「SEOの評価は、診断ツールの点数を100点に近づければ上がるはず」。自社サイトのURLを無料の診断ツールに入れてみた担当者の方から、こうした受け止め方を伺う機会がよくあります。点数と一緒に項目ごとの合否が一覧で返ってくるため、満点との差を埋める作業が、そのまま評価を上げる作業に見えてくるのでしょう。
しかし、これまで多くの企業のSEO記事を制作し、公開後の順位の動きまで追ってきた弊社の立場から言えるのは、点数の高いページほど上位に出るとは限らないということです。無料の診断ツールが確かめているのはタグの抜けや表示の遅さといった減点につながる不備の有無にとどまり、同じキーワードで検索したときに、ほかのページより読む理由があるかどうかまでは測れないからです。検索順位は、キーワードごとにほかのページと比べて決まります。
本記事では、Googleが評価を決める3つの段階と公表している基準から、診断ツールの点数でわかる範囲、自社サイトの評価を確かめる手順まで、記事を作る前に弊社が行っている比べ方を交えて整理します。
- Googleがページの評価を決める3つの段階
- Googleが公表している評価の基準と、重要でないと明言している項目
- SEO診断ツールの点数でわかることと、わからないこと
- 自社サイトのSEO評価を確かめる5つの手順
- 上位ページと並べて記事の中身を評価する方法
SEOの評価とは何を指すか
「SEOの評価」という言葉は、実務では2つの意味で使われています。1つは、Googleが検索結果の順番を決めるためにページを評価すること、もう1つは、自社サイトがGoogleからどう評価されていそうかを、担当者やツールが点検することです。
自社での点検は、Googleの評価を推し量って直す箇所を決めるための作業です。Googleの評価の仕組みを知らないまま始めると、Googleが重視していない項目の手直しに時間を使いかねません。
では、Googleは何を単位に評価しているのか。Googleのランキングシステムの解説には、次のように明記されています。
Google のランキング システムは基本的にはページレベルで機能するように設計されており、さまざまなシグナルとシステムを使用して、個々のページのランキングを判断しています。サイト全体のシグナルと分類器もページの理解に活用しています。
※ 出典:Google 検索セントラル「Google 検索ランキング システムのご紹介」

評価の単位は、サイトではなくページが基本です。そして順番は、キーワードが入力されるたびに、そのキーワードに関連するページの中で付けられます。サイトに1つの点数が付いているわけではありません。この前提は、後で見る診断ツールの点数の読み方にそのまま関わってきます。
Googleが評価を決める3つの段階
Googleがページを検索結果に出すまでには、3つの段階があります。Googleの解説では「クロール」「インデックス登録」「検索結果の表示」と呼ばれ、すべてのページが3つを通過できるわけではありません。どの段階で止まっているかによって、確かめる場所も直す内容も変わります。

クロールで見つけてもらえるか
最初の段階は、Googleのクローラーがページを見つけて読みに来ることです。Googleは、すでに知っているページに貼られたリンクや、サイト運営者が送るサイトマップから新しいURLを見つけます。robots.txtで読み込みを禁止している、サーバーがエラーを返している、ログインしないと中身が見られない。こうした状態のページは、この段階で止まってしまいます。
インデックス登録で内容を理解されるか
読み込まれたページは、titleタグや本文、画像の代替テキストなどを解析されたうえで、Googleのデータベースに登録されます。ただし、読まれたページがすべて登録されるわけではありません。似た内容のページが複数あれば代表の1ページが選ばれ、内容の品質が低いと判断されたページや、noindexで登録を拒否しているページは登録されません。
記事を公開したのに検索結果にまったく出てこないときは、まずこの段階を疑ってください。原因ごとの確かめ方はGoogleにインデックスされない原因と対処法にまとめています。
検索結果の表示で順番が付くか
順位が決まるのは、3つ目の段階です。キーワードが入力されると、Googleは登録済みのページから関連するものを探し、関連性が高く品質が高いと判断したものから並べます。関連性は、検索した人の所在地や言語、使っている端末によっても変わります。
3つを並べると、性質の違いが見えてきます。最初の2つは合否で、3つ目だけがほかのページとの比較です。見つけてもらえない、登録されないという問題は、robots.txtやnoindex、サーバーのエラーのような技術的な原因であれば、取り除くことで解消に向かいます。品質を理由に登録されない場合は、内容の見直しが必要になります。一方で順番は、同じキーワードで表示されるほかのページとの関係で決まるため、自社のページだけを見て直しても上がるとは限りません。
