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サンクスページとは?載せる文言と検索結果に出さない扱い、計測の注意を解説

サンクスページには、お礼の言葉を整えるより先に、受け付けたことと返信の目安、確認メールが届かないときの連絡先を載せてください。検索結果に出さないようnoindexを付け、通常はフォーム送信後に案内し、ほかのページからはリンクしないURLにしておくと、GA4や広告の件数を実際に届いた問い合わせの数と比べられます。

問い合わせフォームの送信ボタンから矢印が伸び、「受け付けました」と表示された完了ページの画面へつながり、その画面から計測のグラフへ線が伸びている図。

「サンクスページには、送信のお礼を一言載せておけば足りる」。ページの名前が「ありがとう」を意味するうえ、フォームのプラグインには短いお礼の文が最初から用意されているものもあるため、文言を考えずに公開されがちです。ところが、サンクスページは送信した人が受付を確かめる画面であり、GA4や広告が問い合わせを1件と数える起点でもあります。受け付けたことと次の連絡を伝え、検索結果には出さない扱いにしておくと、送った人は返事を待ちやすくなり、計測の件数も実際の問い合わせとずれにくくなります。

本記事では、サンクスページに載せる文言から、noindexの付け方、GA4と広告の計測に使うときの注意まで、記事制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • サンクスページは、送信完了の伝達、問い合わせの計測、次の行動の案内を担う
  • サンクスページには、完了の文言や返信の目安など5つの内容を載せる
  • 検索結果に出さないようnoindexを付け、robots.txtではブロックしない
  • GA4で数えるときは、通常は送信後にだけ案内し、個人情報を含まないURLにする
  • 広告で数えるときは、URLの条件を完了ページだけに絞り、同じ到達を二重に数えない

サンクスページとは

サンクスページとは、問い合わせや資料請求、購入などのフォームを送信した後に表示される完了ページです。「サンキューページ」「完了ページ」とも呼ばれます。サンクスページが担う役割は、次の3つです。

役割

サンクスページですること

見る人

送信完了の伝達

送信が受け付けられたことと、次に届く連絡を伝える

送信した人

問い合わせの計測

完了ページが表示された回数を、GA4や広告で問い合わせの件数として数える

サイトの担当者

次の行動の案内

返事を待つ間に読める料金や事例のページを案内する

送信した人

フォームの送信からサンクスページの3つの役割までの流れの図

サンクスページに載せる5つの内容

問い合わせフォームのサンクスページに載せる内容は、送信した人が知りたい順に並べると次の5つです。

内容

書くこと

例文

完了の文言

送信が受け付けられたこと

お問い合わせを受け付けました。

確認メールの案内

入力されたアドレスへ確認のメールを送ったこと

ご入力いただいたメールアドレスに、受付の確認メールをお送りしました。

返信の目安

誰が、いつまでに、何で連絡するか

〇営業日以内に、担当者からメールでご連絡します。

届かないときの連絡先

確認メールが届かないときにしてほしいこと

確認メールが届かない場合は、迷惑メールのフォルダをご確認のうえ、お電話でお知らせください。

次の案内

返事を待つ間に役立つページ

ご相談の前に、料金と進め方のページもあわせてご覧ください。

届かないときの連絡先には、メール以外の手段を書きます。メールアドレスを打ち間違えて送信した人には、確認メールも担当者の返信も届かないからです。返信の目安と、メール以外の連絡先がそろっていれば、連絡が来ない人も自分から問い合わせ直せます。

資料請求のフォームなら、返信の目安の代わりに、資料を完了ページからダウンロードしてもらうのか、メールで送るのかを書きます。完了ページに資料のURLを載せるときの扱いは、WordPressでダウンロードフォームを作る手順にまとめています。

経営者経営者

せっかく見てもらえるページなので、サービスの紹介や資料のバナーをたくさん並べてもいいですか?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

並べてもかまいませんが、案内は1〜2個に絞り、完了の文言と返信の目安より下に置いてください。送信した直後の人が確かめたいのは、送れたかどうかと、いつ返事が来るかです。バナーが上に並ぶと、スマートフォンでは受付の文言が画面の外に押し出されます。

サンクスページを検索結果に出さない扱い

サンクスページは、noindexを付けて検索結果に出さない扱いにします。検索からサンクスページに着いた人は、何も送っていないのに「受け付けました」という画面を見ることになります。検索から着いた人が完了ページを開いた回数は、GA4のキーイベントに混ざります。Google広告では、広告操作に結び付く場合だけコンバージョンに数えられます。

noindexの付け方

サンクスページにnoindexを付けるには、ページのheadの中に次のmetaタグを書きます。

HTML
<meta name="robots" content="noindex">

HTMLを編集できないときは、HTTPレスポンスヘッダーで「X-Robots-Tag: noindex」を返す方法もあります。WordPressで設定する方法と、効かないときの原因は、noindexとは?書き方と設定方法・効かないときの原因を解説にまとめています。

noindexを使用してコンテンツをインデックスから除外するには、Googlebotがnoindexを検出すると、ほかのサイトからリンクされていても、そのページを検索結果から削除すると明記されています。付いているかどうかは、Search ConsoleのURL検査ツールで確かめられます。

robots.txtとメニューの扱い

サンクスページをrobots.txtでブロックしてはいけません。Googleのnoindexの説明でも、noindexを有効にするには、robots.txtでページをブロックせず、クローラーがページにアクセスできるようにする必要があるとされています。

