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MEO対策の相場は月額で比べない|見積もりの読み方と費用の計算

MEO対策の見積もりは、月額の高い安いより先に、毎月の作業の回数と担当者、最低の契約期間と解約の費用、Googleビジネスプロフィールのオーナー権限が店に残るかを確かめてください。そのうえで月額をGoogleビジネスプロフィールの通話ボタンのクリックとルート検索の数で割ると、1件にいくら払うことになるかがわかり、頼むか自分でやるかを店の数字で決められます。

店のカウンターで、店主がMEO対策の見積もり書と電卓を並べ、スマートフォンに映したGoogleマップの店の画面と見比べている様子。

「MEO対策の相場が月いくらかを調べて、それより安い見積もりなら頼んでもいい」。見積もり書で最初に目に入るのは月額の欄なので、相場の金額と見比べれば決められると思われがちです。ところが、同じ月額でも、毎月やる作業の回数や契約の縛り、やめた後にGoogleマップの店の情報を管理する権限が店に残るかは、見積もりごとに違います。比べるのは、作業の中身と契約の条件と、通話ボタンのクリックとルート検索の合計1件にいくら払うことになるかです。

本記事では、見積もりの作業の読み方から、契約書で確かめること、自分の店の数字での費用の計算まで、店のサイトを作る制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • Googleマップの順位は、どの業者にも保証できない
  • MEO対策の見積もりは、毎月の作業の回数と、誰がやるかで比べる
  • 契約書では、最低の契約期間と解約の費用、オーナー権限、やめた後に残るものを確かめる
  • 通話ボタンのクリックとルート検索1件あたりの費用は、月額を2つの合計で割って出す
  • 頼んだ後は、頼む前から増えた件数で割ると、業者に払う1件の額がわかる

MEO対策の相場を調べる前に知っておくこと

MEO対策の相場を調べる前に知っておきたいのは、Googleマップの順位はどの業者にも保証できず、月額で払うのは順位ではなく作業だということです。

業者が順位を保証できない理由

業者が順位を保証できないのは、Googleが順位を上げるための依頼やお金を受け付けておらず、表示順を主に検索した語句との関連性、店までの距離、店の知名度で決めているからです。

距離は検索した人の現在地から測るため、同じ「地域名+業種」で検索しても、店の前で調べた人と駅で調べた人では出る順番が変わることがあります。業者がGoogleビジネスプロフィール(Googleマップに出る店の情報を管理する無料の画面)に手を入れても、店の場所で決まる距離は変えられません。MEO対策の月額で払うのは、店の情報を整えて更新する作業の手間です。

経営者経営者

営業の人に「上位に出なかった日は、費用をいただきません」と言われました。それなら損はしないのでしょうか。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

上位に入った日だけ払う形なら、出なかった日の分は払わずに済みます。ただ、その形で数える成果は順位で、電話や来店の数ではありません。どの語句を、どこから検索した順位で数えるのかを、契約の前に聞いておきましょう。

「1位を保証します」への聞き返し方

営業の担当者に「1位を保証します」と言われたときは、次の4つを聞き返し、答えを見積もりの横に書き留めます。

  • どの語句を、どこから検索したときの順位を数えるのか
  • 毎月、何の作業を何回してくれるのか
  • 順位のほかに、電話やルート検索の数も報告してくれるのか
  • 順位が下がった月の費用はどうなるのか

(参考:サードパーティと連携してビジネス プロフィールを管理するためのヒント(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

MEO対策の見積もりに書かれた作業の読み方

MEO対策の見積もりは、作業を5つに分け、それぞれ月に何回、誰がやるかが書いてあるかで読みます。下の表を見積もりの横に置き、書いてあれば〇、なければ×を付けます。

作業

中身の例

月に何回か

誰がやるか

情報の整備

営業時間、定休日、メニューと料金の入力と更新

〇か×

〇か×

写真

外観、店内、メニューの写真の撮影と追加

〇か×

〇か×

投稿

新しいメニューや休みの知らせの掲載

〇か×

〇か×

口コミへの返信

届いた口コミへの返信の文の作成と掲載

〇か×

〇か×

毎月の報告

順位、電話、ルート検索の数の報告

〇か×

〇か×

契約の前に、回数と担当者を見積もりに書き足してもらいます。

見落とされがちなのが、情報の整備のうち最初の入力は1度で済むという点です。2か月目からの月額で頼むのは、写真・投稿・返信・報告の回数と、営業時間や料金が変わったときの更新になります。