※ 出典:Google 検索セントラル「Google の検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について」
Googleの公表文書から読み取れる4つの評価基準
Googleは順位を決める計算の細部を公開していませんが、評価の方向性は「Google 検索の基本事項」やコンテンツの自己評価の質問集といった文書で示しています。内容を実務で確かめる順に並べ直すと、4つの基準に分けられます。
表示されるための技術要件
技術要件として挙げられているのは、Googlebotがページを読み込めること、ページが正常に表示されること、登録できる内容が載っていることの3点です。検索結果に出るための最低限の条件で、Googleは多くのサイトが特別な変更をしなくても満たしていると説明しています。
順位を下げるスパムの基準
スパムに関するポリシーには、掲載順位が下がる、または検索結果から除外される原因となる手法が並んでいます。キーワードの詰め込み、順位を上げる目的でのリンクの売買、他サイトの文章を独自の価値を加えずに転載すること、順位の操作を目的とした大量のコンテンツ生成などが、その代表です。当てはまると順位が下がったり検索結果から外れたりするため、ほかの項目より先に取り除く必要があります。
内容の有用性と信頼性
3つ目の段階では、まずキーワードとの関連性で候補が絞られ、そのうえで順番を分ける大きな要素になるのがこの基準でしょう。Googleの自己評価の質問には、独自の情報や分析を示しているか、自明のことだけでなく踏み込んだ説明があるか、明らかな事実の誤りがないか、といった問いが並んでいます。
※ 出典:Google 検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」

あわせて語られることの多いE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)について、Googleは、E-E-A-Tの面で優れたコンテンツを見分けるために複数の要素の組み合わせを使っていると説明しています。一方で、E-E-A-Tそのものは順位に直接影響する要因ではない、とも明記されている点には注意が必要です。健康やお金のように人の生活に大きく関わるテーマでは、この観点が特に重く扱われます。考え方の詳細はE-E-A-Tの解説記事をご覧ください。
Googleには検索結果の品質を確かめる「検索品質評価者」がいて、判断の基準は検索品質評価ガイドラインとして公開されています。ただし評価者はページの掲載順位を動かせず、評価者の判断が順位のアルゴリズムで直接使われることもありません。ガイドラインは、自社のページを見直すときの観点の一覧として使うのが適切です。
ページの使いやすさ
Googleのコアランキングシステムは、ページの使いやすさ(ページエクスペリエンス)に優れたコンテンツを評価するよう設計されています。数値で確かめられるのが、Core Web Vitalsと呼ばれる3つの指標です。
指標 | 測っているもの | 良好とされる目安 |
|---|---|---|
LCP | ページの主要な部分が表示されるまでの速さ | 2.5秒以内 |
INP | クリックや入力への反応の速さ | 200ミリ秒未満 |
CLS | 表示中にレイアウトがずれる度合い | 0.1未満 |
※ 出典:Google 検索セントラル「Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について」
ただしGoogle自身が、ページエクスペリエンスの限られた要因だけにとらわれないよう求めています。表示の速さが目安を満たしたページ同士では、速さのわずかな差より、質問に答えているかどうかの差のほうが順番を分けると見ています。
Googleが重要ではないと明言している項目
反対に、Googleが「重要でない」とはっきり書いている項目もあります。SEOスターターガイドの「Google が重要でないと考えること」という節です。長くSEOに関わってきた担当者ほど、かつての定番の施策として覚えている項目が含まれています。
- キーワードメタタグに狙うキーワードを並べる(Google検索はこのタグを利用していません)
- 決まった文字数を満たすように本文を増やす(最小や最大の文字数は存在しないと説明されています)
- 見出しの数や順番をそろえることで順位を上げようとする
- 順位を上げる目的で、ドメイン名やURLにキーワードを入れる
- 同じ内容が複数のURLで見られる状態を、ペナルティとして恐れる
