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検索順位は有料で上げられるか|お金で買えるものと外注の費用

Googleの検索順位は、お金を払っても直接は上がりません。順位のためにお金を使うなら、払う先は分析・設計とページや記事の制作の作業で、月額に6か月を掛けた額を最初から予算にしておくと、結果を確かめる前に契約を止めずに済むと考えています。今月中に検索結果の上に出たい分は、順位でなく広告の枠を買います。

検索結果の画面の上にある広告の欄と、その下の自然検索の欄が分けて描かれ、担当者が財布を手に、どちらの欄にお金を使うかを見比べている様子。

「お金を払えば、検索順位を上げてもらえるはず」。検索結果のいちばん上にはお金を払って出している広告が並ぶので、自然検索の順位もお金で買えるものと思われがちです。ところが、Google検索セントラルのページにも、Googleは検索結果での掲載順位に関して金銭を受け取ることは一切ないと書かれています。お金で買えるのは順位そのものではなく、検索結果の広告の枠と、順位を上げるための作業です。

本記事では、お金を払ってできることとできないことから、外注したときに毎月行われることと予算の決め方まで、SEOの分析・設計から記事の公開までを請け負う制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 自然検索の順位は、お金を払っても直接は上がらず、広告を出しても変わらない
  • お金で買えるのは、検索結果の広告の枠と、順位を上げるための作業の2つ
  • 順位を上げる目的のリンクの購入や、価値を足さない記事の大量発注は、払っても順位を落とすことがある
  • 外注は1か月目が分析と設計、2か月目から実行で、効果が出始めるまで一般に3〜6か月かかる
  • 予算は月額に6か月を掛けた額で決め、契約前に成果の測り方を確かめる

検索順位はお金で直接上げられるか

Googleの自然検索の順位は、お金を払っても直接は上がりません。Google検索セントラルの「SEO 業者の利用を検討する」のページには、Googleは検索結果での掲載順位に関して金銭を受け取ることは一切なく、オーガニック検索結果への掲載は無償だと書かれています。

SEO 業者の利用を検討するSEO 業者に依頼する際のヒント | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
SEO サービスの利用を決断する前に、Google の公式なヒントを参考に、SEO 専門家の評価方法、信用照会先の確認方法、よくある落とし穴の回避方法をご確認ください。
🌐 developers.google.com
外部リンク

同じページには、Googleで広告を掲載しても検索結果でのサイトの表示状況には影響しないことと、Googleで一番上に掲載されることは誰にも保証できないことも明記されています。広告費を増やしても、自然検索の順位は動きません。

Web担当者Web担当者

広告を出し続けていれば、そのうち自然検索の順位も上がってくるのではないでしょうか?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

広告から訪問する人が増えるのは確かです。ただ、広告の掲載は自然検索の順位に影響しないので、広告を止めれば広告の枠から消えるだけで、広告を出したことで自然検索の順位が動くことはありません。

検索順位のためにお金で買える2つのもの

検索順位のためにお金で買えるのは、検索結果の広告の枠と、順位を上げるための作業の2つです。広告の枠は検索広告(リスティング広告)で買い、作業はSEOの外注で買います。

検索広告SEOの外注
お金で買うもの検索結果の広告の枠分析・設計と、ページや記事の制作・修正
自然検索の順位変わらない作業の結果として上がることがある
費用のかかり方クリック単価制なら、広告がクリックされるたびにかかる毎月の作業に月額でかかる
表示されるまで出稿を始めた月から表示できる効果が出始めるまで一般に3〜6か月
やめたとき広告の枠から消える自社のサイトに置いたページや記事は残る

今月から問い合わせが要るなら検索広告、広告費をかけ続けずに検索からの問い合わせを増やしたいならSEOの外注が向きます。 キーワードごとの使い分けは、SEOとリスティング広告の違いで扱っています。

SEOツールの有料版も、順位の計測や競合の調査の手間を減らすためのもので、入れただけでは順位は上がりません。

検索結果の広告の欄にはお金が、自然検索の欄には作業が届くことを示した図

お金を払っても順位を落としうる3つの使い道

お金を払っても順位を落としうるのは、払った先の作業がGoogleのスパムに関するポリシーに当たる場合です。ポリシーに違反しているサイトは、検索結果での掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあるとGoogleは書いています。

Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
スパムに関するポリシーには、ページまたはサイト全体の掲載順位が下がったり、Google 検索から完全に除外されたりする原因となる動作や手法が詳しく記載されています。
🌐 developers.google.com
外部リンク

リンクの購入

ランキングを上げる目的でリンクを買うことは、ポリシーの「リンクスパム」に当たります。ポリシーには、ランキングを上げることを目的としたリンクの売買の例として、リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りすることが挙げられています。

一方で、広告やスポンサー活動として買うリンクは、リンクにrel属性のsponsoredかnofollowを付けていれば、違反になりません。記事広告を買うときは、リンクに属性が付くかを先に確かめます。

価値を足さない記事の大量発注

価値を足さない記事を大量に作らせることは、ポリシーの「大量生成されたコンテンツの不正使用」に当たることがあります。ポリシーは、検索ランキングの操作を主な目的に、ユーザーにとって価値がほとんど無いページを大量に作ることを、作成方法を問わず対象にしています。

生成AIで作るかどうかではなく、1本ごとに価値を足しているかが分かれ目です。本数で見積もる外注では、自社の商品の仕様や、お客様から実際に受けた質問を記事に入れられるかを、契約前に聞いておきます。

期限切れのドメインの購入

期限切れのドメインの購入は、期限切れになったドメイン名を順位を上げる目的で買い、中身の薄いページを置く使い道です。ポリシーの「期限切れのドメインの不正使用」は、期限切れのドメイン名を主に検索ランキングを操作する目的で購入し、価値の低いコンテンツを置くことを対象にしています。

