BLOG

美容室のホームページ制作|頼む前に決める5つのことと契約で確かめる項目

美容室のホームページを頼む前に、ホットペッパーやインスタと分担して、サイトを何に使うかを決めることをおすすめします。店名で調べた人が料金と場所を確かめ、2回目から直接予約する場所にするなら、載せるページと予約先はそこから決まります。制作会社には、サイトとドメインの持ち主、更新の方法、2〜3年の総額を確かめてから頼むと、作った後に困る場面を減らせます。

美容室の受付カウンターで、オーナーが1枚の紙に分担・載せるページ・予約先・写真・更新する人の5つを書き出し、横に2社の見積書を並べて見比べている様子。

「デザインのきれいな制作会社に頼めば、ホームページから予約が入るようになるはず」。制作会社の案内ページには手がけた美容室のサイトの写真が並ぶので、事例の見た目で選びたくなります。ところが、公開した後に予約が増えない、写真や料金を直すたびに頼んで待つ、といった困りごとの多くは、デザインではなく頼む前の決めごとから起きます。先に決めるのは、ホットペッパーやインスタとの分担と、サイトとドメインの持ち主、更新の方法、2〜3年でかかる総額です。

本記事では、頼む前に決める5つのことの記入例から、見積もりを比べる表の作り方まで、小さなお店のホームページを作る制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 店名で検索すると、2回目のお客様が今どこから予約しているかの見当がつく
  • ホットペッパーやインスタとの分担を決めると、載せるページと予約先が決まる
  • 写真を撮る人と更新する人は、頼む前に名前で決めておく
  • 見積もりは、サイトとドメインの持ち主、更新の方法、2〜3年の総額を含む7つの項目の表で比べる

美容室のホームページで公開後に起きる困りごと

美容室のホームページを公開した後に起きる困りごとは、次の4つです。どれも、サイトのデザインがよくても起こります。

  • 公開したのに、予約はホットペッパーから入るままで、サイトからの予約が増えない
  • 料金や写真を変えるたびに制作会社に頼み、反映まで数日待つ
  • 原稿や写真の細かい直しを何度も求められ、施術の合間に返事を書く時間が増える
  • 制作会社を替えようとしたら、サイトのデータやドメインは渡せないと言われる

4つの困りごとに公開した後で気づいても、契約の途中では、制作会社やサイトの作りを変えにくくなります。直すために作り直すと、制作の費用を2回払うことになります。

予約が増えず修正に追われる原因

予約が増えず、修正に追われる原因は、頼む前に、サイトを何に使うかと、サイトに関わる物の持ち主を決めていないことです。サイトを何に使うかが決まっていないと、制作会社は事例に近いデザインで作るしかなく、予約につながるページの作り込みが後回しになります。

サイトに関わる物とは、ドメイン(サイトのアドレス)、サイトのデータ、写真、管理画面のログイン情報です。持ち主を決めずに契約すると、自分で直すことも、別の会社に移すこともできない場合があります。

サイトを何に使うかを決める前に、今、店名で調べた人がどこへ行くかを、次の手順で確かめます。

1
STEP
シークレットモードの用意

スマートフォンのブラウザで、Googleアカウントにログインしていないシークレットモード(Chrome)かプライベートブラウズ(Safari)を開きます。ふだんの画面では、自分の検索の履歴で結果の並びが変わることがあり、現在地によっても変わるため、順位は目安として記録します。

2
STEP
店名での検索

店名だけで検索します。同じ名前の店がほかの地域にもあるときは、店名と地域名を並べて検索します。

3
STEP
結果の並びの書き出し

結果の上から、自店のサイト、Googleマップの店の情報、ホットペッパーの店のページ、Instagramが、それぞれ何番目に出るかを紙に書きます。

4
STEP
ウェブサイトのボタンの確認

Googleマップの店の情報にある「ウェブサイト」のボタンを押し、自店のサイトが開くかを確かめます。

書き出した並びで、ホットペッパーの店のページが自店のサイトより上にあれば、店名で調べたお客様が、2回目もホットペッパーから予約しやすい並びです。ウェブサイトのボタンでホットペッパーの店のページが開く場合も、同じ流れになります。

店名で検索した結果を上から書き出し、2回目のお客様がどこから予約するかをたどる図

美容室のホームページ制作を頼む前に決める5つのこと

美容室のホームページ制作を頼む前に決めることは5つあり、5つとも紙1枚に書き出してから見積もりを取ります。書き出した紙を各社に渡すと、見積もりの前提が各社でそろいます。記入例は次のとおりです。

