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サジェスト汚染の確認ツールは必要か|手作業の調べ方と選ぶ基準

サジェスト汚染の確認は、Googleからログアウトして検索のカスタマイズをオフにした画面で社名を入力し、見た日時や場所と候補を記録すれば、専用のツールがなくても足ります。ツールを使うのは確かめる名前が多いときで、候補を取った条件が記録に残ることと、検索候補を動かす機能をうたっていないことで選ぶのがおすすめです。

担当者がパソコンの検索窓に社名を入力して並んだ候補を見ながら、日時・場所・ログインの有無の欄がある確認の記録表に書き込んでいる図。

「サジェスト汚染を調べるなら、専用のチェックツールが要りそう」。検索候補を確かめるツールが無料や有料でいくつも公開されているので、ツールが無いと正しく調べられないと思われがちです。

ところが、Googleのヘルプによると、検索候補は、検索した場所や時期、その人の過去の検索によって変わります。確認の結果を左右するのは、道具の違いより、見たときの条件です。サジェスト汚染の確認は、条件をそろえて記録すれば手作業で足ります。

本記事では、検索候補の見え方を変える条件から、手作業での確かめ方と記録の残し方、ツールを選ぶ基準まで、SEO記事を制作する会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 自社名の検索候補は、専用のツールがなくても、ログアウトして検索のカスタマイズをオフにした画面で確かめられる
  • 検索候補は、過去の検索、場所と言語、時期で見え方が変わり、端末とアプリでも違いが出ることがある
  • 確認のたびに、見た日時や場所などの条件と、表示された候補を1行で記録する
  • ツールは、候補を取った条件が記録に残ることと、検索候補を人為的に動かさないことで選ぶ

サジェスト汚染の確認に専用ツールは要るか

サジェスト汚染の確認に、専用のツールは要りません。自社名の後ろに出る検索候補は、Googleの検索窓に社名を入力すれば、誰でも画面で見られるからです。

ツールで変わるのは確認の手間で、候補の見え方を変える条件はなくなりません。ツールの画面に出る候補も、ツールが決めた場所や設定の条件で取った候補です。

手作業とツールのどちらが合うかは、確かめる名前の数と、記録を残す頻度で決まります。

確かめ方

合う場面

手作業

社名と主な商品名など、確認対象が少なく、定期的な確認で足りるとき

ツール

店舗名や役員の名前まで含めて確認対象が多いときや、高い頻度で記録を残したいとき

サジェスト汚染の確認を手作業で行うかツールを使うかを決める流れの図

検索候補の見え方を変える4つの条件

Googleのヘルプが挙げる要因は、言語、場所、その時点の関心、過去の検索です。端末とアプリは設定が異なる場合があるため、確認環境として別に記録します。次の表に、4つの条件と、確認でそろえることをまとめます。

条件

見え方の変わり方

確認でそろえること

過去の検索

ログイン中の検索履歴やアクティビティ、最近の検索に基づく候補が混ざる

ログアウトし、検索のカスタマイズをオフにする

場所と言語

クエリが実行される場所と、クエリの言語が考慮される

検索した場所と言語を記録する

時期

その時期にクエリで注目を集めている関心事が考慮される

日付と時刻を記録し、間隔を決めて見直す

端末とアプリ

Googleアプリで急上昇ワードを無効にしても、無効になるのはその端末のアプリだけ

端末と、ブラウザかアプリかを記録する

とりわけ見落とされがちなのが、ログアウトしただけでは自分の検索の影響が残ることです。Googleのヘルプには、ログインしていない場合も最近の検索に似たおすすめが表示され、表示させないには検索のカスタマイズをオフにすると書かれています。社名を繰り返し検索している担当者の画面には、ほかの人の画面に無い候補が出ることがあります。

条件によって同じ社名の検索候補が変わる様子の図

候補を選ぶ要素ごとの説明は、Google検索候補の仕組み|表示を決める5つの要素と実務での読み方にまとめています。

Google の予測入力候補の仕組み - Google 検索 ヘルプ
予測入力は、検索キーワードの入力を高速化する Google 検索の機能です。Google の自動システムが生成する候補により、ユーザーは検索キーワードをすばやく入力して有用な結果を得られ、時間を節約できます。 予測入力候補のソース 入力を開始すると、予測入力候補に Google でこれまでに行われた実際の検索が反映されます。Google のシステムは、表示する候補を決定するために、ユーザー
🌐 support.google.com
外部リンク

手作業でサジェスト汚染を確かめる手順

手作業でサジェスト汚染を確かめるときは、自分の検索の影響を外した画面で社名を入力し、候補の画面と見た条件を一緒に残します。

1
STEP
ログアウトと設定の変更

パソコンでgoogle.comを開き、Googleアカウントからログアウトします。検索の設定で「検索のカスタマイズ」をオフにし、過去の検索に基づく候補を出さないようにします。

2
STEP
社名の入力

検索窓に社名を入力し、続けて空白を1つ入れます。社名の後ろに続く語の候補が並びます。

3
STEP
候補の画面の保存

候補が並んだ状態の画面を、スクリーンショットで保存します。パソコンの時計が写る範囲で撮ると、見た日時を画像からも確かめられます。

4
STEP
条件と候補の記録

見た日時や場所などの条件と、表示された候補を、保存した画像のファイル名と一緒に1行で記録します。

5
STEP
同じ条件での見直し

月に1回のように間隔を決め、同じ端末と同じ設定で見直します。社名がニュースやSNSで話題になった後は、間隔を待たずに見ます。

社名のほかに、代表者の名前や主な商品名も、同じ手順で確かめます。お客様が社名と並べて検索窓に入力する名前だからです。

ℹ

Googleは検索サービスの設定を更新中で、ヘルプの説明と今の画面が一致しない場合があるとしています。「検索のカスタマイズ」が見つからないときは、Googleの「検索サービスの設定」のヘルプで今の場所を確かめます。

