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ホームページが検索で出てこない3つの段階|5分の見分け方と最初の一手

ホームページが検索で出てこないときは、直し方を探す前に、店名、業種と地域名、業種だけの3通りで検索し、自分のサイトがどの段階かを確かめることをおすすめします。Googleに登録されていないのか、登録はされていても業種や地域名と結びついていないのか、1ページ目に入らないだけなのかで、最初にやることが変わるからです。

店のカウンターで店主がスマートフォンを手に、店名・業種と地域名・業種だけの3通りで検索した結果を、手書きの表に書き込んでいる様子。

「ホームページが検索で出てこないのは、Googleに登録されていないからだろう」。作ったサイトが検索に出るには、まずGoogleに登録される必要があると聞くので、登録の申請さえ済めば出てくると思われがちです。ところが、店名や会社名で検索すると出るのに、業種と地域名では出てこないサイトは、すでにGoogleに登録されています。「出てこない」には3つの段階があり、段階ごとに最初の一手が違うので、直す前に自分のサイトがどの段階かを見分けることが先です。

本記事では、5分でできる段階の見分け方から、段階ごとに自分でやる最初の一手、判断がつかないときの相談の仕方まで、SEOの記事とサイトを作っている制作会社の視点で順を追ってお伝えします。

この記事でわかること
  • 店名・会社名、業種と地域名、業種だけの3通りで検索して表に書き込むと、今の段階が分かる
  • 「site:自社のドメイン」で1件も出なければ、Googleにまだ登録されていない可能性があり、URL検査で確かめて段階1と判定する
  • 店名で出て業種と地域名で出ないなら、作り直す前にタイトルと見出しの言葉を見直す
  • 1ページ目に入らない段階3では、1ページ目に並ぶページの種類で次の一手が変わる

検索で出てこない段階を5分で見分ける方法

ホームページが今どの段階かは、「site:」を使った検索1回と、言葉を変えた3回の検索で見分けられます。手元にスマートフォンと、結果を書き込む紙かメモアプリを用意してください。

site:の検索と店名・業種と地域名の検索の結果から、段階1から段階3のどれに当たるかを判定する流れの図

site:検索によるGoogleへの登録の確認

サイトがGoogleに登録されているかは、検索窓に「site:」と自社のドメインを続けて入れると分かります。ドメインが example.co.jp なら、入れる文字は「site:example.co.jp」です。ドメインに https:// や www. を付けずに入れると、www. の付いたページも含めて表示されます。

1件以上出てくれば、サイトはGoogleに登録されています。1件も出なければ、まだ登録されていない可能性があります。後の「URL検査」で未登録と確かめられたら、段階1と判定します(site:で出ないだけで、登録済みの場合もあるためです)。

出てきた件数は、登録されたページの正確な数ではありません。site:の検索は、登録済みのページをすべて表示するとは限らないためです。トップページ、会社概要、サービスのページなど、出てほしいページが並んでいるかを1つずつ見てください。

(参考:site: 検索演算子(Google 検索セントラル))

3通りの言葉での検索と結果の記録

段階を見分けるには、検索する言葉を3通りに変えて検索し、結果を表に書き込みます。言葉ごとに、自社のサイトが何ページ目の何番目に出たかと、地図の枠に店が出たかを記録します。記入例は、彦根市の整体院が店の近くで検索した場合を想定したものです。

検索する言葉

入れる言葉の例

サイトが出た位置

地図の枠

店名・会社名

〇〇整体院

1ページ目の1番目

出た

業種と地域名

彦根 整体

5ページ目までに出ない

出ない

業種だけ

整体

5ページ目までに出ない

出た

検索結果は5ページ目まで送って探し、見つからなければ「出ない」と書きます。6ページ目以降に出ている場合もあるので、5ページ目までに出ないときは、後のSearch Consoleの「平均掲載順位」でも確かめます。業種だけの検索は、店の近くで行ってください。Googleは検索した人の所在地や端末も使って結果を選ぶので、離れた場所での結果は、お客様が見る結果と同じとは限りません。