- E-E-A-Tを、点数の付く順位の要因として扱う
見出しの順番については、読み上げソフトを使う人のためには意味のある順に並べたほうがよい、とも書かれています。整えること自体に害はありません。ただ、診断ツールの中にはH1タグの数や本文の文字数を採点に含めるものもあり、そこで減点された項目を、そのまま順位の低さの原因だと受け取ってしまうことが問題になります。そこを直しても順位が動かなかった、というご相談も実際に寄せられます。
※ 出典:Google 検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」

SEO診断ツールの点数でわかる範囲
では、診断ツールの点数は何を示しているのか。Googleが無料で提供している点検ツール、LighthouseのSEOの項目を例に見てみます。PageSpeed InsightsやChromeの開発者ツールから実行できる点検で、SEOの点数は次のような項目から計算されています。
- 検索エンジンにページの登録を拒否していないか
- titleタグとmeta descriptionが設定されているか
- ページが正常な状態を示す応答を返しているか
- リンクの文言が「こちら」のような中身の伝わらない言葉になっていないか
- クローラーがたどれる形でリンクが書かれているか
- robots.txtが正しく書かれているか
- 画像に代替テキストが付いているか
- canonicalとhreflangの指定が正しいか
Lighthouseの設定では、1つ目の「登録を拒否していないか」に、ほかの項目のおよそ4倍の重みが付けられています。この1項目が不合格になるだけで、SEOの点数全体が大きく下がる配分です。noindexの消し忘れのように、1か所の設定でページが検索結果から丸ごと消える不備を、見落とさせないための設計でしょう。
※ Lighthouseの公開されているソースコード(SEOの項目の重み設定)で確認した内容です。バージョンの更新で変わる場合があります。
並べてみると、どの項目もページ1枚を単独で見れば判定できるものばかりです。診断ツールの点数は、減点がないかを測る物差しです。同じキーワードで上位にいるページと比べてどうかという、3つ目の段階の評価は、ページ単体を点検する仕組みでは測れません。Lighthouseの説明文にも、点数に含まれない要素が検索順位に影響しうることが明記されています。

点数の受け止め方については、ご相談の場で次のような質問をよく受けます。
診断ツールで82点でした。残りの18点を埋めれば、検索順位は上がるのでしょうか。
編集部
減点の内訳に、titleタグの抜けやクローラーがたどれない形のリンクのように、見つけてもらう段階や検索結果での見え方に関わる項目があれば、そこは先に直してください。ただ、残りの減点をすべて埋めて100点にしても、順位が上がるかどうかは別の話になります。点数を上げる作業には期限を決め、残りの時間は狙うキーワードで上位にいるページとの比較に回すほうが、順位に結びつきやすいはずです。
SEO診断ツールの目的別の使い分け
道具ごとに測れる範囲が違うため、1つで済ませず、段階ごとに使い分けます。無料のものだけでも、3つの段階のうち最初の2つと、3つ目の結果として表れる順位までは把握できます。
| Search Console | PageSpeed Insights | 無料のSEO診断ツール | 有料のSEOツール | |
|---|---|---|---|---|
| インデックス登録の状況 | ◎ | × | △ | △ |
| titleタグなどページ内の設定 | △ | ◎ | ◎ | ○ |
| 表示速度とCore Web Vitals | ○ | ◎ | △ | △ |
| キーワードごとの順位と表示回数 | ◎(自社のみ) | × | × | ○(競合も・数値は推定) |
| 競合サイトの順位や被リンクの調査 | × | × | × | ◎ |
| 費用 | ◎(無料) | ◎(無料) | ◎(無料) | △ |
出発点はSearch Consoleに置くのが扱いやすいはずです。Googleが自社サイトのどのページを登録し、どのキーワードで何位に出しているかを、Google自身のデータで確かめられるからです。PageSpeed Insightsは技術的な不備と表示速度の点検に、無料の診断ツールはページ内の設定をまとめて洗い出す用途に向きます。
有料のSEOツールが必要になるのは、競合サイトの順位や被リンクを継続して調べる段階からです。なお、有料ツールが表示する「ドメインの強さ」のような数値は、各社が独自に推定した値で、Googleの評価そのものではありません。個別のツールの特徴はSEOツールの比較記事で紹介しています。
自社サイトのSEO評価を確かめる5つの手順