検索のカスタマイズをオフにした画面でも出る候補は、自分の過去の検索に基づく候補ではありません。ポリシーに当たる候補の見分け方と報告の手順は、サジェスト汚染の対策|Googleへの報告と自社サイトに載せる情報で紹介しています。

サジェスト汚染の確認の記録に残す項目

サジェスト汚染の確認の記録には、候補を見たときの条件と、表示された候補の両方を、1回の確認ごとに1行で残します。条件のない画面は、前の確認と比べる材料になりません。条件が違う画面どうしでは、候補が増えたのか、条件の違いで見え方が変わったのかを区別できないからです。

項目

書き方の例

日付と時刻

10月28日 10時15分

検索した場所

大阪市の本社

言語

日本語

端末とブラウザ

会社のパソコン、Chrome

ログインの有無

ログアウト

検索のカスタマイズ

オフ

急上昇ワードに基づく予測入力

オン

サジェスト汚染の確認の記録表の例

候補については、入力した文字列と、表示された候補を上から順に書き写し、保存した画像のファイル名を添えます。候補を文字でも残しておくと、表計算ソフトで日付ごとに並べ、新しく出た語と消えた語を見つけやすくなります。

記録した候補の画面、見た条件はそろっていますか

社名を入力したときの候補と、見た日時や場所、ログインの有無を書いた記録を、相談フォームに書いてください。無料相談(オンライン30分)で、状況をうかがいます。

サジェスト汚染のツールを選ぶ3つの基準

サジェスト汚染のツールは、料金や取り出せる候補の数より先に、手作業の記録と比べられるかと、Googleのポリシーに反しないかで選びます。

確認の条件が記録に残ること

ツールを選ぶときは、候補を取った日時のほかに、どの場所と言語の条件で取ったかが画面や出力に残るかを確かめます。Googleは場所と言語を考慮して候補を選ぶので、取った条件が分からない候補は、お客様の画面や手作業の記録と比べられません。条件が説明に書かれていないときは、契約の前に提供元に問い合わせます。

経営者経営者

無料のチェックツールで調べたら、社名の後ろに気になる語は出ませんでした。もう心配はいらないでしょうか。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

ツールが候補を取った場所と設定では出なかった、というところまでは言えます。お客様の多い地域で、ログアウトして検索のカスタマイズをオフにした画面でも確かめてから判断します。

日付ごとの候補を比べられること

過去の確認の結果が日付ごとに残り、新しく出た候補と消えた候補を並べて見られるかを確かめます。Googleに報告した後に候補が消えたかを確かめるときも、報告の前と後で同じ条件の記録が要ります。

検索候補を人為的に動かさないこと

候補を動かすために大量の自動検索を行うツールは選びません。Googleは、Googleに自動生成クエリを送信する行為を機械生成トラフィックと呼び、スパムに関するポリシーとGoogle利用規約の違反としています。

同じポリシーには、ランキングの確認を目的としたスクレイピングや、明示的な許可なくGoogle検索に自動でアクセスする行為も含まれると書かれています。候補を確かめるだけのツールでも、取得の方法を提供元に確かめます。

Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
スパムに関するポリシーには、ページまたはサイト全体の掲載順位が下がったり、Google 検索から完全に除外されたりする原因となる動作や手法が詳しく記載されています。
🌐 developers.google.com
外部リンク

サジェスト汚染の確認のよくある質問

サジェスト汚染の確認について、よくある2つの質問に答えます。

ほかの地域の候補はどう確かめる?

ほかの地域の候補は、その地域にいる人に同じ手順で見てもらって確かめます。Googleは検索した場所を考慮して候補を選ぶので、本社で見た候補が、ほかの地域の画面と同じとは限りません。見てもらった結果は、場所の欄を書き分けて同じ表に記録します。

Yahoo!の検索候補も確かめる?

Yahoo! JAPANの検索候補も、Googleとは別に確かめます。Yahoo! JAPANのヘルプによると、キーワード入力補助の候補は、Yahoo!検索に入力されるキーワードの組み合わせなどを基に、独自のアルゴリズムで自動的に表示されます。

同じヘルプには、個別の利用者の入力履歴は候補に使わないことと、故意に特定のキーワードを表示させる操作を禁止していることも書かれています。記録には検索サービスの欄を足し、Yahoo!ではGoogle固有の設定欄を「該当なし」として残します。

まとめ|サジェスト汚染の確認はツールより記録

サジェスト汚染の確認は、ログアウトして検索のカスタマイズをオフにした画面で社名を入力し、見た条件と候補を記録すれば、専用のツールがなくても足ります。ツールを使うときは、候補を取った条件が記録に残るかと、検索候補を人為的に動かさないかを基準に選びます。

私たち合同会社Writers-hubは、これまでに累計8,000記事以上を制作し、自社ブログでも毎日記事を公開している記事の制作会社です。

検討中のツールで、これまでの記録と比べられますか

これまでの確認の記録と、検討しているツールの説明ページのURLを、相談フォームに書いてください。無料相談(オンライン30分)で、状況をうかがいます。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

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