⚠

robots.txtでブロックしたURLは、ほかの場所からリンクされていると、説明文のない形で検索結果に出ることがあります。robots.txtの概要にも、robots.txtはページを検索結果に表示させないための仕組みではないと書かれています。

サンクスページへのリンクは、フォームの送信先だけにします。サイトのメニューやフッター、記事の本文からはリンクせず、XMLサイトマップにも載せません。サイトマップの作成と送信でも、サイトマップに含めるのは検索結果に表示したいURLとされています。

サンクスページをGA4の計測に使う3つの条件

サンクスページをGA4の計測に使うときは、完了ページが読み込まれたときのpage_viewを条件にイベントを作り、キーイベントとして印を付けます。キーイベントは、ビジネスの成果にとって重要な操作を数えるイベントで、以前は「コンバージョン」と呼ばれていました。設定の手順は、GA4のコンバージョン設定|キーイベントの作り方と計測されないときの対処にまとめています。

完了ページの表示回数を、実際に届いた問い合わせの件数に近づけるには、次の3つの条件をそろえます。

完了ページに着く経路を、数えたい経路と数えたくない経路に分けた図

送信後にだけ完了ページへ案内すること

GA4の標準設定では、ページが読み込まれるたびにpage_viewが記録されます。完了ページを再読み込みしたときや、ブックマークや閲覧履歴から開いたときも、件数が増えます。検索結果やサイトのメニューから着く人は、noindexとリンクの扱いで減らせます。

再読み込みによる重複は、キーイベントのカウント方法で調整できます。キーイベントのカウント方法を変更するによると、カウント方法には、発生するたびに数える「イベントごとに 1 回」と、1回のセッションの中では1回だけ数える「セッションごとに 1 回」があります。Googleが推奨しているのは「イベントごとに 1 回」です。

同じ人が1回の訪問で何度も送ることの少ないフォームで、再読み込みの分を数えたくないなら「セッションごとに 1 回」を選びます。カウント方法を変えても、変える前の件数は書き換わりません。

経営者経営者

GA4のキーイベントの件数が、実際に届いた問い合わせのメールより多いのですが、設定が間違っていますか?

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

設定が正しくても、完了ページの再読み込みや閲覧履歴からの表示で多くなることがあります。月に1回、キーイベントの件数とフォームから届いたメールの件数を並べ、差が大きい月だけ原因を調べてください。差が続くなら、テスト送信で1回の送信が何件と数えられるかを確かめます。

フォームごとに完了ページのURLを分けること

問い合わせや資料請求、採用の応募のように目的の違うフォームがあるなら、完了ページのURLをフォームごとに分けます。すべてのフォームが同じ完了ページに着く作りだと、キーイベントの件数は合計でしか分からず、問い合わせが何件あったかを読み取れません。/contact/thanks/と/download/thanks/のように分けておけば、URLを条件にしたイベントをフォームごとに作れます。

完了ページのURLに個人情報を入れないこと

フォームの送信方法によっては、氏名やメールアドレスが、完了ページのURLの末尾にパラメータとして付きます。GA4はページのURLを記録するので、そのまま計測すると個人情報がGoogleに送られます。

個人を特定できる情報(PII)を送信しないようにするためのヒントでは、個人を特定できる情報をGoogleに送ることは、Googleのポリシーで禁止されているとしています。同じページで、URLのパスとパラメータのどちらにも個人情報が含まれていないことを確かめるよう求めています。テスト送信の後に、ブラウザのアドレスバーで完了ページのURLを見て確かめます。

届いた問い合わせの件数と、GA4のキーイベントの数は合っていますか

完了ページまでのURLと、GA4のキーイベントの設定、先月に届いた問い合わせの件数を、相談フォームに書いてください。無料相談(オンライン30分)で、状況をうかがいます。

サンクスページを広告の計測に使う3つの注意点

Google 広告でサンクスページを計測に使うときは、完了ページのURLの読み込みをコンバージョンとして数える方法が手軽です。ウェブ コンバージョンを設定するでも、URLを使った設定は、ページの読み込みを簡単にトラッキングする場合に最適とされています。完了ページを通常はフォーム送信後に案内し、ほかのページからはリンクしないURLにする点はGA4と同じで、広告で数えるときは次の3つの注意点が加わります。

