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リフォーム集客が続かないときは工事と地域を1つ決める|手段を足す順番

リフォームの集客がどれも続かないときは、新しい方法を足す前に、過去1年の受注からどの地域のどの工事で選ばれたいかを1つ決めることをおすすめします。その地域名と工事名で検索して出てくる施工事例とGoogleマップを整え、問い合わせのたびに何を見て連絡したかを記録すると、次にどの手段を足すかを数字で選べます。

スマートフォンで地域名と浴室リフォームを検索した画面に施工事例のページとGoogleマップの会社の情報が並び、その横に工事の種類と地域で分けた受注の表があり、1つのマスに丸が付いている図。

「チラシもポータルサイトもInstagramも続かなかったけれど、まだ試していない方法の中に、うちに合う集客方法があるはず」。リフォームの集客にはチラシから動画まで方法がいくつもあるので、選び直せば合うものが見つかるように思えます。ところが、どの地域のどの工事で選ばれたいかが決まっていないと、どの方法でも載せる中身が毎回変わり、効いたかどうかを比べる前に止めることになります。リフォームの集客は、選ばれたい工事と地域を1つ決め、施工事例とGoogleマップを先に整えるところから始まります。

本記事では、過去1年の受注から工事と地域を1つ選ぶ手順から、施工事例とGoogleマップの整え方、問い合わせが来始めた後に手段を足す順番まで、地元の会社のSEO対策とブログの運用代行を手がける制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 集客方法が続かないのは、方法ごとに載せる工事と地域が変わり、どれが効いたかを比べられないから
  • 地元でリフォームを頼む人は、紹介やチラシのほかに地域名と工事名で検索し、担当者の対応や工事の質、価格の分かりやすさで業者を選ぶ
  • 選ぶ工事と地域は、過去1年の受注を「工事の種類×地域」の表にして、件数と粗利の大きい組み合わせから1つ決める
  • 施工事例1件には、地名・工事前の困りごと・工事の内容・工期・費用の幅・工事の前後の写真を載せる
  • 問い合わせのたびに何を見て連絡したかを記録し、手段は表の数字を見て1つずつ足す

リフォームの集客方法がどれも続かない理由

リフォームの集客方法がどれも続かないのは、方法ごとに載せる工事と届ける地域がばらばらで、どの方法から問い合わせが来たのかを比べられないまま止めてしまうからです。

たとえば、ホームページのトップに水回り・外壁・屋根・内装・外構のメニューを同じ大きさで並べ、チラシでは外壁塗装を、Instagramではキッチンの写真を出しているとします。問い合わせが月に2件来ても、どの方法で来たのかは分かりません。

検索結果の順位は、ページを整えてから変わるまでに一般に数か月かかります。方法を同時にいくつも始めると、1つあたりに割ける時間が減り、どの方法も中身が薄いまま、結果が出る前に止まりやすくなります。続かなくなるのは、次の3つのやり方をしているときです。

  • トップページに、扱う工事をすべて同じ大きさで並べる
  • 方法ごとに、載せる工事と地域を変える
  • 問い合わせのきっかけを記録しない

チラシやポータルサイトが悪いわけではありません。先に決めるのは方法ではなく、どの地域のどの工事で選ばれたいかです。

地元でリフォームを頼む人は業者をどう探すか

地元でリフォームを頼む人は、いつも頼んでいる業者や知人の紹介、チラシで業者を知るほか、「〇〇市 浴室リフォーム」のように地域名と工事名で検索して、出てきた会社を比べています。

2025年度の住宅リフォーム推進協議会の調査では、地元密着の会社と契約した人が工事業者を知ったきっかけ(複数回答)は、いつも工事を頼んでいる業者が32.9%、友人・知人が20.1%、チラシや広告誌が16.8%でした。ポータルサイトやホームページ、SNSなど、インターネットのどれかを挙げた人も26.0%います。