業種と地域名で検索すると、検索結果の上のほうに地図と店の一覧の枠が出ることがあります。地図の枠に出る店の情報はGoogleビジネスプロフィールのもので、ホームページとは別に表示されるため、表でも列を分けて書き込みます。

結果の組み合わせによる段階の判定

段階を決めるのは、店名と、業種と地域名の2つの検索結果の組み合わせです。書き込んだ結果を、次の表に当てはめてください。

site:の結果

店名・会社名

業種と地域名

今の段階

0件

出ない

出ない

段階1

1件以上

出ない

出ない

段階2

1件以上

出る

5ページ目までに出ない

段階2

1件以上

出る

2〜5ページ目に出る

段階3

1件以上

出る

1ページ目に出る

3つの段階の外

site:では出るのに店名で出ないサイトは、Googleに登録されていても、ページに書いてある店名と検索された店名との結びつきが弱い可能性があります。URL検査で、表示を妨げている設定がないかも確かめます。段階2と同じく、ページのタイトルと見出しの言葉から見直します。全国に売る会社は地域名で探されることが少ないので、業種と地域名の列を、業種だけで検索した結果に置き換えてください。

業種と地域名で1ページ目に出ているのに問い合わせが来ない場合は、3つの段階のどれにも当たりません。見つけた人がページを見て何に迷っているかという、ページの中身と問い合わせまでの手順の問題なので、検索に出すための手順とは分けて考えます。

段階1はGoogleにまだ登録されていない状態

段階1は、Googleがサイトのページをまだ登録していない状態です。Googleの検索結果に出るのは、Googleが登録したページだけです。登録される前のサイトは、店名で検索しても出てきません。

段階1になる理由は、主に2つあります。1つは、公開して間もないことです。Googleが新しいページを見つけて登録するまでには、数日から数週間かかることがあります。Googleは既にあるサイトからのリンクをたどって新しいサイトを見つけるので、どこからもリンクされていないサイトは、見つけてもらう手がかりが少なくなります。

もう1つは、制作中に入れた「検索エンジンに表示しない」設定が、公開した後も残っていることです。

⚠

WordPressで作ったサイトは、管理画面の「設定」の「表示設定」にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていると、標準的なWordPressでは検索に出さない指定(noindex)が出力され、Googleに登録されない原因になります。公開から数週間たっても段階1のままなら、待ち続ける前にこの設定を確かめてください。

ほかの設定が原因になる場合は、Googleにインデックスされない原因の記事で、状態ごとに確かめられます。段階1のままでは、チラシや名刺で店名を知った人が検索しても、目に入るのは店の外のページだけになります。

段階2は店名で出て業種と地域名では出ない状態

段階2は、Googleが店名とサイトを結びつけている一方で、業種と地域名で探す人の検索には、サイトのページを選んでいない状態です。Googleは、検索された言葉に合うページを登録済みのページから探して結果を選びます。何の店でどこにあるかがページから読み取れないと、業種と地域名の検索では候補に入りにくくなるのです。

たとえば、地域名がページの下の住所の欄にしか無い、業種を店独自の呼び方だけで書いている、トップページのタイトルが店名だけ、といったページは、何の店でどこにあるかが読み取りにくくなります。検索結果に出る見出しも、Googleがページのタイトルや見出しの言葉から作るので、まず見直すのはタイトルと見出しの2か所です。

経営者経営者

制作会社には「SEO対策をしてあります」と言われたのに、業種で検索しても出てきません。作り直したほうがいいのでしょうか。

Writers-hub編集部Writers-hub
編集部

作り直すかを決める前に、店名で検索して出るかを見てください。店名で出るなら、サイトはGoogleに登録されています。作り直さなくても、タイトルと見出しの言葉を書き直すところから始められます。

段階2のままでは、業種と地域名の検索から、まだ店を知らない人には来てもらいにくい状態です。まだ店を知らずに業種と地域名で探している人は、検索結果に並ぶほかの店から選びます。