リンクの購入、記事の大量発注、期限切れのドメインの購入の3つにバツ印を付けた図

SEOを外注したときに毎月行われること

SEOを外注したときの作業は、次の3つの段階で進み、サイトに手が入るのは2か月目からです。

1
STEP
1か月目に行う現状の分析と設計

狙うキーワードで検索結果の上位を調べ、自社のサイトとの差を出します。出した差をもとに、キーワードごとに上位に出すページや記事を決めます。

2
STEP
2か月目から行うページと記事の制作・修正

設計で決めたページや記事を作り、既存のページを直します。表示の速さや内部リンクなど、サイトの作りも直します。

3
STEP
毎月行う報告と見直し

順位やアクセス、問い合わせの数を報告し、数字を見て次の月にやることを決めます。

1か月目に請求が来てもサイトが変わらないのは、設計を飛ばしてページを作ると、問い合わせにつながらないキーワードで記事を増やしてしまうからです。1か月目の成果物は、狙うキーワードとページの一覧です。1か月目の報告で一覧が出てこなければ、2か月目からの作業の根拠が分かりません。

外注しても、商品の強みやお客様からよく受ける質問には、社内の人しか答えられません。報告を受けるほかに、記事の内容を確かめる社内の時間がかかる前提で進めます。

効果が出るまでの期間と予算の決め方

SEOを外注してから効果が出始めるまでには、一般に3〜6か月かかり、サイトの状態と、狙うキーワードの競合の強さで変わります。上位に大手のサイトが並ぶキーワードを狙うほど、長くかかります。

3か月で止めると、2か月目から始めた作業の結果が出る前に、費用だけを払い終えることになります。予算は、月額に6か月を掛けた額で決めます。

1か月目から6か月目までの時間軸に、作業の段階と効果が出始める時期と、たまっていく費用を重ねた図

費用の例として、弊社のSEOの2つのサービスの料金を並べます。

サービス

中身

月額

最低の契約期間

滋賀のSEO対策

滋賀の店や会社のサイトを、地域の検索で上位に出すための分析・設計と実行

20万円〜(税別)

6か月

IKKI-Plus

全国が相手のオウンドメディアの運用代行。ブログの設計から毎日の公開まで

10万円〜(税別)

3か月

6か月続けた場合の費用は、滋賀のSEO対策で120万円〜、IKKI-Plusで60万円〜で、どちらも税別です。施策ごとの費用の相場と料金体系は、Google検索で上位を狙う費用の相場で扱っています。

彦根や大津の「地域名と業種」の検索で、御社の店は出てきますか

滋賀で店舗や会社を営み、地域のお客様を検索で集めたい方には「滋賀のSEO対策」があります。1か月目に現状の分析と設計を行い、2か月目から実行して、毎月の報告と見直しを続けます。オンラインで全国に対応し、彦根市とその周辺は訪問もできます。

契約前にSEOの外注先へ確かめること

SEOの外注先と契約する前に確かめるのは、次の3つです。どれもGoogleが、SEO業者に聞く質問の例として挙げているものです。

  • 期待される結果とその時期、成果をどう測るか
  • サイトに加えた変更と、その理由を伝えてくれるか
  • Google検索の基本事項に沿った方法か

反対に、Googleは次の3つの業者に注意するよう書いています。

  • サイトの掲載順位を保証すると言う業者
  • Googleとの特別な関係を強調する業者
  • Googleへの優先登録を宣伝する業者

SEO監査の提案を受けた段階では、Search Consoleの権限は読み取りだけを渡し、書き込みの権限は渡しません。

検索順位を有料で上げるときのよくある質問

検索順位を有料で上げるときに迷いやすい質問に、3つ答えます。

成果報酬型なら損をしない?

成果報酬型でも、成果の条件にするキーワードによっては、払った費用が問い合わせにつながりません。成果報酬型は、決めたキーワードで決めた順位に入ったときに費用がかかる契約です。検索する人の少ないキーワードを条件にすると、順位が上がっても訪問はほとんど増えません。条件のキーワードが、自社の商品を探す人の打つ言葉かを確かめます。

自分で進めれば費用はかからない?

SEOを自社で進めれば、Googleに払う費用はかかりません。代わりに、社内の人がキーワードを調べ、ページや記事を作って直すための時間がかかります。外注の月額は、同じ作業に社内の人がかける時間と比べて決めます。

外注をやめたら順位は下がる?

外注をやめても、自社のサイトに公開したページや記事は残るので、順位がすぐに下がるとは限りません。ただし、競合のサイトが記事を足し続けるキーワードでは、更新を止めたページは順位を抜かれやすくなります。記事を外注先が管理するサイトに置く契約では、やめたときに自社のサイトには何も残らないので、契約前に公開先を確かめます。

まとめ|お金で買えるのは順位でなく広告の枠と作業

Googleの自然検索の順位は、お金を払っても直接は上がりません。お金で買えるのは、検索結果の広告の枠と、順位を上げるための分析・設計とページや記事の制作です。

SEOを外注するなら、1か月目は分析と設計、2か月目から実行で、効果が出始めるまで一般に3〜6か月かかります。予算は月額に6か月を掛けた額で決め、順位を上げる目的のリンクの購入や価値を足さない記事の大量発注には払いません。

私たち合同会社Writers-hubは、1か月目の分析と設計から、毎月の報告と見直しまでを月額で請け負っています。

全国が相手の検索で、記事を出し続ける人手は足りていますか

全国のお客様を検索で集めたい会社には、ブログの設計から毎日の公開までを任せられるオウンドメディアの運用代行「IKKI-Plus」があります。月額10万円〜(税別・3か月〜)で、成果は毎月、検索からのアクセスの数字で報告します。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。