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SEOのキーワード設定|選び方と1記事で狙う数、入れる場所を解説

SEOのキーワード設定に、広告のような登録画面はありません。記事ごとに答えるキーワードを1つ決め、同じ問いの関連キーワードだけを足して、タイトル・見出し・本文の冒頭に書くのが設定の作業です。決めた内容を記事ごとに1行で残しておくと、公開後に検索された語と見比べて直せます。

机の上のノートパソコンに記事の編集画面が開かれ、タイトル欄と見出しの位置に付箋が貼られている。横には、記事ごとに決めたキーワードを1行ずつ書いた一覧表の紙が置かれている情景。

「キーワード設定というくらいだから、どこかの画面にキーワードを登録すれば済みそう」。Google 広告では、広告を出したいキーワードを管理画面に登録して配信するため、同じ言葉で呼ばれるSEOも登録の作業だと思われがちです。ところが、SEOにはキーワードを登録する画面がありません。SEOのキーワード設定は、記事ごとに答えるキーワードを決めて、タイトルや見出し、本文に書くことです。

本記事では、広告との違いから、キーワードの選び方、1記事で狙う数、入れる場所まで、SEO記事を作る制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • SEOのキーワード設定は、管理画面に登録せず、記事の文章で示す
  • 記事に設定するキーワードは、検索結果の上位10件に記事が並ぶかで選ぶ
  • 1記事で狙うキーワードは1つにし、関連キーワードは同じ問いのものだけ入れる
  • キーワードはタイトル・見出し・本文の冒頭を中心に入れ、keywordsメタタグは順位に使われない

SEOと広告のキーワード設定の違い

SEOと広告のキーワード設定は、キーワードを管理画面に登録するか、記事の文章で示すかが違います。Google 広告では、広告を出したいキーワードを登録し、入札単価や予算を決めて配信します。SEOには登録する画面がなく、Google がページの中身を読んで、どの検索で表示するかを決めます。

比べること

SEO

Google 広告

キーワードを決める場所

記事のタイトル・見出し・本文

広告の管理画面

表示を決めるもの

Google が読んだページの中身

登録したキーワードや入札単価

かかる費用

記事を作る費用

広告費

設定を変える方法

記事を書き直す

管理画面でキーワードや入札単価を変える

HTMLに書き込むkeywordsメタタグも、SEOの設定の場所にはなりません。Google のSEOスターターガイドには、「Google 検索はキーワード メタタグを利用しません」と明記されています。SEOで決めるのは、記事が答えるキーワードと、書く場所の2つです。

SEOと広告のキーワード設定の違いを並べた図。広告は管理画面にキーワードを登録し、SEOは記事のタイトル・見出し・本文に書く

記事に設定するキーワードの選び方

記事に設定するキーワードは、候補を集めた後、検索結果の上位10件に記事が並んでいるかを見て選びます。記事で答えられる問いかどうかは、検索結果に並ぶページの種類で分かるからです。

1
STEP
候補の収集

検索窓に出る予測、Google 広告のキーワードプランナー、Search Console の検索クエリから、自社の商品やサービスに関わる語を集めます。SEOスターターガイドは、話題に詳しい人とそうでない人では、検索に使う言葉が違う場合があるとしています。社内の呼び方だけでなく、お客様が問い合わせで使う言葉も候補に入れます。

2
STEP
検索結果の確認

候補を1つずつ Google で検索し、上位10件に記事が並んでいるか、記事なら何に答えているかを見ます。上位が商品ページや動画ばかりのキーワードは、記事を書いても上位に並びにくいため、候補から外します。

3
STEP
優先順の決定

残ったキーワードを、自社のサービスにつながる順に並べます。問い合わせに近いキーワードから書くと、記事が少ないうちから問い合わせの数で効果を確かめられます。検索数が少なくても、問い合わせに近いキーワードは外さずに残します。

キーワードプランナーとサジェストの使い方は、キーワードの使い方の記事にまとめました。

1記事に設定するキーワードの数

1記事に設定するメインのキーワードは1つにし、関連キーワードは同じ問いに答えるものだけを同じ記事に入れます。本文に入れる回数は、数えなくてかまいません。

メインのキーワードの数

メインのキーワードを1つに絞るのは、2つにすると1つの記事で2つの問いに答えることになるからです。タイトルと記事の冒頭にはどちらか一方の答えしか先に置けず、もう一方のキーワードで検索した人は、記事の後ろまで読まないと答えが出てきません。1記事で狙う数の考え方は、SEOのキーワード数の記事でも詳しく扱っています。

関連キーワードの数

関連キーワードは、数でなく、メインのキーワードと同じ問いかどうかで入れるかを決めます。2つのキーワードで検索し、上位10件に同じURLが多く重なれば同じ記事に入れ、ほとんど重ならなければ別の記事を立てます。重なりの数え方は、キーワードをグループ化する方法にまとめました。同じ記事にまとめたキーワードのうち、キーワードプランナーで検索数が最も多い語をメインにし、残りは関連キーワードとして見出しや本文で使います。