地元密着の会社と契約した人が業者選びで重視した点(複数回答)は、担当者の対応・人柄が47.7%と最も多く、工事の質・技術が35.3%、工事価格の透明さ・明朗さが32.9%で続きます。紹介やチラシで名前を知った人にも、施工事例のページで工事の内容と費用の幅を見せておけば、頼む前に工事の質と価格を確かめてもらえます。

(参考:住宅リフォームに関する消費者実態調査 報告書 2025年度(住宅リフォーム推進協議会))

地域名と工事名で検索した人に会社が見える主な場所は、広告を除くと、地図と会社の一覧が出る枠(以下、Googleマップの枠)と、その下の通常の検索結果です。Googleマップの枠の並び順は、主に、検索語句と会社の情報が合う度合い、検索した人から会社までの距離、会社の知名度の3つで決まります。知名度には、クチコミの数と評価も含まれます。

(参考:Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

距離は会社の側では変えられません。検索語句と会社の情報が合う度合いは、会社の情報を詳しく正確に載せると高められます。外壁塗装の施工事例のページが1件もなければ、「〇〇市 外壁塗装」で探す人に見せられるページがありません。

地域名と工事名で検索したときにリフォーム会社が出られる主な2つの場所

過去の受注から選ばれたい工事と地域の決め方

選ばれたい工事と地域は、過去1年の受注を「工事の種類×地域」の表にまとめ、件数と粗利の大きい組み合わせを1つ選んで決めます。思いつきで選ばず受注から選ぶのは、すでに請けて利益が残った工事なら、施工事例に使う写真と現場の話が手元にあるからです。

過去1年の受注を工事の種類と地域で分けた表から1つを選ぶ図

表を作ってから1つを選ぶまでは、次の5つの手順で進めます。

1
STEP
受注の書き出し

受注台帳か見積書と請求書の控えから、過去1年の工事を表計算ソフトに1件1行で書き出します。欄は、施主の住む市町村、工事の種類、請負金額、粗利、分かる範囲での問い合わせのきっかけの5つです。

2
STEP
工事の種類と地域の表の作成

縦に浴室・キッチン・トイレ・外壁塗装・屋根などの工事の種類を、横に市町村を並べ、マスごとに件数と粗利の合計を書き入れます。

3
STEP
施主への聞き取り

最近引き渡した施主に、アフター点検の訪問か電話のときに、「うちを何で知りましたか」「ほかに何社に見積もりを頼みましたか」「決め手は何でしたか」の3つを聞きます。答えに出た言葉は、そのまま施工事例の「工事前の困りごと」に使えます。

4
STEP
組み合わせの選択

件数と粗利が大きく、施主が挙げた決め手を自社の強みとして説明できる組み合わせを1つ選びます。事務所から通える地域か、職人の手をこれから空けられるかも確かめてください。

5
STEP
地元の競合が載せている項目の書き出し

選んだ組み合わせ、たとえば「〇〇市 浴室リフォーム」でスマートフォンから検索し、地図と会社の一覧が出る枠に並ぶ会社と、通常の検索結果に出る地元の会社のページが載せている項目を書き出します。見るのは、施工事例の件数、費用、工期、工事の前後の写真、クチコミの件数です。

件数の多い組み合わせが、増やしたい組み合わせとは限りません。トイレの交換のように件数が多くても1件の粗利が小さい工事を選ぶと、問い合わせが増えるほど手間に比べて利益が残りにくくなります。

経営者経営者

水回りも外壁も請けているのに、浴室だけを前に出したら、ほかの工事の問い合わせが減りませんか。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

1つに決めるのは、施工事例とGoogleマップを先に整える順番です。トップページのほかのメニューやページは残したままで構いません。1つ目の工事で問い合わせが来る形ができたら、同じ手順を次の工事に当てはめます。

