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サブスクのホームページ制作は得か|5年の総額とサイトの持ち主で比べる

サブスクのホームページ制作が得かどうかは、月額の安さより、5年で払う総額と、契約を終えたときにサイトとドメインが手元に残るかで決まります。2年たっても同じ月額が続く契約や、やめるとサイトを返す契約もあるので、見積もりの金額を総額の式に入れ、買い切りの制作や自分で作る場合と並べてから決めることをおすすめします。

店のカウンターで、店主が電卓と契約書を前に、サブスク・買い切りの制作・自分で作るの3枚のカードを並べ、5年分の支払いを見比べている様子。

「初期費用0円で、あとは毎月払うだけなら、制作費をまとめて払うより気軽に始められそう」。サブスクのホームページ制作の案内は、初期費用0円と月々の金額を大きく打ち出すので、月額の安さで選ぶものと思われがちです。ところが、サブスクが得かどうかは月額では決まりません。決め手になるのは、5年で払う総額と、契約を終えたときにサイトとドメインが手元に残るかです。

本記事では、3つの作り方の総額の出し方から、店の状況ごとの選び方、契約の前に確かめる5つの項目まで、月額制でお店のサイトを作っている会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 総額は「初期費用+最初の2年の月額×払う月数+途中でやめた場合の残りの支払い+2年後以降の運用費」の式で、2年と5年の2通りを出して比べる
  • 2年たっても同じ月額が続くサブスクは、5年で比べると買い切りの制作より総額が大きくなることがある
  • 契約している間だけサイトを借りる形のサブスクは、やめるとサイトを使えなくなり、同じURLが残らないことがある
  • デザインに強いこだわりがあるお店や、プランのページ数に収まらないお店は、サブスクより買い切りの制作が合う
  • 契約してよいかは、月額の安さより、途中でやめたときの支払いとサイトとドメインの名義が、申込書か契約書に書かれているかで判断する

サブスクを含むホームページの3つの作り方

お店のホームページを用意する方法は3つあり、制作費を払う時期と、作る作業を誰がするかが違います。

  • サブスク:制作費を最初に払わず、制作費を含んだ月額を最低契約期間のあいだ払う
  • 買い切りの制作:制作費を最初にまとめて払い、公開後はサーバーやドメイン、保守(サイトを点検して直す作業)の費用を別に払う
  • 自分で作る:作成ツールの料金を払い、文章や写真の入力から公開までを自分で行う

サブスクの契約には、期間を払い終えるとサイトとドメインが自分のものになる形と、契約している間だけサイトを借りる形があります。ドメインは、URLのうち「example.jp」にあたる部分です。

借りる形では、契約を続けるかぎり月額を払い、やめるとサイトを使えなくなります。どの形かで5年の総額もサイトの持ち主も変わるので、見積もりを比べる前に、契約書か利用規約で形を確かめます。

サブスク、買い切りの制作、自分で作るの3つの作り方で、払う時期と作る人を比べた図

2年と5年の総額とサイトの持ち主の比べ方

3つの作り方の差が大きく出るのは、2年たったあとに払う額と、契約を終えたときのサイトとドメインの持ち主です。3つの作り方を5つの項目で並べると、次の表になります。

サブスク買い切りの制作自分で作る
最初に払う額0円か少額の初期費用制作費をまとめて払う0円か少額
最初の2年の毎月制作費を含んだ月額サーバーやドメイン、保守の費用作成ツールとドメインの料金
2年たったあと月額が下がる形と、同じ月額が続く形がある毎月の費用だけが続く同じ料金が続く
途中でやめたとき残りの支払いの決め方が契約で違う制作費は払い終えていて、サーバーやドメイン、保守の契約は、それぞれ続けるか止めるかを決める作成ツールとドメインの契約を、それぞれ止める
サイトとドメインの持ち主自分のものになる形と、借りたままの形がある契約書で名義を決めるドメインは自分の名義で取れるが、ページはほかのサービスへそのまま移せないことがある

総額を出す式と記入例

総額は、次の式で2年と5年の2通りを出して比べます。

💡

総額=初期費用+最初の2年の月額×払う月数+途中でやめた場合の残りの支払い+2年後以降の運用費

5年でも出すのは、最低契約期間が終わったあとに払う額の違いが、5年の総額に表れるためです。記入例では、サブスクを2年後に月額が下がる形と同じ月額が続く形に分け、4つの列で並べています。

項目

サブスク(2年後に月額が下がる)

サブスク(同じ月額が続く)