メインのキーワード1つに同じ問いの関連キーワードがつながり、別の問いのキーワードは別の記事に分かれる図

本文に入れる回数

本文に入れる回数やキーワードの出現率について、Google が示した目安はありません。Google のスパムに関するポリシーは、順位を操作する目的でキーワードを詰め込むことを「キーワードの乱用」としています。一方でSEOスターターガイドは、言葉にバリエーションを持たせると使うキーワードが増え、検索に表示されるチャンスが多くなるとしています。同じ語を繰り返すより、読者が使う別の言い方を混ぜます。

設定したキーワードの入れ方

設定したキーワードは、タイトル・見出し・本文の冒頭を中心に、6つの場所へ入れます。

キーワードを入れる場所

キーワードを入れる場所ごとの入れ方は、次の表のとおりです。

場所

入れ方

タイトル

検索結果で後ろが省略されても残るよう、前半にメインのキーワードを1回入れる

見出し

読者の問いになる見出しに、メインか関連のキーワードを入れる

本文の冒頭

最初の段落で、キーワードへの答えを先に書く

メタディスクリプション

キーワードと記事の答えを1〜2文で書く

画像の代替テキスト

画像の中身を説明する文の中で使う

内部リンクの文字

リンク先の記事のキーワードをリンクの文字にする

メタディスクリプションは、検索結果のタイトルの下に出る説明文に使われることがあり、検索した人がクリックするかを決める材料になります。

Web担当者Web担当者

関連キーワードは、全部見出しに入れないといけないのでしょうか。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

見出しに入れるのは、読者が目次で探す問いになる語だけで足ります。本文で一度答えれば済む語まで見出しにすると、目次が長くなって、読者が目当ての節を見つけにくくなります。

順位に効かない場所

keywordsメタタグは Google 検索で使われず、URLの中のキーワードも順位にはほとんど効きません。URLやドメイン名の中のキーワードは、SEOスターターガイドによると、順位の面ではパンくずリストに表示される以上の効果はほとんどありません。URLは、読んで中身が分かる短い英単語で付ければ足ります。

記事ページの中でキーワードを入れる場所と、効果の薄い場所を示した図

記事ごとに書き残すキーワード設定の項目

記事ごとのキーワード設定は、記事を書く前に、次の5項目をすべて1行にまとめて残します。

  • メインのキーワード
  • 読者が検索窓に打つときの問い
  • 同じ記事に入れる関連キーワード
  • タイトル
  • メインのキーワードを入れる見出し

一覧に読者の問いまで書いておくと、新しい記事のキーワードを決めるとき、同じ問いを狙う記事が既にないかを一覧で確かめられます。

どの記事にどのキーワードを設定するか、一覧で決めきれていますか

記事コンテンツの制作支援のKW戦略設計では、検索意図を読み、勝てるキーワードから優先して攻めるロードマップを作ります。どの記事にどのキーワードを設定し、どの順に書くかを、書き始める前に決められます。

キーワード設定でよくある質問

キーワード設定でよくある質問は、広告との兼用、タイトルに入れる数、公開後の変更の3つです。

広告と同じキーワードでSEOもやっていい?

広告と同じキーワードでも、SEOの記事を書いてかまいません。Google は、検索の仕組みの説明で、掲載順位を上げるために金銭を受け取ることはないとしています。広告を出しても、自然検索の順位は上がりません。広告で問い合わせが多いキーワードは、SEOでも先に記事にする候補になります。

タイトルにキーワードを2つ入れてもいい?

タイトルに2つのキーワードを入れてもかまいません。Google のタイトルリンクの説明も、具体的なキーワードをいくつか含めると効果的な場合があるとし、同じ語句を何度も繰り返すことは無意味だとしています。2つが別の問いのキーワードなら、タイトルに並べる前に、上位10件のURLの重なりで記事を分けるかを決めます。

公開した記事のキーワードを後から変えてもいい?

公開した記事のキーワードも、後から変えられます。Search Console の検索パフォーマンス レポートで、記事がどのクエリで表示されているかを見ます。設定と違うクエリで表示が多ければ、タイトルと見出しを、表示が多いクエリに合わせて書き直します。設定したキーワードで既に上位に出ている記事は、書き直すと順位が動くことがあるため、新しいクエリ向けに別の記事を立てます。

まとめ|キーワードは登録せず記事ごとに決めて書く

SEOのキーワード設定は、管理画面への登録でなく、記事ごとに答えるキーワードを決めて文章に書く作業です。選ぶときは上位10件に記事が並ぶかを確かめ、数はメインを1つにして同じ問いの関連キーワードだけを足します。入れる場所はタイトル・見出し・本文の冒頭を中心にし、決めた内容は記事ごとに1行で残します。

私たち合同会社Writers-hubは、自社と取引先のサイトで毎日記事を公開しています。キーワード戦略の設計から制作体制の構築まで、記事コンテンツの制作支援でお手伝いしています。

キーワードを決めた後の記事づくりまで、社内で回せていますか

記事コンテンツの制作支援では、編集者・ライター・監修者のチーム編成や品質管理フローを作るほか、Writers-hub が自社と取引先のサイトで毎日公開している運用の、記事の指示文を作るツールを、お客様が回せる形でお渡しします。公開前の確認はお客様が行います。料金は公開しておらず、無料相談(オンライン30分)でお見積もりします。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

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