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ピアノ教室の生徒募集|問い合わせの前に親が確かめる月謝や振替のルール

生徒が集まらないと、チラシの枚数や体験の割引を増やしたくなります。ただ、体験の後に聞く「思ったより高い」「思っていたのと違う」は、月謝の総額やレッスンの様子をページに載せておけば、親が来る前に分かることです。最近入会しなかった家庭の理由を書き出し、教室のページとGoogleマップに先に載せる項目を決めることから始めてください。

ピアノ教室の先生が、アップライトピアノの横の机で、スマートフォンに表示した教室のページの月謝と振替のルールの欄を見ながら、ノートに書き足す項目を書き出している様子。

「生徒が集まらないのは、チラシを配る枚数か、体験レッスンの特典が足りないからだろう」。以前チラシを配った週に問い合わせが続いた経験があると、配る量を増やして特典を付ければ、生徒も増えるように思えます。

ところが、問い合わせや体験の後に聞く「思ったより高い」「通わせにくい」「思っていたのと違う」は、どれも親が来る前にページで知ることができた情報です。チラシや割引を増やすより、親が問い合わせの前に知りたい情報を、先にページに載せる方が、来た後に断られにくくなります。

本記事では、断られた理由の書き出し方から、教室のページとGoogleマップに載せる項目、自分で直すときのチェック項目まで、小さなお店向けのホームページを作る制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 月謝の総額、振替の有無、レッスンの流れの3点をページに先に載せると、問い合わせの前に親が自分で合うかを判断できる
  • 月謝は、レッスンの時間と年間の回数、入会金や発表会の費用と一緒に書く
  • 振替をしない教室も、振替をしないとページに書いておく
  • Googleマップの営業時間は、親や生徒に対応できる通常の時間を入れ、完全予約制の教室は入れない

体験の後に入会しないピアノ教室で起きていること

体験の後に入会しない家庭や、問い合わせだけで終わる家庭は、来てから初めて知った費用や通い方、教え方を理由に断ることがあります。断られた理由を3つに分けて書き出すと、どれが来る前にページで伝えられた情報かが分かります。

断られる3つの理由

問い合わせや体験の後に断られる理由は、費用と通いやすさ、レッスンの中身の3つに分けられます。

断られるときの言葉

親が来てから知ったこと

来る前に伝えられる場所

思ったより高い

入会金、教材費、発表会の参加費、年間のレッスンの回数

教室のページの料金の欄

通わせにくい

空いている曜日と時間、休んだときの振替、駐車場の有無

教室のページのレッスンの時間と振替の欄、Googleマップ

思っていたのと違う

先生の教え方、家での練習の量、レッスンで使うピアノ

教室のページの先生の紹介とレッスンの様子の欄

来る前に分かっていれば、親は問い合わせる前に自分で判断でき、先生も合わない家庭のために体験の枠を空けずに済みます。

断られた理由の書き出し方

断られた理由は、直近1年ほどの間に問い合わせだけで終わった家庭と、体験の後に入会しなかった家庭について、思い出せる範囲で表に書き出します。

時期

進んだところ

断られたときの言葉

来る前に伝えられたか

4月

体験まで

発表会の費用を聞いて「家族と相談します」

伝えられた。発表会の費用を載せていない

5月

問い合わせまで

土曜の空きを聞かれ、空きがないと答えた

伝えられた。空いている曜日を載せていない

6月

体験まで

家での練習が思っていたより多い

伝えられた。練習の量の目安を載せていない

表の行は記入の例です。親は気を遣って「家族と相談します」とだけ言うこともあるので、言葉から理由を決めつけず、その前に話した話題も一緒に書いておきます。

「伝えられた」と書いた行の情報が、ページに先に載せる情報です。同じ情報が何度も出てくるなら、その項目から書き足します。

ピアノ教室を選ぶ親が問い合わせの前に確かめること

ピアノ教室を選ぶ親が問い合わせの前に確かめたいことは、大きく分けて次の4つです。

  • 月謝と、入会金や発表会を含めた年間の費用
  • 通える曜日と、休んだときの振替のルール
  • 先生の経歴と人柄
  • レッスンの様子と、家での練習の量

親が問い合わせの前に確かめるのは、問い合わせた後で断るのに手間と気まずさがあるからです。

月謝が書かれていない教室は、問い合わせないとほかの教室と比べられないので、月謝が書かれた教室より後回しにされやすくなります。チラシで教室を知った親も、問い合わせる前に教室の名前で検索し、ページで月謝や先生の様子を確かめることがあります。