同じ店のページで、タイトルと見出しに業種と地域名が入っていない場合と入っている場合を並べた比較図

段階3は出ているが1ページ目に入らない状態

段階3は、Googleがサイトを業種と地域名の検索の候補に入れたうえで、ほかのページのほうが探している人の役に立つと判断している状態です。Googleは関連性が高く品質が高いと判断したページから順に並べるので、2ページ目以降にある理由は一つには特定できませんが、1ページ目のページとの差が手がかりになります。

足りないものの見当は、1ページ目に何が並んでいるかでつきます。同業の店のサイトが並ぶのか、店をまとめて紹介するポータルサイトが並ぶのか、地域名の入った記事が並ぶのかで、検索した人が求めているものと、自社のサイトに足すものが変わります。

業種と地域名の検索結果の1ページ目に、地図の枠、ポータルサイト、同業のサイトが並び、自社のサイトが2ページ目にある様子の図

段階3のままでは、1ページ目で比べて問い合わせ先を決めた人に、自社のサイトは見られません。

段階ごとに自分でやる最初の一手

段階ごとの最初の一手は、段階1がGoogleへの登録の確認とリクエスト、段階2がタイトルと見出しの書き直し、段階3が1ページ目のページとの見比べです。段階1のままページや記事を書き足しても、Googleに登録されるまでは検索結果に出ないので、自分の段階の一手から始めます。

段階1でやる登録の確認とリクエスト

Search Consoleは、サイトが検索でどう扱われているかを確かめられる、Googleの無料のツールです。サイトを登録すると、ページごとにGoogleに登録されているかを確かめ、登録を頼めます。

1
STEP
プロパティの追加

Search Consoleにログインし、プロパティ選択プルダウンから「+ プロパティを追加」を選んで、自社のドメインかURLを入れます。サイトの所有者であることの確認は、ドメインで追加した場合はドメインの管理画面での設定(DNSレコード)で行い、URLで追加した場合はサイトへのHTMLファイルの設置などで行います。サイトの管理を制作会社に任せているなら、この確認だけを頼むと早いでしょう。

2
STEP
URL検査

画面上部の検査検索バーに、トップページのURLを入れます。

3
STEP
結果の確認

「URL は Google に登録されています」と出れば、登録済みです。「URL が Google に登録されていません」と出たら、まず結果の画面の理由を開いて原因を確かめ、原因があれば直してから、次の手順に進みます。

4
STEP
登録のリクエスト

結果の画面で「インデックス登録をリクエスト」を押します。リクエストできる数には1日あたりの上限があるため、トップページと主なサービスのページから頼みます。

リクエストしても、すぐに検索結果に出るとは限りません。登録までには数日から数週間かかることがあり、登録されないこともあります。リクエストは1回で足り、同じURLを何度送っても早くはなりません。

(参考:URL の再クロールを Google にリクエストする(Google 検索セントラル))

登録を待つ間に、Googleビジネスプロフィールに店を登録すると、サイトが検索に出る前から、Google検索とGoogleマップで店を見つけてもらえるようになります。登録は無料で、「Google にビジネス情報を追加」を選んで店の情報を入れ、オーナー確認(店の運営者であることをGoogleに示す手続き)を済ませる流れです。

登録できるのは、Googleの条件に合う事業に限られます。地図に店を出す手順は、中小企業のローカルSEOの記事にまとめました。

段階2でやるタイトルと見出しの書き直し

段階2では、検索してほしい言葉がページのタイトルと見出しに入っているかを確かめ、入っていなければ書き直します。タイトルは、検索結果の見出しやブラウザのタブに出る文字です。見出しは、ページの中で大きな文字になっている行を指します。確かめる言葉は次の3つです。

  • 地域名:市や町の名前が、タイトルか最初の見出しに入っている
  • 業種:お客様が検索で使う呼び方が、タイトルと見出しに入っている
  • サービス名:主なサービスごとに、そのサービス名をタイトルにしたページがある

WordPressなどで作ったサイトなら、ページの編集画面でタイトルを書き換えられることが多いはずです。制作会社に頼む場合も、ページごとに入れたい言葉を決めてから伝えると、やり取りが少なく済みます。書き直したページは、URL検査で登録のリクエストを送ります。

