順に読んでいくと、見出しの言い回しに目が行って、直すべき場所を見落としがちです。実際に見ている順番は次の3つでした。
はじめに、記事の答えの欄が話題ではなく結論になっているかを確かめます。ここが話題のままなら、下の見出しがどれだけ整っていても組み直しになるため、他の欄を読む前に差し戻したほうがお互いの時間を使いません。
次に、見出しの並びに理由があるかを見ます。判定の仕方は単純で、見出しを2つ入れ替えても記事が成立するなら、その並びには理由がないということです。答えを納得してもらうまでの道筋として並んでいれば、入れ替えた時点で話が通らなくなります。
最後に、根拠の欄に一次情報が入っているかを確認します。ここまでの3点が通っていれば、見出しの文言は執筆後に整えても間に合います。見出しの言い回しは、レビューで最初に直す場所ではありません。
テンプレートがあっても構成案が機能しなくなるとき
テンプレートを導入したのに手戻りが減らない。この相談は珍しくありません。原因はテンプレートの出来より、使われ方に寄っています。制作現場でよく見かける状態を並べます。
- 欄が20を超え、すべて埋めること自体が目的になっている
- 見出しの欄だけが埋まり、各見出しで答えることが空欄のまま
- 参考情報の欄に、検索上位の記事URLだけが並んでいる
- 記事の答えの欄に、答えではなく話題が書かれている
- 目安文字数が、全見出しに均等な数字で配分されている
- 執筆ルールと構成案が同じシートに同居し、どちらを見るのか分からない
このうち手戻りに直結するのは2つ目と4つ目でしょう。見出しの下に「この見出しで答えること」を1文置きます。たったこれだけの欄が、差し戻しの回数をはっきり変えます。
3つ目も見落とされがちです。参考情報の欄が上位記事の一覧になっていると、書き手はそこを読んで書くしかなく、出来上がるのは既出の情報の言い換えになります。
参考情報の欄は、一次情報を置く場所として運用してください。官公庁や業界団体の公開資料、製品の公式ドキュメント、自社で取得したデータなどが該当します。上位記事は、扱われている論点の確認には使えますが、根拠としては使えません。構成案の段階でここを分けておかないと、執筆時に判断を書き手へ丸投げすることになります。
5つ目の均等配分も、読みやすさを損ないます。読者が最も知りたい見出しと、前提を説明するだけの見出しに同じ分量を割り当てると、全体が平坦になって山場が消えます。厚くする見出しを構成の段階で決めておけば、書き上がってから削る作業も減らせるでしょう。
テンプレートの運用方針そのものも、迷いやすいところです。1種類に固定するか、記事の種類ごとに作り分けるかで、それぞれ得られるものが違います。
- 誰が作っても欄が揃い、レビューの観点を共有しやすい
- 新しく加わった人へ説明する手間が少なくて済む
- 過去の構成案を横に並べて、良し悪しを比べられる
- 解説記事と比較記事で必要な欄が違うため、空欄が減る
- 使わない欄を形だけ埋める作業が発生しない
- 記事の狙いに合わせて、厚みの置き方を変えやすい
運用を始めたばかりの段階では、1種類に固定するほうが失敗しにくいと考えています。作り分けは、どの欄が効いているかを判断できるようになってからでも遅くありません。
テンプレートの欄はひととおり埋めているのですが、レビューで毎回大きく直されます。どこを見られているのでしょうか。
編集部
多くの場合、見られているのは記事の答えの欄です。そこが話題のままだと、下の見出しがどれだけ整っていても組み直しになります。レビューに出す前に、答えの欄だけを声に出して読んでみてください。それを聞いた人が「それで、結論は何ですか」と返したくなるなら、まだ答えになっていない合図です。
構成の段階で毎回止まってしまうなら、そこだけ外に出す手もあります
構成案の作成は、キーワードの調査から答えの言語化まで工程が長く、担当者の他業務と取り合いになりやすい部分です。Writers-hubでは構成から執筆までを一貫してお引き受けするほか、構成案だけをお納めして執筆は社内で進める形にも対応しています。今の体制に合わせた分担からご相談ください。
テンプレートを社内や外注先に配る前に決めておくこと
テンプレートは配って終わりにはなりません。同じ表を渡しても、判断の基準が共有されていなければ、返ってくる構成案の水準は書き手ごとに散らばります。配布の前に決めておきたい項目をまとめます。