Web担当者Web担当者

月謝をページに書くと、ほかの教室より高いと思われて、問い合わせが減りませんか?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

問い合わせの数は減るかもしれません。ただ、月謝が予算に合わない家庭は、体験に来ても入会しにくい家庭です。月謝を書いておくと、体験の枠を、月謝に納得した家庭のために使えます。

体験の割引を大きくしても、入会してから毎月払う額は変わりません。割引で体験に来た家庭も、入会するかどうかは月謝と年間の費用を見て決めます。

親がピアノ教室を探してから入会するまでの流れ

ピアノ教室のページに先に載せる項目

ピアノ教室のページに先に載せる項目は、次の表の10項目です。

項目

書く中身

月謝

1回のレッスンの時間ごとの月額と、年間のレッスンの回数

入会金

金額と、兄弟で入るときや再入会のときの扱い

教材費

最初にかかる教材の費用の目安と、その後の買い足し方

発表会の費用

参加費の目安、参加が自由かどうか、衣装や写真などほかにかかる物

振替のルール

休むときの連絡の期限、振替できる期間と回数

レッスンの曜日と時間

レッスンをする曜日と時間帯、今空いている枠

教室の場所

最寄りの駅や目印からの道順、駐車場や送り迎えの車を止める場所

先生の経歴

音楽を学んだ経歴、教えてきた年数と生徒の年齢

対象の年齢

何歳から受け付けるか、大人も受け付けるか

向かない人

教室でしていない指導と、ほかの教室が合う家庭

教室の場所は、番地まで書かなくても、町名と目印までを書けば、親は通えるかを判断できます。

月謝と発表会の費用

月謝は、1回のレッスンの時間と年間の回数と一緒に書きます。「月謝○○円」だけでは、月3回と月4回の教室や、30分と45分の教室を、親が同じ条件で比べられないためです。

入会金と教材費、発表会の費用も、月謝と同じ場所に書きます。親は、月謝に入会金と教材費、発表会の費用を足して、入会してから1年でかかる額を出せます。

💡

料金の欄の書き方の例

  • 月謝:30分コース○○円、45分コース○○円(年間○回、月3回か4回)
  • 入会金:○○円
  • 教材費:最初に○○円ほど、進み具合に合わせて買い足し
  • 発表会:年1回で参加は自由、参加費○○円のほかに衣装と写真の費用

振替のルール

振替のルールは、子どもの体調不良や学校の行事で休む家庭が、入会の前に確かめたい項目です。書く中身は次の5つです。

  • 休むときの連絡の期限
  • 振替できる期間
  • 1年に振替できる回数
  • 先生の都合で休むときの扱い
  • 振替の枠が空いていないときの扱い

振替をしない教室も、振替をしないと書いておきます。入会してから振替が無いと知ると、休んだ月の月謝について、先生と親の受け取り方が食い違います。

先生の経歴と人柄

先生の経歴には、音楽を学んだ学校や教わった先生、教えてきた年数、教えてきた生徒の年齢を書きます。

人柄は、親が気にする場面で先生がどうするかを書くと、親は自分の子どもに合うかを判断できます。たとえば「練習してこなかった週は、レッスンの中で一緒に弾き、次の週に弾く範囲を短く決めます」と書くと、練習が続くか心配な親は、叱られずに続けられる教室かどうかを判断できます。

