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ハウスクリーニングの集客方法を比べる|集客サイトと自社サイトの使い分け

ハウスクリーニングの集客は、集客サイトをやめるかどうかより、集客サイトで最初の依頼を取り、2回目以降と紹介を店名の検索とGoogleマップで受ける分け方で考えることをおすすめします。乗り換えを決める前に、直近3か月の依頼を経路ごとに数え、手数料と作業単価を並べてください。集客サイトの客との直接の取引は規約で禁じられていることがあるので、先に規約を確かめてください。

ハウスクリーニングの店主が作業車の横で、スマートフォンに出したGoogleマップの店の情報と、集客サイト・チラシ・紹介など経路ごとに依頼の件数を書き込んだ表を見比べている様子。

「集客サイトの手数料を払い続けるより、チラシや自分のサイトに切り替えたほうが手元に残りそう」。毎月の明細で手数料の合計を見るたびに、同じ額をほかの集め方に回せば、もっと安く依頼を取れるように思えます。

ところが、集客サイトは掲載が始まれば依頼を受け付けられる一方で、チラシや自社サイトは依頼が来るまでに時間と手間がかかります。ハウスクリーニングの集客は、集客サイトを最初の依頼の入口に使い、2回目以降と紹介は店名の検索とGoogleマップで受けると分けて考えます。集客サイトの客との2回目以降の取引は、規約でサイトの外では受けられないことがあるので、先に規約を確かめます。

本記事では、5つの集客方法の比較表から、開業したばかりの店とリピート客がいる店の選び方、Googleマップと自社サイトの始め方まで、小さなお店のホームページ制作を手がける制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 集客サイトだけに頼ると、2回目以降の依頼にも手数料がかかり、客が覚えるのは店名よりサイト名になりやすい
  • 1件を得る費用は、経路ごとに払ったお金を、その経路から来た依頼の件数で割って出す
  • 開業したばかりの店は集客サイトで件数を取りながらGoogleマップを登録し、リピート客がいる店は経路ごとの1件あたりの費用を見て見直す経路を決める
  • 集客サイトの客に案内を渡す前に、サイトの外での取引と渡してよい物を規約で確かめる
  • Googleマップには対応地域・作業のメニューと料金・作業の前後の写真を載せ、自社サイトにも同じ内容を載せる

集客サイトだけで集める店が見落としやすいこと

集客サイトだけで依頼を集めている店が見落としやすいのは、サイトで来た客の2回目以降の依頼が、店の名前ではなくサイトの名前に結び付きやすいことです。

予約ごとに手数料がかかるサイトでは、同じ客が2回目を頼んでも、そのたびに手数料がかかります。サイトで知り合った客との取引は、2回目以降もサイトを通すよう規約で定めているサイトもあります。

客が覚えているのが店名よりサイト名だと、翌年に頼み直すときも、知人に勧めるときも、まずサイトを開きます。サイトには同じ地域のほかの店も並ぶので、2回目の依頼が別の店に移ることがあります。

サイトでためた口コミと店の紹介ページは、そのサイトの中でしか見られません。紹介された人が店名で検索したときに、店の料金や対応地域が分かるページが出てこないと、問い合わせる前に迷います。

集客サイトの役割は、店を知らない人から最初の依頼を早く受けることにあります。店名で検索したときに出るページとGoogleマップを用意しておくと、チラシや紹介で店を知った人が、サイトを通さずに店へたどり着けます。

集客サイトで最初の依頼を受け、2回目以降と紹介を店名の検索とGoogleマップで受ける流れ

ハウスクリーニングの集客方法の比べ方

ハウスクリーニングの個人客を集める方法は、1件を得る費用と毎月の手間、効果が出るまでの期間の3つで比べると、自分の店に合うものを選べます。

5つの方法の費用と手間と期間

個人客を集める主な5つの方法は、お金がかかる時期と、効果が出るまでの期間がそれぞれ違います。

1件を得る費用に入るお金毎月の手間効果が出るまでの期間向いている店
集客サイト予約や応募ごとの手数料、掲載料掲載ページの更新、問い合わせへの返信掲載が始まってから。件数は店と時期で変わる開業したばかりで、まず件数と口コミがほしい店
チラシ印刷代、配布代配るたびの作成と配布の手配配った直後に反応が集まり、配るのをやめると止まる対応地域が狭く、配る家を絞れる店
自社サイト制作費、月額の費用料金と写真の更新Googleにクロールされるまで数日から数週間かかることがあり、検索結果への影響は数時間から数か月かかる場合があります。SEOの効果が出るまでは、一般に3〜6か月ほどかかります料金と作業の中身を自分の言葉で見せたい店
Googleマップ登録は無料写真の追加、口コミへの返信オーナー確認の審査に5営業日ほど、口コミは作業後にお願いできるが、投稿される時期や件数は一定ではない店舗の有無を問わず、地域名で探される店
紹介お礼をするならその費用作業の後に渡す案内の準備2回目以降の客がいれば、案内を渡した次の作業からリピート客がいる店

