「ホームページの内容を変えたいなら、HTMLや管理画面の直し方を覚えるか、制作会社に頼む料金を調べればよさそう」。作成ツールの案内には専門知識がなくても更新できると書かれ、制作会社に聞けば修正の料金を示されるので、直し方か料金で比べるものと思われがちです。ところが、営業時間や臨時休業のように内容が変わることを最初に知るのはお店の人で、直す人がお店の外にいると、決めてから載るまでに日数がかかります。ホームページの内容変更は、直し方や費用より先に、誰が直すかで選びます。
本記事では、直す人で分けた3つの方法から、今のサイトで誰が直せるかの確かめ方、変えたあとの確認まで、小さなお店のホームページを作る制作会社の視点で順を追ってお伝えします。
- ホームページの内容を変える方法は、自分で直す、制作会社に頼む、お店が管理画面で差し替えるの3つです
- 誰が直すかは、変える内容が文章と写真の差し替えか、ページの作りの変更かで決めます
- 管理画面とログイン情報の2つがお店にあれば、文章と写真はお店で差し替えられます
- 制作会社に頼むときは、直すページのURLと新しい文、載せたい日時を1通で送ります
- 内容を変えたあとは、スマートフォンでの表示、Googleの検索結果、Googleマップの営業時間を確かめます
ホームページの内容を変更する3つの方法
ホームページの内容を変更する方法は、誰が作業するかで3つに分かれます。3つの方法を同じ項目で並べると、次のようになります。
| 自分で直す | 制作会社に頼む | お店が管理画面で差し替える | |
|---|---|---|---|
| 作業する人 | お店の人が、ページの作りまで直す | 制作会社が、頼まれた箇所を直す | 文章と写真はお店、ページの作りは制作会社 |
| 載るまでの時間 | 作業した日 | 頼んでから制作会社が作業するまで | 文章と写真は作業した日 |
| お店の手間 | 作業と確認のすべて | 直す内容を伝える | 管理画面の欄に入力する |
| かかる費用 | 作業の時間と、ツールを使うならその料金 | 1回ごとの料金か保守契約の料金 | 管理画面のあるサイトの制作と運用の料金 |
| 向くお店 | HTMLや作成ツールを扱える人がいる | 変更が少なく、急ぐ知らせが無い | 営業時間やメニュー、お知らせをよく変える |
自分で直す方法とお店が管理画面で差し替える方法の違いは、ページの作りまでお店が直すかどうかです。管理画面で差し替える方法では、制作会社が作った欄に文章と写真を入れるので、ページの並びやデザインが崩れにくくなります。同じ管理画面を使っても、ページの追加やデザインの変更までお店がするなら、自分で直す方法にあたります。

誰が直すかを決める変更の分け方
誰が直すかは、変える内容が文章と写真の差し替えか、ページの作りの変更かで決めます。主な変更を、お店が直すものと制作会社に頼むものに分けると、次の表のとおりです。
変える内容 | 例 | 直す人 |
|---|---|---|
文章の差し替え | 営業時間、定休日、料金、メニュー | お店 |
お知らせの追加 | 臨時休業、季節の催し、新しい商品 | お店 |
写真の差し替え | 店内、スタッフ、商品の写真 | お店 |
ページの追加 | 新しいサービスや採用のページ | 制作会社 |
ページの作りの変更 | ページの並び、デザイン、問い合わせフォーム | 制作会社 |
文章と写真はお店、ページの作りは制作会社と分けると、急ぐ変更が遅れません。臨時休業の知らせは、休みを決めたお店の人が直せば、決めた日のうちに載ります。

ページの作りの変更は、崩れたときに元へ戻す作業が要るので、制作会社に頼みます。HTMLや作成ツールを扱える人がお店にいれば、作りの変更まで自分で直してもかまいません。
自分で直せるようになれば、制作会社に払うお金はかからなくなりますか。
編集部
文章や写真の差し替えを頼む料金は、かからなくなります。ただ、サーバーとドメインの費用は、自分で直しても払い続けます。どこまでをお店で直すかを決めると、制作会社に頼むのはページの追加やデザインの変更だけになり、その分の料金が残ります。
今のサイトで誰が直せるかの確かめ方
今のサイトで誰が何を直せるかは、次の3つを確かめると分かります。
- 管理画面:営業時間やメニュー、お知らせの欄を直す画面があるか