買い切りの制作

自分で作る

初期費用

0円

0円

30万円

0円

最初の2年の月額

1万円

1万円

3,000円

2,000円

2年後以降の月額

5,000円

1万円

3,000円

2,000円

2年の総額

24万円

24万円

37.2万円

4.8万円

5年の総額

42万円

60万円

48万円

12万円

※ 金額は式の使い方を示すための仮の数字で、相場ではありません。見積書や料金表の金額に入れ替えて計算してください。

記入例で、2年の総額が買い切りの制作より小さいのは、サブスクの2つと自分で作る場合です。一方、5年でいちばん大きいのは、同じ月額が続くサブスクです。2年の総額が小さくても、2年後の月額しだいで5年では逆になります。自分で作る場合は総額がいちばん小さい代わりに、表に入らない作る時間がかかります。

3つの作り方で、5年間に払う額が積み上がる様子を比べた図

途中でやめたときの支払い

サブスクを最低契約期間の途中でやめたときの支払いは、契約によって決め方が違い、たとえば次の3つの形があります。

  • 残りの月額を払う形:残りの月数分の月額をまとめて払う
  • 制作費の残りを払う形:月額のうち、制作費にあたる分のまだ払っていない額を払う
  • 支払いのない形:解約金はかからない代わりに、やめるとサイトを使えなくなる

記入例の月額1万円のサブスクを12か月でやめると、残りの月額を払う形では、払った12万円に残りの12万円を足して24万円になります。2年続けた場合と同じ額を払っても、サイトが手元に残るかは契約の形で決まります。

サイトとドメインの持ち主

契約を終えたあとも同じURLで同じサイトを使い続けられるかは、サイトとドメインが誰のものかで決まります。契約を終えてもサイトとドメインが手元に残るのは、期間を払い終えると自分のものになるサブスクと、名義を自分にした買い切りの制作です。

借りる形のサブスクでは、ドメインの名義が制作会社のままで、やめたあとに同じURLを使えないことがあります。URLが変わったときに直すのは、名刺やチラシに刷ったURLと、Googleマップの店の情報に入れたURLです。

ドメインの名義やサーバーの契約者など、持ち主を決める4つの項目の確かめ方は、ホームページの月額管理費の内訳|契約終了後のサイトとドメインの持ち主で詳しく紹介しています。

自分で直せる範囲と毎月の打ち合わせの違い

文章や写真をその日に直せるのは、管理画面で自分で直せる作りのときです。管理画面は、文章や写真を差し替える画面です。3つの作り方で、直す人と毎月の打ち合わせを並べると次のようになります。

サブスク買い切りの制作自分で作る
文章や写真を直す人管理画面があれば自分、無ければ月額の範囲で制作会社管理画面があれば自分、無ければそのつど制作会社自分
毎月の打ち合わせ月額に入っている契約がある保守の契約に入れたときだけある無い

毎月の打ち合わせがあると、季節のメニューの入れ替えや、ページを足すかどうかを、作った人と話して決められます。

経営者経営者

更新を月額で頼めるなら、自分で直せなくても困らないのではないでしょうか。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

月額の範囲で頼める直しなら困りません。ただ、頼める回数や内容には契約の決まりがあり、頼んでから載るまで待つことになります。臨時休業や値段の変更のように当日に載せたい内容は、自分で直せる欄があると早く出せます。

管理画面のどの欄を自分で直せるかの確かめ方は、お店のホームページの選び方|事例より費用と作ったあとの更新で比べるで紹介しています。

営業時間や写真を自分で差し替えながら、毎月相談できる形を探していますか

当社のホームページ制作では、作ったあとの文章や写真を、お店が管理画面で差し替えられます。毎月30分までの打ち合わせがあり、作るのは10ページまでです。ブログやお知らせの個別のページは、10ページの数に入りません。サービスのページは滋賀のお店向けの案内ですが、県外のお店にはオンラインで対応しています。

店の状況で変わるサブスクの向き不向き

サブスクが向くかどうかは、制作費を先に払えるかと、サイトにかけられる時間で変わります。お店の状況ごとに向く作り方を並べると、次の表のとおりです。

お店の状況

向く作り方

理由

予算を抑えて早く始めたい

サブスク

制作費を先に払わずに作り始められる

デザインに強いこだわりがある

買い切りの制作

サブスクにはプランの型に沿って作るものがあり、細かい注文が通らないことがある

時間があり、文章を書ける

自分で作る

払うのは作成ツールとドメインの料金だけで済む

プランのページ数に収まらない

買い切りの制作

サブスクには、作れるページ数の上限を決めたプランがある

5年より長く同じサイトを使う

買い切りの制作か、自分のものになるサブスク

同じ月額が続くサブスクでは、払う額が積み上がる

更新する人がいない

直す作業が月額に入るサブスク

直すたびに頼む費用がかからない

開業したばかりのとき

開業したばかりで、手元の資金を内装や仕入れに回したいときに候補になるのは、制作費を先に払わないサブスクです。ただし、2年より早くやめる見込みがあるなら、途中解約の支払いも総額に入れます。