顔写真を出したくない先生は、ピアノに向かう後ろ姿や手元の写真に、場面ごとの接し方を書いた文章を添えます。

レッスンの様子

レッスンの様子は、生徒の顔を出さない写真と、1回のレッスンの流れを書いた文章で伝えます。顔を出さずに撮れる写真には、次の4つがあります。

  • 鍵盤に置いた生徒の手元を、横から撮る
  • 先生と生徒の後ろ姿を、部屋の入り口から撮る
  • レッスン室のピアノと椅子、足台を撮る
  • 使っている教材と連絡帳を、机に並べて撮る

顔が写っていなくても、名札や学校の制服、楽譜に書いた名前が写ると、知っている人には誰か分かります。写る物を外してから撮り、載せる前に保護者に写真を見せて了解をもらいます。

生徒の顔を出さずにレッスンの様子を撮る4つの構図

文章には、レッスンの流れと家での練習の目安、レッスンで使うピアノがグランドピアノかアップライトピアノか電子ピアノかを書きます。

ℹ

文章の例:「30分のレッスンは、前の週に練習した曲を弾くところから始めます。次に新しい曲の楽譜を一緒に読み、最後の数分でリズム遊びをします。家での練習は1日10分ほどを目安に、弾く曲と回数を連絡帳に書いてお渡しします。」

向かない人

向かない人の欄には、教室でしていない指導と、ほかの教室が合う家庭を書きます。

たとえば「コンクールや音大の受験に向けた指導はしていません」「レッスンは平日の15時から19時で、土日はお休みです」と書くと、合わない家庭は問い合わせる前に分かります。

地域名で探す親に向けたGoogleマップの整え方

地域名でピアノ教室を探す親に向けては、Googleビジネスプロフィールに教室を登録し、教室のページと同じ月謝とレッスンの時間を載せます。Googleビジネスプロフィールは、Googleマップと検索結果に教室の情報を出す無料のサービスです。

地図に出た教室を親が開いたとき、月謝やレッスンの時間がページと違っていると、どちらが正しいかは問い合わせないと分かりません。

Googleビジネスプロフィールに載せる手順

Googleビジネスプロフィールには、次の5つの手順で教室の情報を載せます。

1
STEP
教室名とカテゴリの登録

教室名は、看板や名刺で使っている名前のまま登録します。看板に無い「駅前」や「子ども向け」といった言葉を足すと、プロフィールが停止される場合があります。カテゴリは、入力欄に「ピアノ」と入れて出る候補から、教室の事業そのものを表すものを選びます。

2
STEP
住所の登録

生徒が通ってくる教室は、教室の住所を登録します。住所を載せる場合は、その住所に教室名の掲示を常設しておく必要があります。住所を表示せずに登録できるのは、生徒の家へ出向いてレッスンをする教室です。その場合は、住所を非表示にして出向く地域を指定します。

3
STEP
レッスンの時間の入力

営業時間の欄には、教室が親や生徒に対応できる通常の時間を入れます。完全予約制の教室や、日によってレッスンの時間が変わる教室は営業時間を入れず、レッスンの曜日と時間を説明欄と教室のページに書きます。

4
STEP
月謝の登録

「サービスを編集」から「30分コース」「45分コース」のようにコースごとにサービスを追加し、価格の欄に月謝を、説明の欄にレッスンの時間と年間の回数を入れます。サービスの名前には金額を入れません。サービスの欄は、選んだカテゴリによっては出ないことがあります。

5
STEP
説明欄と写真の追加

説明欄は全角375字までで、対象の年齢やレッスンの曜日を書きます。説明欄にURLは書けないため、教室のページのURLはウェブサイトの欄に入れます。写真は、教室の外観と入り口、レッスン室のピアノを追加します。写真が表示されるのは、教室の持ち主であることをGoogleに示すオーナー確認が済んでからです。

(参考:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)、ビジネス プロフィールに表示されるサービスを管理する(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

とりわけ見落とされがちなのが、予約制の教室の営業時間です。予約制の教室が仮の営業時間を入れると、親はいつでも行けると受け取ります。

教室のページとGoogleビジネスプロフィールで同じ内容にそろえる項目

地図と検索結果での位置の確かめ方

自分の教室が地図と検索結果のどこに出るかは、親が検索する場所で、親と同じ言葉を使って確かめます。地域の検索結果は、検索する人のいる場所から教室までの距離でも変わるため、教室の中で検索した結果は、親が見る結果と違うことがあります。