- どの欄を必須にし、どの欄を任意にするか
- 見出しの文言を最終的に決めるのは誰か
- 参考にしてよい情報源の範囲と、上位記事の扱い
- 構成案の合格基準を、誰が見ても同じ判定になる文にする
- 承認する人と、提出から承認までにかける日数
- 表記ルールや文体の規定は、構成案テンプレートと別に置く
4つ目が最も重要でしょう。合格基準は、その構成案だけ渡して別の人が書けるかどうか。この1文を基準に据えると、レビューでの指摘が個人の好みから離れ、書き手も何を直せばよいか分かるようになります。
外注先に渡す場合は、加えて「この構成案から外れてよい範囲」を決めておくと親切です。取材や調査の過程で、構成どおりに書けないと分かることは実際にあります。そのとき無断で変えられるのか、連絡してから変えるのかが決まっていないと、書き手は判断できず筆が止まります。
なお、生成AIに構成案の下書きを作らせる運用も広がってきました。この場合もテンプレートの欄がそのまま指示項目になります。読者の状況と記事の答えを空欄のまま渡せば、AIはその部分を一般論で埋めてしまう。逆に上段の5欄をこちらで書いたうえで渡すと、材料の抜けを指摘させる使い方ができます。
構成案のテンプレートについてよくある質問
制作の現場で受けることの多い質問をまとめました。
見出しごとの欄を繰り返し使う前提なら、ExcelやGoogleスプレッドシートのような表計算ソフトが扱いやすくなります。文章での指示が多い記事は、文書ツールのほうが読みやすい場合もあります。決め手になるのは共同編集とコメントのしやすさで、外注先とやりとりするならコメントを残せる形式を選んでおくと、確認の往復が1回減ります。
記事の種類で変わるため、一律の目安は置いていません。判断材料になるのは執筆後の動きで、書き始めてすぐ見出しを入れ替えたくなる記事は、構成に戻ったほうが結果的に早く仕上がります。
使えます。ただしテンプレートの欄を空のまま渡すと、AIは一般的な内容で埋めます。読者の状況と記事の答え、社内にしかない材料をこちらで書いたうえで、見出しの並べ方や論点の抜けを指摘させる使い方が向いています。
合計文字数だけの欄であれば外して構いません。必要なのは見出しごとの配分で、どの見出しを厚くするかを先に決めておくと、書き上がりの偏りを事前に直せます。
自分で書いて自分で公開するなら足ります。他の人が書く場合は、見出しだけでは解釈の幅が広く、差し戻しが増えていきます。見出しの下に「この見出しで答えること」を1文足すだけでも、戻る回数は変わります。
欄の名前は違いますが、答えを先に決めてから並べ替えるという順番は共通です。提案書の場合は読者の疑問が「なぜ自社がこれをやるのか」に変わり、根拠の欄に費用や実施体制が入ります。
質問は道具や時間の話に集まりがちです。ただ、そこが決まっても構成案は書けるようになりません。答える相手と、答えの中身が決まっているかどうかが先に来ます。
テンプレートより先に、何に答える記事かが決まっていないのかもしれません
構成の段階で手が止まる状態が続くなら、記事単位ではなくキーワードの選び方や記事同士の役割分担に原因があることも少なくありません。今の進め方をうかがったうえで、先に手をつけるべき工程があればそこからお伝えします。
まとめ
構成案のテンプレートは、記事・提案書・サイト構成図で中身が変わります。記事の構成案であれば、記事全体について一度だけ書く5つの欄と、見出しの数だけ繰り返す5つの欄の、あわせて10項目が土台になります。

埋める順番は、キーワードの整理、読者の状況と疑問、記事の答え、材料の洗い出し、並べ替えと見出し付け、見出しごとの記入という流れです。見出しは決めるものではなく、材料を並べ替えた結果として出てくるものと捉えると、構成案づくりは目に見えて速くなります。合格の目安は、その構成案だけを渡して別の人が書けるかどうか。この1点だけでも社内で共有しておく価値があります。
合同会社Writers-hubでは、構成案の欄の設計からレビューの観点づくり、構成から執筆までの制作代行まで、体制に合わせた形でお手伝いしています。テンプレートは配ったものの水準が揃わない、構成の工程だけが慢性的に詰まっているといった状況でしたら、今の進め方をうかがったうえでご提案しますので、お気軽にお声がけください。