写真なら、業者が撮りに来るのか、店が撮って送るのかを確かめます。口コミへの返信も、業者が文を書くのか、店が書いた文を業者が載せるのかで、店に残る作業が違います。

MEO対策の見積もりの作業を5つに分け、回数と担当者に〇と×を付ける表

月に1度は報告の数字を見て、写真や営業時間が新しくなっているかもあわせて確かめます。

解約の条件とオーナー権限の確かめ方

解約の条件とオーナー権限は、契約書に署名する前に、次の3つを書き出して確かめます。

  • 最低の契約期間は何か月で、途中でやめると費用がかかるか
  • Googleビジネスプロフィールのメインのオーナーが店主か
  • やめた後も、写真や投稿、口コミへの返信が残るか

最低の契約期間と途中解約の費用

見積もりの月額だけで決めず、次の式で、最低の契約期間の終わりまで続けたときに払う額を出しておきます。

ℹ

最低の契約期間の終わりまでに払う額 = 初期費用 + 月額 × 最低の契約期間の月数

途中でやめるときに残りの月の分を払うのか、別に違約金がかかるのかは、契約書の解約の欄で確かめます。契約が自動で更新されるなら、解約を何日前までに申し出るかも書き出します。

オーナー権限の持ち主

Googleビジネスプロフィールのオーナー権限は店主が持ち、業者には「管理者」として加わってもらうのが基本です。オーナーはほかの人を加えたり外したり、プロフィールそのものを削除したりできますが、管理者にはできません。

(参考:ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

業者だけがオーナーだと、店主は業者を外せません。店主がオーナーにも管理者にも入っていなければ、パフォーマンスの数字も自分では見られません。誰がオーナーかは、プロフィールの「ビジネス プロフィールの設定」にある「ユーザーとアクセス権」で確かめます。

業者がメインのオーナーになっている場合は、店主のGoogleアカウントをオーナーに加えてもらい、メインのオーナーを店主に移してもらいます。オーナーに加わってから7日ほどは、メインのオーナーを移す操作ができません。オーナーの移し替えは、解約の直前ではなく契約の始めに済ませます。

店主がメインのオーナー、業者が管理者としてGoogleビジネスプロフィールに加わる関係

解約した後に残る写真と投稿

業者を管理者から外しても、その業者が追加した写真と投稿、書いた口コミへの返信は、プロフィールに残ります。口コミはお客さんが書いたもので、業者を外しても消えません。

ただし、管理者は契約の間、写真や投稿を追加することも削除することもできます。契約書には、解約のときに写真や投稿を消さないことと、業者が撮った写真を解約の後も店が使ってよいかを書いてもらいます。

通話数とルートの合計1件あたりの費用

通話数とルートの合計1件あたりの費用は、月額の費用を、その月に店のプロフィールの通話ボタンが押された回数とルートを検索した人の数の合計で割ると出ます。どちらの数字も、Google検索とGoogleマップでの分を合わせて、Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」で月ごとに見られます。

3か月分の数字の書き写し方

3か月分の数字は、パフォーマンスの画面で期間を1か月ずつ選び、次の手順で書き写します。

1
STEP
パフォーマンスの画面を開く

パソコンでは、プロフィールに結び付いたGoogleアカウントでログインし、Google検索で店のビジネスプロフィールを開いて「パフォーマンス」を押します。スマートフォンでは、Googleマップのアプリの右下の「ビジネス」を押し、「パフォーマンス」の横の「詳細」を押します。数字が出るのは、オーナー確認が済んだプロフィールだけで、通話数はプロフィールに電話番号を登録していると数えられます。

2
STEP
1か月分の期間を選ぶ

画面の上でレポートの期間を1か月に変え、「適用」を押します。

3
STEP
3つの数字を表に写す

「通話数」「ルート」「ウェブサイトのクリック」の3つを、下の表に書き写します。期間を前の月に変えて、3か月分をくり返します。

月

通話数

ルート

ウェブサイトのクリック

通話数とルートの合計

3か月前

記入

記入

記入

記入

2か月前

記入

記入

記入

記入

先月

記入

記入

記入

記入

通話数は、プロフィールの通話ボタンが押された回数で、つながった電話の数ではありません。ルートも店までの道順を調べた人の数で、来店した人の数とは違います。Google広告を出している店では、広告から来た分も数字に入ります。