1
STEP
検索する場所の決定

教室の前、生徒が多く住む地域の小学校の近く、最寄りの駅の3か所を決めます。

2
STEP
地域名とピアノ教室での検索

それぞれの場所で、スマートフォンのGoogleで「市や町の名前 ピアノ教室」と検索し、地図と一緒に出る教室の一覧で自分の教室が何番目かを見ます。続けて、その下の検索結果で、教室のページが何番目に出るかを見ます。

3
STEP
結果の記録

日付と場所、地図での順番、検索結果での順番をメモに残します。ページやプロフィールを直した翌月に、同じ場所で同じ言葉を検索して比べます。

4
STEP
上位に出た教室のページとの見比べ

地図の上位に出た教室のページを開き、月謝や振替のルール、先生の紹介が載っているかを、自分の教室のページと見比べます。

(参考:Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

教室のページを検索結果の上位に出すための月ごとの進め方は、教室・スクールのSEO対策の進め方で扱っています。

教室のページとGoogleマップで、月謝や時間の書き方がずれていませんか

当社のホームページ制作では、月謝やレッスンの写真を、先生が管理画面で差し替えられる作りにします。サイトを作るときに、Googleマップの教室名・住所・営業時間・料金も、サイトと同じ内容にそろえます。

ピアノ教室のページを自分で直すときのチェック項目

ピアノ教室のページとGoogleマップを自分で直すときは、次の3つの一覧の項目をすべて満たしているかを確かめます。教室のページでは、まず費用と通いやすさの4項目を見ます。

  • 月謝が、1回のレッスンの時間と年間の回数と一緒に書いてある
  • 入会金と教材費、発表会の費用が、月謝と同じ場所にある
  • 振替の連絡の期限と、振替できる期間が書いてある
  • レッスンの曜日と時間、今空いている枠、教室の場所が書いてある

続けて、先生とレッスンの中身の4項目を見ます。

  • 先生の経歴と、練習してこなかった週の接し方など、人柄が分かる文がある
  • 生徒の顔が写っていない、レッスンの様子の写真がある
  • 1回のレッスンの流れと、家での練習の目安が書いてある
  • 対象の年齢と、教室でしていない指導が書いてある

Googleマップでは、次の4項目を見ます。

  • 教室名が、看板や名刺と同じ表記になっている
  • 月謝とレッスンの時間が、教室のページと同じになっている
  • 予約制の教室は、営業時間を入れていない
  • ウェブサイトの欄に、教室のページのURLが入っている

チェックが付かない項目は、断られた理由の表で「伝えられた」と書いた行の情報から先に書き足します。月謝や空いている枠を変えた日は、ページとGoogleマップを同じ日に直します。

ページを書く時間や作る手段がないときの任せ方

教室のページを書く時間が取れない先生や、ページを作る手段がない先生は、載せる中身を先生が決め、ページを作る作業を任せる方法があります。

任せる前に、月謝と発表会の費用、振替のルール、先生の経歴、レッスンの様子の写真をそろえておくと、打ち合わせで決めることが少なくなります。任せる先には、契約の前に次の3つを確かめます。

  • 月謝や写真を、先生が自分で差し替えられるかどうか
  • 最低の契約期間と、途中で解約するときに払う額
  • サイトとドメインの持ち主

先に載せる情報は、教室の先生がいちばんよく知っています。書く時間が取れない場合やページを作る手段がない場合は、当社が初期費用0円・月額19,800円(税別・最低2年)で教室のサイトを作り、先生が管理画面で月謝や写真を直せるようにします。

月謝や写真を、先生が自分で直せる教室のサイトにしませんか

合同会社Writers-hubのホームページ制作は、10ページまで(ブログやお知らせの個別のページは数えません)のサイトで、毎月30分までの打ち合わせがあります。途中で解約するときは制作費の残りをお支払いいただき、2年後にはサイトとドメインが教室のものになります。県外の教室にはオンラインで対応し、彦根市とその周辺は訪問もできます。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。