(参考:Google でビジネスのオーナー確認を行う(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

地域名と作業名の検索で上位に出るまでの期間は、サイトの状態と、同じ地域で同じ作業を載せている競合の店の多さで変わります。表に入れていない検索結果の広告(リスティング広告)は、クリックされるたびに費用がかかり、出稿を止めると表示も止まります。SNSは無料で始められますが、投稿の手間が毎週続きます。

自分の店の1件あたりの費用

自分の店の1件あたりの費用は、直近3か月の依頼を経路ごとに数え、経路ごとに払ったお金を件数で割って出します。経路とは、客がどこで店を知って依頼してきたかのことです。

1
STEP
依頼の書き出し

直近3か月の依頼を1件ずつ、日付、作業の内容、受け取った金額、店を知った経路と並べて書き出します。集客サイトの依頼は、初めての客か2回目以降の客かも分けて書きます。

2
STEP
経路ごとの件数と売上の集計

集客サイト、チラシ、Googleマップ、紹介といった経路ごとに、3か月の件数と売上を足します。

3
STEP
経路ごとの費用の集計

手数料と掲載料は集客サイトの請求の明細から、印刷代と配布代はチラシの請求書から、3か月分を足します。

4
STEP
1件あたりの費用と作業単価の計算

経路ごとの費用を件数で割ると1件を得る費用が、売上を件数で割ると作業単価が出ます。

たとえば、集客サイトの3か月の手数料が仮に6万円で依頼が20件なら、1件を得る費用は3,000円です。20件のうち8件が2回目以降の客なら、すでに知っている客の依頼にも手数料を払っていることになります。

集客サイトの2回目以降の依頼が多い店ほど、自分の経路で集めた客を増やしたときに、手数料のかからない依頼が増えます。作業単価が経路で違うなら、単価の高い作業の依頼が来る経路を残します。

開業したばかりの店とリピート客がいる店の選び方

集客方法の選び方は、店に2回目以降の客がいるかどうかで変わります。

開業したばかりの店

開業したばかりの店は、集客サイトで件数を取りながら、同じ月にGoogleマップの登録と店名で出るページの準備を始めます。開業した月にすることは、次の3つです。

  • 集客サイトへの掲載
  • Googleマップに店を載せるGoogleビジネスプロフィールの登録とオーナー確認
  • 店名・対応地域・作業ごとの料金・予約の方法を載せたページの公開

集客サイトは掲載が始まれば依頼を受け付けられるので、作業の実績と口コミを早く集めやすくなります。Googleマップは、店の持ち主であることをGoogleに示すオーナー確認の審査に5営業日ほどかかり、写真も確認が済むまで表示されないので、開業の準備と同時に登録しておきます。

自社サイトは、最初は1ページでも足ります。地域名と作業名の検索で上位に出るまでには時間がかかるので、まずは店名で検索した人に料金と連絡先を見せることを優先します。

リピート客がいる店

リピート客がいる店は、直近3か月の経路ごとの数字を見て、1件を得る費用が高い経路から見直します。

集客サイトの依頼のうち2回目以降の客が多いなら、新しい客を自分の経路で集める割合を増やし、その客の2回目を受ける店名のページとGoogleマップを先に整えます。紹介が多い店なら、紹介された人が店名で検索したときに出るページとGoogleマップに、料金と対応地域まで載せます。

集客サイトをやめるかどうかは、Googleマップと自社サイトからの依頼が月に何件来るようになったかを見てから決めても遅くありません。

集客サイトで来た客に2回目を頼んでもらう準備

集客サイトで来た客に2回目を頼んでもらう準備は、サイトの規約を確かめることから始めます。サイトで知り合った客との2回目以降の取引も、サイトを通すよう規約で定めているサイトがあるためです。

集客サイトの規約の確認

集客サイトの規約で確かめることは次の3つで、3つとも確かめてから案内を渡します。

  • 予約した客との2回目以降の取引を、サイトの外で受けてよいか
  • 作業の日に、店名や電話番号の入った案内を渡してよいか
  • 客から直接頼みたいと言われたときに、どう対応するか

確かめる条文は、出店者向けの利用規約や出店規約にあります。「中抜き」「直接取引」「連絡先」の語で探すと、該当する条文を見つけやすくなります。客をサイトの外の取引に誘うことを禁じ、客から誘われても断って運営会社に報告するよう定めているサイトもあります。

経営者経営者

集客サイトで来たお客さんに「次は電話で直接どうぞ」と伝えれば、手数料がかからずに済むのでは?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

自分の経路で知り合ったお客さんなら、その案内で問題ありません。集客サイトのお客さんは、規約でサイトの外の取引が禁じられていれば、2回目もサイトで受けることになります。

店名の検索とGoogleマップで2回目を受けるのは、チラシや紹介、Googleマップなど自分の経路で知り合った客と、規約がサイトの外での取引を認めている集客サイトの客です。