ここまでの3つの段階と道具を、実際に確かめる順番に並べます。上から順に進めるのは、手前の段階で止まっているページは、後ろの段階をいくら直しても順位が付かないためです。
Search Consoleの「ページのインデックス登録」レポートで、登録済みのページ数と、登録されていないページの理由を確認します。個別のページは、URL検査ツールにURLを入れて状態を確かめてください。Search Consoleをまだ設定していなければ、検索窓に「site:自社のドメイン」と入力して自社のページが出るかを見るだけでも、見当はつきます。
Search Consoleの「手動による対策」と「セキュリティの問題」の2つのレポートを開き、何も検出されていないことを確かめます。どちらかに表示がある場合は、ほかの点検より先に対処してください。
主要なページのURLをPageSpeed Insightsに入れ、SEOの項目とCore Web Vitalsの結果を確認します。noindexの指定やtitleタグの抜けは、この時点で直しておきます。全ページを見る必要はなく、問い合わせにつながるページとアクセスの多いページから始めれば十分でしょう。
Search Consoleの検索パフォーマンスレポートで「クエリ」の表を開き、表示回数と平均掲載順位を並べます。3つ目の段階の評価は、ここに結果として表れます。平均掲載順位が11位から20位にあり、表示回数の多い順に並べて上位に来るキーワードは、ほかのページとの比較であと一歩届いていない候補です。
優先するキーワードを決めたら、実際に検索して上位10ページを開き、自社のページと並べます。比べ方は次の章で詳しく扱います。
5つのうち、1つ目から3つ目は、新しいページを公開したときとサイトを改修したときに確かめれば足ります。定期的に見るのは4つ目と5つ目で、月に1回、狙うキーワードの順位と上位ページの顔ぶれを確かめる運用なら、担当者1人でも続けられます。
診断結果の減点項目が多すぎて、どこから直すか決めかねていませんか
インデックスの状態、技術的な不備、キーワードごとの順位を1枚の表に並べると、先に手を付けるべきページが絞れます。弊社では、Search Consoleの数字と狙うキーワードの検索結果を並べて見るところから、直す順番の組み立てまでをお手伝いしています。点数を上げる作業にどこまで時間をかけるかの線引きも、一緒に決められます。
上位ページと並べて中身を評価する方法
ここからが、診断ツールの解説ではあまり扱われない部分です。3つ目の段階の評価はほかのページとの比較で決まるため、自社のページも比較で評価するしかありません。Googleがコンテンツの自己評価用に示している質問にも、「検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供していますか」という問いが含まれています。
記事を作る前と書き直す前に、制作の現場で毎回挟んでいるのが、上位10ページとの比較です。手順は3つに分かれます。

上位ページの種類を数える
最初に見るのは中身ではなく、上位に並んでいるページの種類です。解説記事なのか、ツールなのか、サービスの紹介ページなのか、公式の文書なのかを、1ページずつ分類します。キーワードによって、上位に並ぶページの形そのものが変わるためです。
例として、2026年9月23日に「seo 評価」の検索結果を確認したところ、上位10件のうち5件が、URLを入れてサイトを点検するツールやSEOツールのページでした。1位と2位もツールです。このキーワードでは、解説を読むより先に自分のサイトを点検したい人が多いとGoogleが判断している、と読み取れます。
上位ページが答えている質問を書き出す
次に、上位の解説ページの見出しを並べ、それぞれが答えている質問を書き出します。「Googleは何を評価しているのか」「評価が決まるまでの流れは」「評価を下げる行為は何か」のように、複数のページで繰り返し出てくる質問は、検索した人の多くが持っている疑問だと見てよいでしょう。自社のページで答えていない質問があれば、そこが書き足す候補になります。
自社のページにしか書けない情報を数える
最後に、上位ページに書かれていない情報が、自社のページにいくつあるかを数えます。自社で扱った事例、実際の料金や作業の手順、試してうまくいかなかった経験、自社で集めた数字などが、その候補です。Googleの自己評価の質問でも、独自の情報や分析の結果を示しているかが最初に問われています。
上位ページと同じ質問に同じ答えを書いても、比較で選ばれる理由は生まれません。質問への答えをそろえたうえで、自社にしかない情報が加わって初めて、ほかのページより読む理由ができます。
比べる観点 | 確かめること | 足りないときの直し方 |
|---|---|---|