URLの条件を完了ページだけに絞ること

URLを使った設定では、完了ページのURLと完全に一致するものを数える方法のほかに、指定した文字列を含むURLを数える「URL が次を含む」を選べます。「URL が次を含む」でthanksのような短い語を指定すると、/blog/thanks-page/のように同じ語を含む記事のURLも、コンバージョンとして数えられます。完了ページのURL全体を指定するか、/contact/thanks/のように完了ページにしか含まれない文字列を指定します。

カウント方法を問い合わせに合わせること

Google 広告のコンバージョンには、カウント方法の設定があります。コンバージョンのカウント方法についてによると、広告のインタラクション後に発生したコンバージョンをすべて数える「すべてのコンバージョン」と、広告のクリック後に1回だけ数える「1 回のコンバージョン」から選べます。問い合わせのような見込み顧客の獲得には「1 回のコンバージョン」が適しているとされています。見込み顧客の獲得でビジネスに価値がもたらされるのは、通常、広告のクリック1回につき1回だけだからです。

同じ到達を二重に数えないこと

同じ完了ページへの到達を、Google 広告のタグで作ったコンバージョンと、GA4から取り込んだキーイベントの両方で数えているなら、片方だけを「メイン」にします。メインとサブのコンバージョン アクションについてでは、メインのアクションはレポートの「コンバージョン」列に表示され、入札にも使われるとされています。その標準目標を入札に使っている場合、両方をメインにすると、1件の問い合わせが入札の上で2件として扱われる可能性があります。もう片方は、モニタリングだけに使う「サブ」にします。

同じ完了ページへの到達を、広告のタグとGA4の2つの経路で数えている図

CMSのプラグインで入れたタグと、手で貼ったタグが重なっているときも、コンバージョンが重複して数えられることがあります。

サンクスページを作る5つの手順

サンクスページは、URLを決めてから文言を書き、検索と計測の設定をして、テスト送信で確かめる5つの手順で作ります。

1
STEP
完了ページのURLの決定

フォームごとに、完了ページのURLを決めます。ほかのページのURLに含まれない文字列にし、入力された内容がURLに付かない送信方法にします。

2
STEP
文言の作成

前の節の5つの内容を、送信した人が知りたい順に書きます。

3
STEP
noindexとリンクの設定

完了ページにnoindexを付け、メニューやフッター、XMLサイトマップから外します。robots.txtではブロックしません。

4
STEP
計測の設定

GA4で完了ページの表示を数えるイベントを作り、キーイベントにします。広告でも数えるなら、URLの条件とカウント方法を決め、メインにするアクションを1つにします。

5
STEP
テスト送信での確認

自分でフォームを1回送り、完了ページが表示され、確認メールが届くかを確かめます。あわせて、完了ページのURLに入力した内容が付いていないことと、キーイベントが1件だけ増えることを見ます。テスト送信の分も件数に入るので、送った日時と回数を控えておきます。

サンクスページのよくある質問

サンクスページのよくある質問は、次の3つです。

noindexを付けると計測できなくなる?

noindexを付けても、GA4や広告の計測は止まりません。noindexは、検索エンジンにページを検索結果に載せないよう伝える指定です。GA4や広告のタグは、ページを開いた人のブラウザで読み込まれて動きます。

URLが変わらないフォームでも数えられる?

送信後もURLが変わらず、同じページの中に完了の文言が出るフォームでは、URLを条件にした数え方は使えません。GA4なら、拡張計測機能のフォームの操作で、フォームを送信したときに記録されるform_submitというイベントを使う方法があります。Google 広告でも、コードを書かずに作るコンバージョンで、トリガーにフォームの送信を選べます。GA4とGoogle 広告のどちらの方法も、入力に誤りがあって送れなかったときに件数が増えないかを、テスト送信で確かめてから使います。

購入の完了ページも同じ考え方でいい?

ECサイトの購入の完了ページも、受け付けたことを伝え、計測の起点にし、検索結果に出さない点は同じです。載せる内容は、返信の目安の代わりに、注文番号や発送の目安になります。Google 広告で数えるときは、販売のたびに価値が生まれるので、カウント方法を「すべてのコンバージョン」にし、同じ購入の再表示を除外するため、注文ごとに固有のトランザクションIDを送ります。

これから作るフォームの完了ページ、公開前に流れを確かめませんか

完了ページに載せる予定の文言と、計測の設定の状況を、相談フォームに書いてください。無料相談(オンライン30分)で、状況をうかがいます。

まとめ|サンクスページは受付の伝達と計測のために作る

サンクスページは、送信した人に受付と次の連絡を伝え、問い合わせの件数を数える起点になるページです。お礼の一言だけで済ませず、返信の目安と、メール以外の連絡先を載せます。そのうえでnoindexを付け、通常はフォーム送信後に案内し、ほかのページからはリンクしないURLにすると、GA4や広告の件数を、実際に届いた問い合わせの数と比べられます。

私たち合同会社Writers-hubは、累計8,000記事以上を制作してきた記事制作会社です。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

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