費用をもっと抑えたいなら、自分で作る方法もあります。決める前に見積もるのは、次の5つにかかる時間です。

  • 文章:店の紹介、メニューと価格、営業時間と定休日を書く
  • 写真:外観と店内、料理や商品を撮り、載せる写真を選ぶ
  • スマホでの表示の確認:文字や写真が画面からはみ出していないか、電話番号を押して電話がかかるかを見る
  • Googleへの登録:Googleマップの店の情報にURLを入れ、Google Search Console(Googleの無料のサービス)にサイトを追加して、検索に出ているかを確かめる
  • ドメインの取得:お店の名前で独自ドメインを取り、作成ツールにつなぐ設定をする

5つを足した時間を、定休日や営業のあとに取れるかで、自分で作るかサブスクに任せるかを決めます。

今のサイトを作り直すとき

今のサイトを作り直すときに、作り方を選ぶより先に確かめるのは、今のドメインの名義です。名義が自分なら、サブスクでも買い切りの制作でも、新しいサイトで同じURLを使い続けられます。

名義が今の制作会社なら、自分の名義へ移せるかを作り直しの前に確かめます。名義は、今の制作会社にドメインの登録者が誰になっているかを聞けば分かります。

更新する人がいないとき

店に文章や写真を直す人がいないときは、管理画面があるかより、直す作業を月額の範囲で頼めるかで選びます。頼めるのが月に何回までか、頼んでから何日で載るかを、契約の前に聞いておきます。自分で作る方法が向かないのは、直す人がいないと、営業時間やメニューが古いまま残るためです。

サブスクの契約前に確かめる5つの項目

サブスクの契約前には、申込書か契約書で次の5つの項目をすべて確かめ、書かれていない項目は書面で答えてもらいます。

  • 最低の契約期間:何か月払えば契約を終えられるか
  • 途中解約の扱い:やめるときに払うのは残りの月額か、制作費の残りか、支払いは無いがサイトを返すのか
  • サイトとドメインの持ち主:期間を払い終えたときと途中でやめたときに、それぞれ誰の名義になるか
  • 自分で直せる範囲:営業時間やメニュー、写真のうち、どの欄を管理画面で直せるか
  • ページ数の上限:何ページまで作れるか、ブログやお知らせの記事をページ数に数えるか

途中解約の条項に払う額だけが書かれていると、払い終えたあとに同じURLを使えるかが分からないまま契約することになります。

サブスクの契約書で確かめる5つの項目に印を付けた図

見積もりを2社以上から取るときは、5つの項目を同じ順に表へ書き出すと、総額と持ち主を同じ条件で比べられます。

5つの項目を、当社の契約の条件でも確かめてみませんか

当社のホームページ制作は、初期費用0円・月額19,800円(税別・最低2年)です。2年の途中で解約するときは、制作費の残りを払います。2年たったらサイトとドメインはお客様のものになり、運用を続ける場合は月額5,000円か年5万円(税別)です。

作る時間がない場合に当社が引き受ける作業

作る時間を取れないお店に代わって、私たち合同会社Writers-hubは、月額制でサイトを作るときに次の3つの作業を引き受けます。

  • ページの作り:地域名と業種で探す人と、AIの回答に出る作りにする
  • Googleマップの店の情報:店名、住所、営業時間、料金を、サイトと同じ内容にそろえる
  • 毎月の打ち合わせ:作ったあとも、毎月30分まで打ち合わせをする

打ち合わせはオンラインで行い、彦根市とその周辺のお店には訪問もできます。

サブスクが合うかどうかを決めるのは、月額の安さではなく、5年で払う総額と、契約を終えたときにサイトとドメインが手元に残るかです。比べた結果、サブスクが合うと思った場合は、当社でも初期費用0円・月額19,800円(税別・最低2年)でお店のサイトを作ります。10ページまでで、お店が管理画面で文章や写真を差し替えられ、2年後にサイトとドメインがお客様のものになります。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。