- ログイン情報:管理画面に入るIDとパスワードを、お店が持っているか
- 保守契約:管理画面で直せない変更を頼むと、1回いくらで何日後に載るか
お店で文章と写真を差し替えられるのは、管理画面とログイン情報の2つが揃っているときです。保守契約の中身で、お店で直せない変更を頼むときの料金と日数が決まります。
管理画面があるか分からないときは、サイトを作った制作会社に、管理画面の有無と直せる欄を聞くのが早道です。パソコンのChromeでページを右クリックし、「ページのソースを表示」で「wp-content」という文字が見つかれば、WordPressで作ったサイトです。
WordPressのサイトでも、トップページの大きな写真やページの並びを、管理画面から直せない作りにしていることがあります。管理画面が無いか、ログイン情報が手元に無いなら、今のサイトでは制作会社に頼むことになります。
自分で直すときの手順
自分で直すときの手順は、サイトの作りが違っても共通で、元のページを残してから直し、公開の前に確かめる流れです。直す場所と要るものは、サイトの作りによって次のように変わります。
サイトの作り | 直す場所 | 要るもの |
|---|---|---|
CMS(WordPressなど) | ブラウザで開く管理画面 | 管理画面のIDとパスワード |
ホームページ作成ツール(Wixなど) | ツールの編集画面 | ツールのアカウント |
HTMLで直接書いたサイト | パソコンに落としたHTMLのファイル | FTPソフト、サーバーの接続情報、HTMLの知識 |
どの作りでも、次の4つの手順で直します。
HTMLのサイトは元のファイルを別の名前でパソコンに残し、管理画面のサイトは直す前の画面を画像で撮っておきます。崩れたときに、元の文と写真の位置へ戻せます。
直すのは決めた箇所だけにします。写真はページに載る大きさに縮めてから上げると、ページの表示が遅くなりにくくなります。
管理画面のプレビューで、誤字と改行の位置、写真の向きを確かめます。HTMLのサイトは、直したファイルをパソコンのブラウザで開いて見ます。
管理画面の公開のボタンを押すか、HTMLのファイルをFTPソフトでサーバーへ上げます。
表示が崩れて直し方が分からないときは、続けて手を入れず、残しておいた元のファイルや画面の画像をもとに元へ戻します。戻せないときは、サイトを作った制作会社に、直す前の状態と崩れた画面を見せて相談します。
制作会社に変更を頼むときの伝え方
制作会社に変更を頼むときは、次の4つを1通のメールにまとめて送ると、聞き返しの往復が減ります。
- 直すページのURL
- 今の文と新しい文
- 差し替える写真のファイル
- 載せたい日時
たとえば「メニューのページの『ランチ980円』を『ランチ1,100円』に、4月1日の開店前までに」と書くと、制作会社はどの文を何に変えるかを聞き返さずに作業できます。写真を差し替えるときは、入れ替える今の写真がページのどこにあるかも書き添えます。
頼む前に、保守契約に差し替えが含まれるか、1回ごとに料金がかかるかを契約書で確かめます。臨時休業のような急ぐ知らせは、何時までに送れば当日に載るかを制作会社に聞いておきます。
お店で差し替えられる作りにする2つの方法
今のサイトに管理画面が無く、差し替えのたびに制作会社へ頼んでいるなら、お店で差し替えられる作りにする方法は2つです。
管理画面を付けてもらう方法
管理画面を付けてもらう方法は、今の制作会社に、営業時間やお知らせの欄だけでも管理画面から直せるようにできるかを聞く方法です。管理画面はあるのに直せない欄があるときも、同じように聞きます。HTMLで直接書いたサイトに管理画面を付けるには、ページをCMSの形に移す作業が要ることが多く、作業の範囲と費用は制作会社に見積もってもらいます。
作り直す方法
作り直す方法は、文章と写真をお店が管理画面で差し替える前提で、サイトを新しく作る方法です。作り直しでページのURLが変わるときは、検索から来ていた人を新しいページへ案内する設定が要ります。設定の手順は、ホームページのリニューアルの進め方|検索順位を落とさない手順にまとめています。
作り直す場合の例として、弊社のホームページ制作の条件を次の表に挙げます。
項目 | 内容 |
|---|---|
初期費用 | 0円 |