作業の後に渡す案内の作成

作業の後に渡す案内には、次の4つを載せます。

  • 店名
  • 電話番号
  • 対応地域と主な作業
  • Googleマップの口コミのQRコード

店名は、Googleマップに登録した名前と同じ表記にします。客が案内を見て検索したときに、同じ名前の店の情報が出るようにするためです。

口コミのQRコードは、Googleマップの店の情報を管理するGoogleビジネスプロフィールで、「クチコミを読む」から「クチコミを増やす」を選ぶと作れます。QRコードを作れるのはパソコンのブラウザだけで、スマートフォンからは作れません。

(参考:リンクまたは QR コードを作成してクチコミをリクエストする(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

口コミと引き換えに割引や無料の作業を約束することと、その場で書くことを要求・強要することは、Googleのポリシーで禁じられています。案内には「口コミを書いたら次回割引」のような文を並べて書きません。口コミが地図の表示にどう関わるかは、口コミはSEO対策になるのかで詳しく扱っています。

集客サイトの客には、規約で渡してよいと分かった物だけを渡します。

作業の後に渡す案内カードの見本

Googleマップと自社サイトの始め方

Googleマップと自社サイトは、無料で登録できるGoogleマップから始め、自社サイトにも同じ店名・対応地域・料金を載せます。客が両方を見比べたときに、内容が食い違わないようにするためです。

Googleビジネスプロフィールに載せる情報

Googleビジネスプロフィールは、Googleマップと検索結果に店の情報を出す無料のサービスです。ハウスクリーニングの店は、次の手順で登録して情報を載せます。

1
STEP
店名と業種の登録

店名は、看板や名刺、請求書で使っている名前のまま登録します。地域名や作業名を店名に足すと、プロフィールが停止される場合があります。

2
STEP
住所とサービス提供地域の設定

自宅を拠点にして客先で作業する店は、住所を非表示にし、対応する地域をサービス提供地域に入れます。サービス提供地域は、市区町村や郵便番号で最大20か所まで指定できます。

3
STEP
オーナー確認

電話やメールなど、画面に出た方法でオーナー確認を行います。確認の方法はGoogleが決め、店の側では選べません。

4
STEP
作業のメニューと料金の登録

「サービスを編集」から、エアコンクリーニングや浴室クリーニングなど作業ごとにサービスを追加し、説明と価格を入れます。価格はサービス名に入れず、価格の欄に書きます。サービスの欄が出ない業種もあります。

5
STEP
作業の前後の写真の追加

同じ場所を同じ向きで、作業の前と後に撮った写真を追加します。客の家が特定できる物が写らないように撮り、載せることを客に伝えておきます。

(参考:非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

対応地域を広げすぎると、遠くの依頼に移動時間を取られます。サービス提供地域は、実際に作業に行く市区町村だけにします。

自社サイトに載せる項目

自社サイトには、店名で検索した人が依頼するかを決めるのに使う、次の5つの項目を載せます。

項目

書く中身

作業ごとの料金

エアコンや浴室、キッチンなど作業ごとの料金と、追加料金がかかる条件

所要時間

作業ごとの目安の時間と、立ち会いが必要な時間

対応地域

Googleマップのサービス提供地域と同じ市区町村

予約の方法

電話や予約フォームなど受け付ける方法と、返事をする時間帯

よくある質問

駐車場が要るか、使う洗剤、作業中に家を空けてよいかなど

料金と対応地域は、Googleマップに載せた内容と同じにします。料金を変えたら、自社サイトとGoogleマップを同じ日に直します。Googleビジネスプロフィールには、自社サイトのURLも登録します。

ハウスクリーニングの店の自社サイトに載せる5つの項目

料金や作業の写真を、店で差し替えられるサイトにしませんか

当社のホームページ制作では、作業ごとの料金や作業の前後の写真を、お店が管理画面で差し替えられる作りにします。サイトを作るときに、Googleマップの店名・営業時間・料金もサイトと同じ内容にそろえます。

サイトを作る時間がないときの任せ方

自社サイトを作る時間が取れない店は、載せる中身を店で決め、作る作業を任せる方法があります。任せる前に、直近3か月の経路ごとの数字と作業ごとの料金表、作業の前後の写真をそろえておくと、打ち合わせで決めることが少なくなります。

任せる先を選ぶときは、契約の前に次の3つを確かめます。

  • 料金や写真を、店で差し替えられるか
  • 最低の契約期間と、途中で解約するときに払う額はいくらか
  • サイトとドメインが、誰のものになるか

どの方法にも向き不向きがあります。比べた結果、自社サイトとGoogleマップを選んだものの作る時間が取れない場合は、当社が初期費用0円・月額19,800円(税別・最低2年)でお店のサイトを作り、料金や写真はお店が管理画面で差し替えられるようにします。途中で解約するときは制作費の残りをお支払いいただき、2年後にはサイトとドメインがお客様のものになります。

自社サイトを作る時間が、作業の合間に取れないときは

合同会社Writers-hubのホームページ制作は、10ページまでのサイトで、毎月30分までの打ち合わせがあります。地域名と業種で探す人にも、AIの回答にも出る作りにします。オンラインで全国に対応し、彦根市とその周辺は訪問もできます。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。