ページの種類 | 上位に多い形と自社のページの形が同じか | 上位の大半が別の形なら、狙うキーワードを変えるか、その形のページを別に作る。形が混在していれば、上位に多い形の要素を自社のページに取り込む |
答えている質問 | 上位の複数ページが答えている質問に答えているか | 足りない質問への答えを見出し単位で書き足す |
自社だけの情報 | 事例、料金、手順、失敗例が載っているか | 現場の担当者に聞き取り、具体的な数字や場面を加える |
上位が大手企業のサイトで占められていると、比べる前から諦めてしまう方もいます。
上位に並んでいるのは大手企業のサイトばかりです。うちのような小さな会社のページは、比べても上に行けないのではないでしょうか。
編集部
大手のサイトが有利な場面があるのは確かです。ただ、Googleは評価をページ単位で行うことを基本にしていて、サイト全体の評価が良くても、そのサイトのすべてのページが上位に出るわけではないと説明しています。業種や地域、価格帯で条件を絞ったキーワードでは、大手のページが検索した人の質問に答えきれていないことがよくあります。そうしたキーワードを探し、自社の事例で答えるページを作るところから始めてください。
比較表は一度作っておけば、書き直しのたびに上位の顔ぶれと答えている質問だけを更新して使い回せます。
上位ページと並べて足りない情報は見えたのに、書き足す手が回っていませんか
足りない質問への答えを加え、社内に聞き取った事例や数字を記事に落とし込む作業は、対象のページが増えるほど担当者1人では追いつかなくなります。弊社は、キーワードごとに上位ページと並べて足りない情報を洗い出すところから、書き足しと書き直しの原稿制作までをお引き受けしています。作った比較表をお持ちいただければ、優先するページの順番からご提案します。
SEOの評価についてよくある質問
SEOの評価について、担当者の方からよく聞かれる3つの質問にお答えします。
決まった期間はありません。Googleは、変更が反映されるまでに数時間で済むものもあれば数か月かかるものもあると説明し、数週間待ってから効果を確かめるよう勧めています。タイトルの書き換えのように検索結果での見え方を変える施策は早めに、新しいページの公開は長めに見ておくのが現実的です。
AIを使ったこと自体で評価が決まるわけではありません。Googleが問題にしているのは、検索順位の操作を目的にAIなどの自動化でコンテンツを作ることで、スパムに関するポリシーへの違反に当たるとしています。AIを使う場合も、人が事実を確かめ、自社にしかない情報を加えてから公開することが前提になります。
確かめられます。Search ConsoleとPageSpeed Insightsで、インデックス登録、技術的な不備、キーワードごとの順位まで把握できます。上位ページとの比較も、実際に検索してページを開けば費用はかかりません。有料のツールが必要になるのは、競合サイトの順位の推移や被リンクを継続して調べたくなった段階です。
無料のツールで順位まで把握できたら、次に決めるのは、どのキーワードから上位ページと比べ直すかです。効果が反映されるまで数週間から数か月かかる以上、手を付ける順番を誤ると、その分だけ効果を確かめられる時期も後ろにずれていきます。
どのキーワードから上位ページと比べ直すべきか、決めきれていませんか
比べ直す対象は、表示回数がありながら順位があと一歩届いていないキーワードから選ぶのが近道ですが、事業として取りたい問い合わせとの距離によって優先順位は入れ替わります。今のSearch Consoleの数字と、力を入れたいサービスを伺いながら、最初に比べるキーワードを一緒に選ぶところからご相談いただけます。
まとめ|SEOの順位は点数でなく比較で決まる
SEOの評価は、クロール、インデックス登録、検索結果の表示という3つの段階を通して決まります。最初の2つは不備がないかの合否で、診断ツールやSearch Consoleで確かめられます。順位が付く3つ目の段階だけは、同じキーワードで表示されるほかのページとの比較です。診断ツールの点数は、比較の前の条件を満たしているかを示すものです。
自社サイトの評価を確かめるときは、インデックス登録、手動による対策、技術的な不備、キーワードごとの順位の順に見ていき、最後に狙うキーワードの上位10ページと並べてください。上位ページの種類、答えている質問、自社にしかない情報の3点を比べれば、次に書き足すべき内容が具体的に決まります。
私たち合同会社Writers-hubは、キーワードごとの検索結果の分析から、上位ページと比べて足りない情報を補う記事の制作と書き直しまでをお引き受けしています。診断ツールの点数は整えたのに順位が動かない、どのキーワードから比べ直せばよいか決まらない。そうした段階のご相談にも、今の検索結果を一緒に確かめるところから対応しています。