決めた工事の施工事例とGoogleマップの整え方

決めた工事の施工事例とGoogleマップは、施工事例のページを先に1件書き、その写真と文章を使ってGoogleビジネスプロフィール(Googleマップに会社の情報を載せる仕組み)を直す順で整えます。施工事例を先に書けば、プロフィールに載せる写真と説明を別に用意せずに済むからです。

施工事例1件の書き方

施工事例1件のページは、1件の工事を1ページにし、題名に地名と工事名を入れます。「〇〇市の築25年の戸建て 浴室リフォーム」のように書くと、同じ地域で同じ工事を考えている人が、自分の家に近い事例かを題名で判断できます。本文には、次の6つの項目をすべて載せます。

  • 地名:市町村名か町名までを書き、番地は書かない
  • 工事前の困りごと:工事を考えたきっかけと、施主が迷っていたことを書く
  • 工事の内容:交換した設備や使った材料と、選んだ理由を書く
  • 工期:着工から引き渡しまでの日数を書く
  • 費用の幅:「〇〇万〜〇〇万円」のように幅で書き、解体や処分などが含まれるかを添える
  • 工事の前後の写真:同じ場所を同じ角度から撮った工事前と工事後の写真を並べる

1件は次の4つの手順で書きます。

1
STEP
工事前の撮影

着工前に、工事する場所を全体と手元の2通りで撮ります。養生や解体を始めると撮り直せないので、着工日の最初の作業にしておくと撮り忘れません。完工後は、同じ位置と角度で撮り直します。

2
STEP
掲載の承諾

写真と施主の話を載せてよいかを、契約か引き渡しのときに書面でもらいます。載せる写真と文章を先に見せておくと、公開した後に取り下げを頼まれることを防げます。

3
STEP
見積書と工程表の書き写し

工事の内容と工期は工程表から、費用は見積書から書き写します。費用は、同じ工事を別の家で請けたときの差を見込んで幅にします。

4
STEP
題名付けと公開

題名に地名と工事名を入れ、施工事例の一覧のページから開ける場所に公開します。

公開したページは、選んだ検索で書き出した地元の会社のページの項目と見比べ、足りない項目があれば書き足します。

施工事例1件のページに載せる6つの項目

Googleビジネスプロフィールの直し方

Googleビジネスプロフィールは、オーナー確認(自分が会社の運営者だとGoogleに示す手続き)を済ませたうえで、次の4つの欄を決めた工事と地域に合わせて直します。

欄

決めた工事と地域に合わせた直し方

気をつけること

カテゴリ

候補のリストから、会社が何であるかを表すメインカテゴリを選び、追加カテゴリは中心の事業に当たるものだけを足す

独自のカテゴリは作れない。足したり変えたりすると、オーナー確認をやり直すよう求められることがある

サービス

決めた工事を候補から選ぶか、カスタムのサービスとして足し、説明を書く

カスタムのサービス名に価格や電話番号を入れない

サービス提供地域

工事に出向く市町村を、決めた地域から入れる

非店舗型かハイブリッド型のプロフィールだけで入れられる。最大20か所で、拠点から車で約2時間以内に収める

写真

施工事例に使った工事の前後の写真を、工事の種類ごとにまとめて足す

JPGかPNGで、10KBから5MBまで。オーナー確認が済むまで表示されない

非店舗型は客先に出向いて工事をし、事務所では接客しない会社で、ハイブリッド型は店舗やショールームで接客しながら出張もする会社です。カテゴリは、地図と会社の一覧が出る枠の並び順に影響しますが、扱う工事のすべてをカテゴリにはできません。決めた工事に合うカテゴリが候補になければ、サービスの欄に書いて示します。足した写真がプロフィールに表示されるまでには、最長で24〜48時間ほどかかることがあります。

(参考:業種を管理する(Google ビジネス プロフィール ヘルプ))