上位に出すために市町村名をずらりと並べると、Googleのスパムに関するポリシーでキーワードの乱用に当たります。地域名は、店の場所と対応する範囲が伝われば十分です。言葉を入れる場所と順番は、ホームページのキーワードの記事で詳しく紹介しています。

(参考:Google 検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル))

どの言葉をどのページに入れるか、自分では決めきれませんか

当社のSEO対策では、2か月目からページの修正を行い、書き直した結果を毎月の報告で見直します。彦根市とその周辺は訪問し、県外はオンラインで対応します。

段階3でやる1ページ目のページとの見比べ

段階3では、まずSearch Consoleで、狙う言葉の平均掲載順位を確かめます。検索パフォーマンス レポートの「クエリ」タブで業種と地域名の言葉を探し、「平均掲載順位」の指標を選ぶと、選んだ期間にその言葉で表示されたときの平均の順位が分かります(実際の順位は、検索する場所や人によって変わります)。

次に見るのは、1ページ目に多いページの種類です。種類ごとの最初の一手は、次の表のとおりです。

1ページ目に多いページ

最初の一手

同業の店や会社のサイト

上位のページにあって自社のページに無い情報を書き出し、自社のページに足す

ポータルサイトや比較サイト

店のサイトが入れる枠が少ないため、地図の枠に出るGoogleビジネスプロフィールの情報を先に整える

地域名の入った記事

業種と地域名で探す人の疑問に答える記事を、自社のサイトに増やす

上位のページと見比べるときは、料金、対応する地域、施工や施術の例、よくある質問のように、お客様が問い合わせの前に知りたい情報が載っているかを見ます。

業種と地域名で探す人に向けた記事を、書き続ける時間が取れませんか

IKKI-Plusでは、どのキーワードで何を書くかというブログの設計を当社の代表が行い、記事を毎日公開します。成果は毎月、検索からのアクセスの数字で報告します。

次の手が決まらないときは結果を持って相談

一手を打っても段階が変わらないときや、表を書いても段階が分からないときは、書き込んだ結果を持って相談するほうが早く進みます。

相談する前に、まず1週間以上空けてから同じ3通りの検索をもう一度行い、日付を添えて表に書き込みます。Googleが登録や書き直しを反映するまでには時間がかかるので、数日で判断すると、反映を待たずに次の作業を重ねることになります。段階が進んでいれば、次の段階の一手に移ってください。

数週間たっても段階が変わらない場合に、相談の前に用意しておくものは次の4つです。

  • 3通りの検索の結果を書き込んだ表
  • site:で検索した結果の画面
  • URL検査の結果の画面
  • 検索で見つけてほしい言葉と、そのページのURL

表があれば今の段階が、URL検査の画面があれば登録を妨げている設定の有無が、見つけてほしい言葉があればどのページから直すかが、相談の場で確かめられます。

自分のサイトがどの段階かを確かめて、段階ごとの最初の一手を打つところまでは、この記事の手順で自分でできます。確かめても次の手が決まらない場合は、合同会社Writers-hubのSEO対策(月額20万円〜・税別・6か月〜)で、1か月目に現状の分析と設計、2か月目からページの修正を行い、毎月報告します。Googleビジネスプロフィールの整備についての相談も、SEO対策の範囲です。

記事を増やして検索からの入り口を広げる場合は、IKKI-Plus(月額10万円〜・税別・3か月〜)で、ブログの設計を当社の代表が行い、記事を毎日公開します。

3通りの検索の表を書いても、次の一手が決まりませんか

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この記事を書いた人

米山拓真

米山拓真

合同会社Writers-hub 代表社員

滋賀県立大学工学研究科の修士課程を修了後、大手制作会社の編集部を経て2019年にWebライターとして独立。2020年に記事制作を手順化した「ハブ式SEOライティングメソッド」を開発し、これまでに200人以上のライターを育成しました。2022年3月に合同会社Writers-hubを設立し、会社として累計8,000記事以上のSEO記事制作に携わっています。2024年にAIライティングシステム「一気通貫Pro」、2025年から書き手の文体を再現するAI編集者「Edico」を開発。このブログでは、クライアント案件と自社サイトで実際に試したことを書いています。

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