月額 | 19,800円(税別・最低2年) |
ページの数 | 10ページまで、ブログやお知らせの個別ページは数えない |
打ち合わせ | 毎月30分まで |
文章や写真の差し替え | お店が管理画面で差し替える |
2年後のサイトとドメイン | お客様のものになる |
2年後も運用を頼む場合 | 月額5,000円(税別)、年払いなら年5万円(税別) |
2年の途中で解約するとき | 制作費の残りを払う |
今のサイトのページが10ページに収まるかは、サイトの上部のメニューに並ぶページを数えると目安になります。
管理画面の無いサイトの差し替えを、毎回頼んでいませんか
弊社のホームページ制作は、今あるサイトの作り直しにも使えます。作ったあとの営業時間やメニューの文章と写真は、お店が管理画面で差し替えます。ページは滋賀のお店向けの案内ですが、県外のお店にはオンラインで対応しています。
内容を変えたあとの3つの確認
内容を変えたあとの確認は3つあり、制作会社に頼んだ変更でも、お店の人が自分の目で確かめます。

スマートフォンでの表示の確認
変えたページはスマートフォンで開き、文字の改行と写真の位置を確かめます。古い内容のまま表示されるなら、ブラウザが前に読み込んだページを出していることがあるので、再読み込みしてから見直します。
Googleの検索結果の確認
検索結果の説明文は、Googleがページを読み直すまで古い内容のままです。
Search ConsoleのURL検査ツールで、読み直しを頼めます。頼んでも読み直しには数日から数週間かかることがあり、検索結果にすぐ表示されるとは限りません。頼めるのは、Search Consoleでそのサイトの所有者かフルユーザーになっている人です。同じページの読み直しを何度頼んでも、早く読み直されることはありません。

Googleマップや予約サイトの情報の確認
Googleマップに載せている店の情報(Googleビジネスプロフィール)や予約サイト、SNSのプロフィールに営業時間を書いているなら、ホームページと同じ日に直します。ホームページとGoogleマップで営業時間が違うと、来る人はどちらが正しいかを判断できません。
ホームページの内容変更のよくある質問
ホームページの内容変更についての質問に、2つ答えます。
制作会社と連絡が取れないときは?
制作会社と連絡が取れないときは、まずサーバーとドメインの契約者が誰かを確かめます。契約者がお店なら、サーバーの会社で手続きをして、ほかの制作会社に直してもらえることがあります。
契約者が制作会社なら、サイトのデータやドメインを移すには、制作会社の手続きが要ります。契約者の名義とサイトのデータの確かめ方は、ホームページの月額管理費の内訳|契約終了後のサイトとドメインの持ち主にまとめています。
内容を変えると検索の順位は変わる?
内容を変えると、Googleが新しい内容を読み直したあとに、検索の順位が変わることがあります。営業時間や料金の数字を差し替えるだけなら、ページが答えている内容はほとんど変わりません。
検索から人が来ていたページの見出しや文章を大きく書き換えるときは、Search Consoleの検索パフォーマンスで、そのページに来ていた検索語を先に確かめます。ページに来ていた検索語に答える文は、残したまま書き換えます。
まとめ|ホームページの内容変更は直す人から決める
ホームページの内容変更は、直し方や費用より先に、誰が直すかで選びます。営業時間や臨時休業のように変わることを最初に知るのはお店の人なので、文章と写真はお店が管理画面で差し替え、ページの作りの変更は制作会社に頼む分け方から考えます。
お店で直せるかは、管理画面とログイン情報がお店の手元にあるかで決まります。管理画面が無いなら、今の制作会社に管理画面を付けられるかを聞くか、お店で差し替えられる作りに作り直します。
私たち合同会社Writers-hubは、作ったあとの文章や写真をお店が管理画面で差し替えるホームページを、初期費用0円の月額制で作っています。
今のサイトを、お店で文章と写真を直せる形にしませんか
月額19,800円(税別・最低2年)で、10ページまでのサイトを作ります。2年たつと、サイトとドメインはお客様のものになります。サービスのページは滋賀のお店向けですが、県外のお店にもオンラインで対応しています。