決めること

記入例

ホットペッパーやインスタとの分担

新規のお客様はホットペッパーとインスタから来てもらう。サイトは、店名で調べた人が料金と場所を確かめ、2回目から直接予約する場所にする

載せるページ

トップ、メニューと料金、スタイリスト、アクセス、予約、よくある質問の6ページ

予約先

サイトの予約ボタンの行き先は、自店の予約ページ1つにする

写真を撮る人

スタイル写真は各スタイリストが撮った物を使う。外観、店内、スタッフの顔は、制作会社のカメラマンに1回撮ってもらう

更新する人

料金、写真、お知らせは店長が管理画面で直す。ページの追加とデザインの変更は制作会社に頼む

5つのうち分担の欄を最初に埋めると、載せるページと予約先の欄は、分担に合わせて決まります。

頼む前に決める5つのことを1枚の紙に書き出し、同じ紙を複数の制作会社に渡す図

ホットペッパーやインスタとの分担

ホットペッパーやインスタとの分担は、新規のお客様、スタイル写真、2回目からの予約を、それぞれどこで受け持つかで決めます。ホットペッパーは、地域とメニューで美容室を探す人に店を見つけてもらう場所で、Instagramは、仕上がりのスタイルを見てもらう場所です。

自店のサイトに任せやすいのは、2回目から直接予約してもらう役割です。地域名と「美容室」で探す人に見つけてもらう役割までサイトに持たせるなら、メニューごとのページやブログが要ることが多く、ページ数と費用が増えます。地域名で探す人に向けた作り方は、理美容のSEO対策で紹介しています。

経営者経営者

ホットペッパーに載せていれば、自分の店のホームページまでは要らないのでは。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

新規のお客様がホットペッパーから来ているなら、そう考えるのは自然です。ただ、2回目のお客様が店名で調べたとき、料金と場所を確かめる先がホットペッパーの店のページだけなら、2回目の予約もホットペッパーから入りやすくなります。サイトが要るかは、2回目からの予約をどこで受けたいかで決まります。

ホームページを持つかどうかから迷っている場合は、先にサロンの集客方法の比べ方で、集客サイトと自店のサイトの使い分けを決めます。

載せるページ

載せるページは、店名で調べた人が予約を決めるまでに確かめる内容から選び、次の6ページから始めます。

ページ

載せる内容

トップ

店の特徴、定休日、予約ボタン

メニューと料金

カットやカラーの料金、所要時間、シャンプーやブローが料金に含まれるか

スタイリスト

名前、顔写真、得意なスタイル、指名料、出勤する曜日

アクセス

住所、最寄り駅からの道順、駐車場の有無、営業時間

予約

予約の受け付け方法、当日予約ができるか、キャンセルの連絡先

よくある質問

子ども連れで行けるか、支払い方法、遅れたときの扱い

ページ数は見積もりの金額に関わります。6ページで足りるかを先に決めておくと、各社の見積もりを同じページ数で比べられます。料金は、ホットペッパーやGoogleマップの店の情報に載せている通常の料金とそろえます。業種を問わないページの選び方は、お店のホームページに載せる内容の例で紹介しています。

予約先

予約先は、サイトの予約ボタンを押した人が着く場所で、1つに決めます。行き先が、ホットペッパーの店のページ、自店の予約ページ、LINE、電話と分かれていると、お客様はどこから予約すればよいかで迷います。

予約を受ける場所を2か所以上にするときは、空いている時間をどの予約表で管理するかも決めます。予約表が分かれたままだと、同じ時間に2件の予約が入ることがあります。

写真を撮る人

写真を撮る人は、外観と店内、スタッフの顔、スタイル写真の3種類ごとに決めます。外観と店内の写真は、初めてのお客様が店を見つけて入るときの目印になり、スタイル写真は、指名するスタイリストを選ぶ材料になります。

Instagramに載せたスタイル写真をサイトに使うときは、写っているお客様に、サイトに載せることの了承を取ります。制作会社のカメラマンが撮った写真は、契約が終わった後もお店で使えるかを、見積もりの段階で聞いておきます。

更新する人

更新する人は、料金や写真、臨時休業のお知らせのように、年に何度も変わる情報を誰が直すかで決めます。店長が管理画面で直すなら、管理画面があることとログイン情報を受け取れることが、見積もりの条件になります。

制作会社に頼むなら、1回の料金と反映までの日数が条件になります。臨時休業のお知らせの反映が遅れると、休みの日に来店したお客様に、閉まった店の前で引き返してもらうことになります。

見積もりと契約で確かめる3つの項目

見積もりと契約で確かめる項目は3つあり、どれも見積書に書かれていなければ、制作会社に聞いて書面で答えをもらいます。

💡

聞いた答えは、口頭で済ませず、見積書か契約書に書いてもらいます。担当者が替わっても、書面があれば同じ条件で話を進められます。

サイトとドメインの持ち主

サイトとドメインの持ち主によって、契約が終わった後に、今のアドレスのままサイトを使い続けられるかが決まります。ドメインは「salon-name.jp」のようなサイトのアドレスで、名義が制作会社のままだと、解約した後に同じアドレスを使えないことがあります。

アドレスが変わると、Instagramのプロフィールやショップカードに載せたアドレスを、書き換えることになります。見積もりの段階では、ドメインの名義を誰にするかと、解約した後にサイトのデータと写真を受け取れるかを聞きます。