施工事例のページとGoogleマップを、まとめて見直したい場合は

当社のSEO対策では、1か月目に現状の分析と設計を行い、2か月目から実行に移り、毎月の報告で見直します。Googleマップの整備の相談もこちらでお受けしています。彦根市とその周辺は訪問もでき、県外はオンラインで対応します。

問い合わせが来始めた後に手段を足す順番

手段を足す順番は、問い合わせのたびに「何を見て連絡したか」を聞いて月ごとに記録し、決めた工事の問い合わせが検索やGoogleマップから来るようになってから、表の数字を見て決めます。問い合わせの総数ではなく決めた工事の件数を見るのは、整えた施工事例とGoogleマップが効いているかを確かめるためです。

電話なら最初の受け答えで聞き、問い合わせフォームなら「当社を何で知りましたか」の欄を必須にして、下の表の左の列と同じ選択肢から選んでもらいます。表は月ごとに1枚作ります。

何を見て連絡したか

問い合わせ

うち決めた工事

契約

検索で見た施工事例

件

件

件

Googleマップ

件

件

件

以前のお客様・紹介

件

件

件

チラシ

件

件

件

ポータルサイト

件

件

件

SNS・そのほか

件

件

件

広げる順番は次の3つです。

1
STEP
同じ工事の施工事例の書き足し

決めた工事を引き渡すたびに、施工事例を1件ずつ足します。築年数や費用の幅の違う事例が並ぶほど、検索してきた人が自分の家に近い事例を見つけやすくなります。

2
STEP
隣の地域か次の工事への拡大

表で、決めた工事の問い合わせが隣の市町村からも来ていれば、同じ工事のまま隣の地域へ広げます。決めた地域の中でしか来ていなければ、受注の表で2番目に粗利の大きい工事に、同じ手順を当てはめます。

3
STEP
新しい手段の追加

施工事例が増えてから、ブログの記事やInstagram、チラシなどの手段を1つ足します。施工事例と同じ写真と費用の幅を載せれば、新しく作る中身は少なくて済みます。

手段は1つずつ足し、表の数字で続けるかを決めます。足す手段の候補の1つが、決めた工事について施主が調べる疑問、たとえば浴室リフォームの工期や住みながら工事できるかに答えるブログの記事です。地域名を入れずに調べる人にも読まれ、記事から施工事例のページへ案内できます。

工事の種類ごとのページを作る順番と、毎月の検索の数字の見方は、リフォーム会社のSEO対策の進め方で紹介しています。

施主が工事の前に調べる疑問に、記事で答え続ける手が足りないときは

IKKI-Plusでは、どのキーワードで何を書くかというブログの設計を当社の代表が行い、記事を毎日公開します。成果は毎月、公開した記事と検索からのアクセスの数字で報告します。

施工事例を書き続ける人がいないときの任せ方

施工事例を書き続ける人がいないときは、社長と社内の人にしかできない作業を残し、ページの制作と記事の発信を外に任せます。作業ごとに担う人を分けると、次のようになります。

作業

担う人

選ばれたい工事と地域を決める

社長

工事の前後の撮影と施主の了解

現場の担当者

何を見て連絡したかの記録

問い合わせを受ける人

ブログの設計と記事の毎日の公開

IKKI-Plusで任せられる

施工事例などのページの制作と、サイトの作りの見直し

SEO対策で任せられる

Googleマップの整備

SEO対策とあわせて相談できる

発信を続ける人がいない場合は、私たち合同会社Writers-hubのIKKI-Plus(月額10万円〜・税別、3か月〜)に任せられます。サービスのページやサイトの作りまで見直す場合は、SEO対策(月額20万円〜・税別、6か月〜)で、ページの制作・修正とサイトの作りの修正まで行います。

決めた工事の発信を、毎日続ける人が社内にいないときは

決めた工事について施主が調べる疑問から、どのキーワードで何を書くかを当社の代表が設計し、記事を毎日公開します。公開した記事と検索からのアクセスは、毎月の報告で確かめられます。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。