(参考:ビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

1件あたりの費用の出し方

1件あたりの費用は、見積もりの月額を、表の「通話数とルートの合計」で割って出します。

💡

1件あたりの費用 = 月額の費用 ÷(通話数 + ルート)

たとえば月額が3万円で、先月の通話数が15件、ルートが45件なら、30,000円÷60件で1件あたり500円です。数字は計算の仕方を示す例なので、自分の店の数字に入れ替えます。

上位に入った日の数で請求する成果報酬型の見積もりは、1日の額に上位に入った日数を掛けて1か月の額を出し、同じ式で割ります。

月額の費用を通話数とルートの合計で割って、1件あたりの費用を出す計算の流れ

Googleマップから店のサイトを開いた人に、料金と営業時間を見せられていますか

「ウェブサイトのクリック」は、Google検索やGoogleマップに出る店のプロフィールで、サイトへのリンクが押された回数です。当社のホームページ制作では、サイトを作るときに、Googleマップの店名・住所・営業時間・料金もサイトと同じ内容にそろえます。ページは滋賀のお店向けの案内ですが、県外のお店にはオンラインで対応しています。

頼んだ後の費用の比べ方

頼んだ後の費用は、頼む前の3か月の平均から増えた件数で月額を割って比べます。頼む前からあった通話ボタンのクリックやルート検索の分まで、業者の作業で生まれた件数として数える理由はないからです。

たとえば、頼む前の平均が月60件で、頼んだ後に75件になったなら、増えたのは15件です。月額3万円を15件で割ると、増えた1件に2,000円を払っている計算になります。増えた分には季節や店の催しによる増減も混ざるため、計算した額は目安です。

増えた1件の額は、お客さん1人から得る粗利と並べます。通話ボタンを押した人や道順を調べた人が全員お客さんになるわけではないので、1件の額が1人の粗利と同じなら、お客さんにならなかった人の分だけ、払った額が粗利を上回ります。

自分でできる作業と頼む価値のある作業

MEO対策の見積もりに並ぶ作業は、どれもGoogleビジネスプロフィールで店主が自分でもできます。頼む価値があるのは、自分でやる費用より月額が安い作業です。自分でやる費用は、次の式で出します。

ℹ

自分でやる1か月の費用 = 1か月の作業時間 × 自分の時給

自分の時給は、人を雇って任せたときに払う時給と、その1時間を接客に使ったときに得られる粗利のうち、高いほうで考えます。たとえば月に4時間かかり、時給を3,000円と見るなら、自分でやる費用は1か月12,000円です。

作業

業者に頼んでも店がやること

情報の整備

営業時間や料金を変えるたびに、業者に知らせる

写真

新しいメニューを作ったら知らせ、撮影の日に店を開ける

投稿

知らせたい催しや休みの中身を伝える

口コミへの返信

口コミに書かれた出来事を伝え、返信の文を確かめる

毎月の報告

報告を読み、通話数とルートを見て続けるかを決める

頼んで減るのは、今の作業時間から、店に残る作業の時間を引いた分です。減る時間に自分の時給を掛けた額を、月額と比べます。

毎月の作業の手順と、かかった時間の記録の仕方は、MEO対策を自分でやる手順にまとめました。

手が回らない場合の任せ方

手が回らない場合は、自分でやる費用より月額が安い作業だけを、作業の回数と担当者、解約の条件、オーナー権限を契約書で確かめられる相手に任せます。MEO対策の費用は、月額の高い安いではなく、毎月の作業の中身と契約の条件、やめた後に権限と写真や口コミが店に残るかで比べます。

見積もりを読むのも、自分の店の数字を入れて費用を計算するのも、自分でできます。サイトがない、または作り直したい場合は、私たち合同会社Writers-hubのホームページ制作(初期費用0円・月額19,800円・税別、最低2年)で、地域名と業種で探す人を考えた作りにし、Googleマップの店名・住所・営業時間・料金もサイトと同じ内容にそろえ、2年後にはサイトとドメインが店のものになります。

店のサイトとGoogleマップの店の情報を、一度にそろえたい場合は

当社のホームページ制作は、10ページまでのサイトを初期費用0円で作り、ブログやお知らせの記事のページは10ページに数えません。毎月30分までの打ち合わせがあり、文章や写真はお店が管理画面で差し替えられます。途中で解約するときは、制作費の残りをお支払いいただきます。検索の順位は約束していません。彦根市とその周辺は訪問でき、県外のお店にはオンラインで対応しています。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。