月額制の契約では、決まった期間が過ぎてからサイトとドメインがお店に移る形もあります。いつ、何がお店のものになるかを、契約書の文で確かめます。

更新の方法

更新の方法は、自分で直すか、制作会社に頼むかで、確かめることが変わります。自分で直すなら、管理画面で料金や写真を差し替えられるかと、ログイン情報を受け取れるかを確かめます。

制作会社に頼むなら、頼む窓口と反映までの日数、1回ごとの料金か月額に含まれるかを聞きます。月額に含まれる場合は、毎月の打ち合わせや報告があるか、あるなら何を見せてもらえるかもあわせて聞きます。

2〜3年でかかる総額

2〜3年でかかる総額は、初期費用に、月々の費用の24か月分か36か月分と、別料金の更新の見込みを足して出します。初期費用だけで比べず、同じ年数の総額にそろえて比べます。一括払いの見積もりでも、サーバーとドメインの費用や保守の月額がかかることが多いためです。

月額払いでは、最低契約期間と、途中で解約したときに払う額を確かめます。制作費を月額に分けて払う契約では、途中で解約すると、制作費の残りを払うことがあります。月額払いと一括払いを2年間の総額で比べる計算は、お店のホームページの選び方でも紹介しています。

3つの項目に当社ならどう答えるか、先に見てみませんか

サイトとドメインの持ち主、更新の方法、2年の総額を、当社の小さなお店向けのホームページ制作の条件で確かめられます。案内のページは滋賀のお店向けですが、県外のお店にはオンラインで対応しています。

見積もりを比べる表の作り方

見積もりを比べる表は、7つの項目を縦に、制作会社を横に並べて作ります。縦に並べる項目と、各社の欄に書き込む内容は次のとおりです。

比べる項目

書き込む内容

初期費用

制作にかかる費用の合計と、撮影や原稿作成の別料金

月額

サーバー、ドメイン、保守、更新の費用の月々の合計

2〜3年の総額

初期費用と、月額の24か月分か36か月分、別料金の更新の見込みの合計

ページ数

見積もりに含まれるページの数と、ページを足すときの料金

更新の方法

自分で直せる範囲と、頼むときの窓口と日数

サイトとドメインの持ち主

契約中と、解約した後の名義

途中解約の条件

最低契約期間と、途中で解約したときに払う額

表は、次の4つの手順で埋めます。

1
STEP
見積もりの依頼

頼む前に決めた5つのことを書いた紙を、2〜3社に同じ内容で渡し、見積もりを頼みます。

2
STEP
見積書からの書き写し

届いた見積書から、7つの項目の答えを表に書き写します。見積書に書かれていない項目は、空欄のまま残します。

3
STEP
空欄の質問

空欄になった項目を、制作会社にメールで聞きます。答えがメールで残るので、契約の前に読み返せます。

4
STEP
総額と持ち主での比較

総額の行を同じ年数にそろえ、更新の方法とサイトとドメインの持ち主の行もあわせて比べます。

総額が最も安い会社でも、ドメインの名義が制作会社のままなら、解約するときにアドレスの書き換えの手間がかかります。金額の行だけで決めず、7つの行を並べて決めます。

7つの項目を縦に、制作会社を横に並べた見積もりの比較表の図

手が回らない場合の当社の答え

頼む前の決めごとや見積もりの比較に手が回らない場合は、7つの項目の答えを料金表とサービスのページで先に示している制作会社に任せる方法があります。私たち合同会社Writers-hubの小さなお店向けのホームページ制作の答えを、表の項目ごとに並べます。

比べる項目

当社の答え

初期費用

0円

月額

19,800円(税別・最低2年)

2〜3年の総額

2年で475,200円(税別)。2年後も運用を続けるなら、月額5,000円か年5万円(税別)

ページ数

10ページまで。ブログやお知らせの個別のページは数えない

更新の方法

お店が管理画面で文章や写真を差し替えられる。毎月30分までの打ち合わせがある

サイトとドメインの持ち主

2年後にお客様のものになる

途中解約の条件

途中で解約するときは、制作費の残りを払う

作るサイトは、地域名と業種で探す人の検索結果と、AIの回答に出る作りにします。サイトを作るときに、Googleマップの店の情報の店名、住所、営業時間、料金も、サイトと同じ内容にそろえます。

見積もりを比べる表の7つの項目は、どの制作会社に頼む場合にも使えます。当社の場合は初期費用0円・月額19,800円(税別・最低2年)で10ページまで作り、お店が管理画面で写真や料金を差し替えられ、2年後にサイトとドメインがお客様のものになります。

比べる表の1列目を、当社の条件で埋めてみませんか

当社の料金と契約の条件は、サービスのページで確かめられます。ほかの制作会社の見積もりと同じ表に並べると、2年の総額とサイトの持ち主を同じ条件で比べられます。案内のページは滋賀のお店向けですが、県外のお店にはオンラインで対応しています。

この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

読んで終わりにしないために

記事の内容を自社に当てはめるとどうなるか、オンライン30分で一緒に整理します。費用はかかりません。